第3章
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〜捜索〜
「……なぁ、ノール港にいんだよな?」
『ユーリ』は『ジュディス』の方を向いてそう聞く
「えぇ、そうよ」
「悪ぃ、明日朝一で連れてってくんねぇか?」
「もちろん構わないわ。でも、一人で行く気なのかしら?」
そう『ジュディス』が聞けば『ユーリ』はうなだれる
どうやらそのつもりのようだ
「…みんなで行こう、ユーリ。僕らだって気になる」
うなだれる彼に『フレン』はそう言い聞かせる
「そうだよ、ユーリ!」
それに同意するように『カロル』は言う
「エステルが行くならあたしも行くわ」
先程まで少し泣いていた『リタ』はいつの間にか泣き止んでいる
「もちろん、私も行きます!レイヴンも行きますよね?」
『エステル』は力強くそう言うと、ざんばらな髪をした中年の男…『レイヴン』に聞く
「みんなが行くならおっさん達も行くわよ。ね?パティちゃん」
「じゃの、うちも行くのじゃ!」
『レイヴン』の答えに『パティ』も賛同する
「…そうだな、みんなで行こう」
ーーーーーーーー
「うっわぁ……!!!すごいっ!ユーリっ!すごいよ!!」
外に出れば、真っ黒な空に沢山の小さな光が瞬いている
これが『星』なのか……
魔界の真っ黒な空とは違う
真っ黒なのにキラキラしているのだ
「あんまりはしゃぐなっての、すぐまたバテちまうぜ?」
少し苦笑いしながらユーリはそう言ってくる
それでもすごく楽しいのだ
『こちらの』世界を見るのが
ワクワクしてしまうのだ
嬉しくて嬉しくて堪らないんだ
ユーリとこうして、色んなものを見られる時間が
「さてと、おじょーさま?」
「わっ!!」
空に見とれていると、急にお姫様抱っこされた
昼間に急にはやめてって言ったのに……
「なぁ、もう少し近く行ってみねぇか?」
「え?でもそんなに高く飛べるの?」
首に手を回しつつユーリに聞く
「バーカ、オレを誰だと思ってんだよ、そんくらい任せとけっての」
ニヤッと笑うと、バサッと音がした
普段はあまり使うことのない羽根
魔族には大抵の者が持ってるものの一つだ
稀に私やエステルのように羽根を持たないものもいるが……
「ちゃんと掴まっててくれよ?」
「うんっ!」
私の返事を合図に空へ飛びあがる
こうやってユーリと飛ぶのはラゴウの元から帰ってきた時以来だろう
数分しない間に、雲の上に出ていた
ここは、エアルよりもマナの方が多い気がする
「うわぁ……こんなに高いところに来ても、まだまだ遠くにあるよ…!」
星に手を伸ばしながら言う
「だな…結構来たと思ったんだがなぁ…」
「でも…すごく綺麗……」
思わずその光の美しさに見とれてしまう
本の中でしか知らなかった世界
それが目の前に広がっている
本の中の世界をユーリと二人で見ている
嬉しくて嬉しくて、心臓が高鳴る
それは、ユーリも同じらしくて、彼も空をじっと見つめている
「…ね、ユーリ?」
「…ん?どうした?」
私が呼べばすぐに私の方を見てくれる
「…大好きっ!」
最っ高の笑顔を見る浮かべてユーリに言う
「っ!//アリシア、愛してるよ。…オレ的にゃこの空よりもお前の方が綺麗だよ」
少し恥ずかしそうに、照れながらユーリは言ってきてくれる
「ふふっ、魔界にもこのくらい綺麗なところがあれば良かったのに…」
ちょっと残念そうに言うと、不思議そうな顔をして聞いてきた
「なんでだ?」
「だって…こんなに綺麗なとこで式挙げられたら最っ高じゃん//」
恥ずかしいけど、ユーリから顔を背けずに言う
すると、ユーリはちょっと驚いたけどすぐに笑顔になる
「んじゃあ、やり直すか?ここで」
ちょっと冗談混じりにユーリは聞いてくる
「こ、ここでは危ないよ…?」
苦笑いしながら言うと、それもそうだなっと笑いながら言ってくる
自然とユーリにしがみつく腕の力が強くなる
…会えてよかった
一緒にいられて良かった
ユーリと過ごせる時間が、一番幸せだ
「さてと、そろそろ降りるとしますかね」
「ん、そうだねっ!」
そう言って、ゆっくりと下へ降りていく
少し名残惜しいのはユーリも同じなんだろうなぁ…
ー翌日ー
朝早く、ノール港で昨日仲間達が見かけた二人を探しに来た
「居ないわねぇ…もうどっか行っちゃったのかね…」
ふぅ…っと息をつきながら『レイヴン』が言う
一足遅かったか……
「でも、何処に行ったんだろ…」
「…まさか、トルビキア大陸に渡ったのか…?」
「無理では無いと思うわ」
『ユーリ』の問に『ジュディス』が答える
「じゃあ行ってみるのじゃ」
「えぇ、そうしましょう!」
ーーーーーーーー
「こっちの方が活気があるね!」
ニコニコと笑いながらユーリに言う
昨日いた港町よりも、こちらはとっても活気があって賑やかだ
「だな、はぐれねぇようにちゃんと手、繋いでてくれよな?」
「大丈夫っ!離す気がないもんっ!」
そう言って左手に力を入れる
「ん、知ってたよ」
ニコッとユーリが笑って言ってくる
私といる時間を邪魔されないのが相当嬉しいということがよくわかる
いつもこれくらい機嫌良ければ楽だろうなぁ……
「っ!!…アリシア…っ!!」
「ふぇ!?」
突然後ろの方から呼ばれた気がして振り返ると、そこにはもう一人、ユーリがいた
「え、あ…えっ!?」
キョロキョロっと隣に居るユーリと見比べてしまう
顔立ちも、私を呼ぶ声も全く同じなのだ
「アリシア…ここ離れるぜ?」
耳元で囁かれてはっとして隣にいるユーリを見る
そう、私の知ってるユーリは『こっち』だ
コクンっと頷いて、反対方向へ向かう
……ごめんなさい、『この』世界のユーリ……
心の中でそう謝った
ーーーーーーーー
トリム港についてしばらく探すと、案の定探していた人物は見つかった
『黒衣の断罪者』の服を着た《オレ》、そしてその隣には………
「っ!!アリシア…っ!」
名前を呼べばビクッと肩を震わせて、クルッと振り返る
その顔は、間違うことのないほど居なくなった彼女に似ていて
帰ってきたのかと思うほどそっくりで
なんて声をかけて言えばいいのかわからず躊躇していると、隣にいた《オレ》が彼女の手を引いて行ってしまった
「っ!!!」
追いかけようとしたが、足が動かなかった
「…あれ、完っ全に逃げたわよ」
『リタ』が少し怒り気味に言う
「…追いかけてみよう」
珍しく『フレン』がそう言い出す
それにみんな賛同して、二人のあとを追いかけた
ーーーーーーー
「ふぁ……びっくりしたぁ……まさか声かけられるなんて………」
額に滲んだ汗を拭きながらチラッと振り返る
港町からだいぶ離れた
多分追ってきてはいないはず…
「にしても……そっくりさんが…勢揃い……しやがって…」
珍しく息を切らせながらユーリは言う
それもそうだ
ラピードのそっくりがいる以上、匂いで何処に行ったかはすぐにバレてしまう
だから、バレないようにと精霊術で匂いを消しながら逃げたが、マナが薄いこの世界ではずっと使い続けるのには無理がある
……それでも使えちゃうのがユーリなんだけど……
本当は飛んだ方が楽なのだろうが、この時間は目立つ
だから仕方ないのだ
でも、そろそろ本気でユーリが倒れそうだ
「もう大丈夫じゃないかな?そんなに無理したらユーリが倒れちゃう…」
「…そうかも…しんねぇけど……」
「…ユーリがここで倒れたら、だーれが私守ってくれるのさ…」
ムスッとして言うと、ピクッと肩が動いて今まで発動していた陣が消えた
「…それもそうだな…」
悪ぃ…とバツの悪そうな声で言ってくる
ニコッと笑って彼の頭を撫でる
「ユーリは私のためにやってくれてるって知ってるよ
でも、それでユーリが倒れちゃったら本末転倒だもん、だからほどほどに、ね?」
優しく言うと嬉しそうに口角をあげる
本当にユーリも単純なんだから…と、心の中で苦笑いする
「にしても、この辺はちと暗いな」
「あれかな?『雨』ってやつが降るのかな?」
ちょっとワクワクして言う
魔界も一応降るには降るが、降ってくるのは水じゃない(因みに、何が降るかは内緒)
それに、マナでほぼなんでも作り出せる魔界では、ほとんど無意味だから、王都では大抵降る前に誰が消し去ってしまう
だから、少し楽しみなのだ
「なーんでちょっと楽しそうなんだよ…」
「だって、空から水が降ってくるんだよ!すごいじゃん!」
目をキラキラさせていると、少し呆れ気味にため息をつかれた
「ほら、さっきの奴らに追いつかれる前に次の街に行くぜ?」
私の手を握っている手に少し力を入れてユーリは言う
「りょーかいっ!」
一度握っていた手を緩めて、もう一度握り直す
…重ねるだけじゃなくて、今度は恋人繋ぎにして
嬉しそうに目を細めるユーリと一緒に、少し駆け足で次の街へ向かった
「……なぁ、ノール港にいんだよな?」
『ユーリ』は『ジュディス』の方を向いてそう聞く
「えぇ、そうよ」
「悪ぃ、明日朝一で連れてってくんねぇか?」
「もちろん構わないわ。でも、一人で行く気なのかしら?」
そう『ジュディス』が聞けば『ユーリ』はうなだれる
どうやらそのつもりのようだ
「…みんなで行こう、ユーリ。僕らだって気になる」
うなだれる彼に『フレン』はそう言い聞かせる
「そうだよ、ユーリ!」
それに同意するように『カロル』は言う
「エステルが行くならあたしも行くわ」
先程まで少し泣いていた『リタ』はいつの間にか泣き止んでいる
「もちろん、私も行きます!レイヴンも行きますよね?」
『エステル』は力強くそう言うと、ざんばらな髪をした中年の男…『レイヴン』に聞く
「みんなが行くならおっさん達も行くわよ。ね?パティちゃん」
「じゃの、うちも行くのじゃ!」
『レイヴン』の答えに『パティ』も賛同する
「…そうだな、みんなで行こう」
ーーーーーーーー
「うっわぁ……!!!すごいっ!ユーリっ!すごいよ!!」
外に出れば、真っ黒な空に沢山の小さな光が瞬いている
これが『星』なのか……
魔界の真っ黒な空とは違う
真っ黒なのにキラキラしているのだ
「あんまりはしゃぐなっての、すぐまたバテちまうぜ?」
少し苦笑いしながらユーリはそう言ってくる
それでもすごく楽しいのだ
『こちらの』世界を見るのが
ワクワクしてしまうのだ
嬉しくて嬉しくて堪らないんだ
ユーリとこうして、色んなものを見られる時間が
「さてと、おじょーさま?」
「わっ!!」
空に見とれていると、急にお姫様抱っこされた
昼間に急にはやめてって言ったのに……
「なぁ、もう少し近く行ってみねぇか?」
「え?でもそんなに高く飛べるの?」
首に手を回しつつユーリに聞く
「バーカ、オレを誰だと思ってんだよ、そんくらい任せとけっての」
ニヤッと笑うと、バサッと音がした
普段はあまり使うことのない羽根
魔族には大抵の者が持ってるものの一つだ
稀に私やエステルのように羽根を持たないものもいるが……
「ちゃんと掴まっててくれよ?」
「うんっ!」
私の返事を合図に空へ飛びあがる
こうやってユーリと飛ぶのはラゴウの元から帰ってきた時以来だろう
数分しない間に、雲の上に出ていた
ここは、エアルよりもマナの方が多い気がする
「うわぁ……こんなに高いところに来ても、まだまだ遠くにあるよ…!」
星に手を伸ばしながら言う
「だな…結構来たと思ったんだがなぁ…」
「でも…すごく綺麗……」
思わずその光の美しさに見とれてしまう
本の中でしか知らなかった世界
それが目の前に広がっている
本の中の世界をユーリと二人で見ている
嬉しくて嬉しくて、心臓が高鳴る
それは、ユーリも同じらしくて、彼も空をじっと見つめている
「…ね、ユーリ?」
「…ん?どうした?」
私が呼べばすぐに私の方を見てくれる
「…大好きっ!」
最っ高の笑顔を見る浮かべてユーリに言う
「っ!//アリシア、愛してるよ。…オレ的にゃこの空よりもお前の方が綺麗だよ」
少し恥ずかしそうに、照れながらユーリは言ってきてくれる
「ふふっ、魔界にもこのくらい綺麗なところがあれば良かったのに…」
ちょっと残念そうに言うと、不思議そうな顔をして聞いてきた
「なんでだ?」
「だって…こんなに綺麗なとこで式挙げられたら最っ高じゃん//」
恥ずかしいけど、ユーリから顔を背けずに言う
すると、ユーリはちょっと驚いたけどすぐに笑顔になる
「んじゃあ、やり直すか?ここで」
ちょっと冗談混じりにユーリは聞いてくる
「こ、ここでは危ないよ…?」
苦笑いしながら言うと、それもそうだなっと笑いながら言ってくる
自然とユーリにしがみつく腕の力が強くなる
…会えてよかった
一緒にいられて良かった
ユーリと過ごせる時間が、一番幸せだ
「さてと、そろそろ降りるとしますかね」
「ん、そうだねっ!」
そう言って、ゆっくりと下へ降りていく
少し名残惜しいのはユーリも同じなんだろうなぁ…
ー翌日ー
朝早く、ノール港で昨日仲間達が見かけた二人を探しに来た
「居ないわねぇ…もうどっか行っちゃったのかね…」
ふぅ…っと息をつきながら『レイヴン』が言う
一足遅かったか……
「でも、何処に行ったんだろ…」
「…まさか、トルビキア大陸に渡ったのか…?」
「無理では無いと思うわ」
『ユーリ』の問に『ジュディス』が答える
「じゃあ行ってみるのじゃ」
「えぇ、そうしましょう!」
ーーーーーーーー
「こっちの方が活気があるね!」
ニコニコと笑いながらユーリに言う
昨日いた港町よりも、こちらはとっても活気があって賑やかだ
「だな、はぐれねぇようにちゃんと手、繋いでてくれよな?」
「大丈夫っ!離す気がないもんっ!」
そう言って左手に力を入れる
「ん、知ってたよ」
ニコッとユーリが笑って言ってくる
私といる時間を邪魔されないのが相当嬉しいということがよくわかる
いつもこれくらい機嫌良ければ楽だろうなぁ……
「っ!!…アリシア…っ!!」
「ふぇ!?」
突然後ろの方から呼ばれた気がして振り返ると、そこにはもう一人、ユーリがいた
「え、あ…えっ!?」
キョロキョロっと隣に居るユーリと見比べてしまう
顔立ちも、私を呼ぶ声も全く同じなのだ
「アリシア…ここ離れるぜ?」
耳元で囁かれてはっとして隣にいるユーリを見る
そう、私の知ってるユーリは『こっち』だ
コクンっと頷いて、反対方向へ向かう
……ごめんなさい、『この』世界のユーリ……
心の中でそう謝った
ーーーーーーーー
トリム港についてしばらく探すと、案の定探していた人物は見つかった
『黒衣の断罪者』の服を着た《オレ》、そしてその隣には………
「っ!!アリシア…っ!」
名前を呼べばビクッと肩を震わせて、クルッと振り返る
その顔は、間違うことのないほど居なくなった彼女に似ていて
帰ってきたのかと思うほどそっくりで
なんて声をかけて言えばいいのかわからず躊躇していると、隣にいた《オレ》が彼女の手を引いて行ってしまった
「っ!!!」
追いかけようとしたが、足が動かなかった
「…あれ、完っ全に逃げたわよ」
『リタ』が少し怒り気味に言う
「…追いかけてみよう」
珍しく『フレン』がそう言い出す
それにみんな賛同して、二人のあとを追いかけた
ーーーーーーー
「ふぁ……びっくりしたぁ……まさか声かけられるなんて………」
額に滲んだ汗を拭きながらチラッと振り返る
港町からだいぶ離れた
多分追ってきてはいないはず…
「にしても……そっくりさんが…勢揃い……しやがって…」
珍しく息を切らせながらユーリは言う
それもそうだ
ラピードのそっくりがいる以上、匂いで何処に行ったかはすぐにバレてしまう
だから、バレないようにと精霊術で匂いを消しながら逃げたが、マナが薄いこの世界ではずっと使い続けるのには無理がある
……それでも使えちゃうのがユーリなんだけど……
本当は飛んだ方が楽なのだろうが、この時間は目立つ
だから仕方ないのだ
でも、そろそろ本気でユーリが倒れそうだ
「もう大丈夫じゃないかな?そんなに無理したらユーリが倒れちゃう…」
「…そうかも…しんねぇけど……」
「…ユーリがここで倒れたら、だーれが私守ってくれるのさ…」
ムスッとして言うと、ピクッと肩が動いて今まで発動していた陣が消えた
「…それもそうだな…」
悪ぃ…とバツの悪そうな声で言ってくる
ニコッと笑って彼の頭を撫でる
「ユーリは私のためにやってくれてるって知ってるよ
でも、それでユーリが倒れちゃったら本末転倒だもん、だからほどほどに、ね?」
優しく言うと嬉しそうに口角をあげる
本当にユーリも単純なんだから…と、心の中で苦笑いする
「にしても、この辺はちと暗いな」
「あれかな?『雨』ってやつが降るのかな?」
ちょっとワクワクして言う
魔界も一応降るには降るが、降ってくるのは水じゃない(因みに、何が降るかは内緒)
それに、マナでほぼなんでも作り出せる魔界では、ほとんど無意味だから、王都では大抵降る前に誰が消し去ってしまう
だから、少し楽しみなのだ
「なーんでちょっと楽しそうなんだよ…」
「だって、空から水が降ってくるんだよ!すごいじゃん!」
目をキラキラさせていると、少し呆れ気味にため息をつかれた
「ほら、さっきの奴らに追いつかれる前に次の街に行くぜ?」
私の手を握っている手に少し力を入れてユーリは言う
「りょーかいっ!」
一度握っていた手を緩めて、もう一度握り直す
…重ねるだけじゃなくて、今度は恋人繋ぎにして
嬉しそうに目を細めるユーリと一緒に、少し駆け足で次の街へ向かった