*スキット
Name Change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「アリシアってさ、珍しい戦い方するよね」
「え?そう??」
「そうよ。剣両手に持ってぶん回すやつ、あんたくらいよ」
「そうですね…お城でも見たことないです」
「まぁ……珍しいかもしれないけど」
「それ…お父さんの影響、とか?」
「そだよ、お父様が戦ってる姿がかっこよくてさ、無理言って教えてもらったの」
「ふーん、あのアリシア大好きな父親がねぇ」
「腕、疲れないんです?」
「ん?んー、もう慣れちゃったしねぇ。逆に、今片手だけでやれって言われる方が無理あるかなぁ」
「へぇ……なんか、すごいね!」
「ですね!それに、アリシアは魔術も使えますし、前衛も後衛も出来るのが凄いです!」
「この子の専売特権よね。でも、前衛で突っ込まれるのも、後衛で制御不能な魔術使われんのも困るのよね。もー少しどうにかなんないの?」
「えぇ……そう言われても、なぁ……魔術の制御は私がしたくなくてしてないわけじゃないし、前衛は突っ込むのが基本じゃん」
「リタは突っ込むと、毎回怪我して戻って来るからそう言ってるんじゃないかな…」
「そうゆうこと。怪我しないって言うなら文句言わないわよ」
「うはぁ……むちゃくちゃだなぁ……戦闘に怪我は付き物だと思うけどなぁ」
「……あんたもユーリと同じ思考なわけね……」
「えぇ!?そんなことないよ!?」
「えっと……アリシアは、目の前に敵がいたらどうします?」
「?ぶっ飛ばすに決まってるよ?」
「…………ユーリとリタとジュディスと同じなんだね……」
「え??えぇ!?いやいやいやいや!そんなことないって!」
「はぁ……まぁいいわ、さっさと行かないと、置いてかれるわよ」
「あっ!リタ!!」
「ちょっとぉ!置いてかないでー!」
〜カロル、リタ、エステル退場〜
「……『すごい』か……でも、お父様には、まだまだ全然、追いつけそうにないなぁ……」