ひとりごと
・*.°
2026/01/31 21:29あくすや?
回想だよ(*'ω'*)
おじいちゃんと孫?
回想だよ(*'ω'*)
おじいちゃんと孫?
+°
『レオくん、これなーに?』
壁の穴からやって来た姫はソファーに座り、絡まった髪を、当たり前のようにレオナールへ預けていた。レオナールは姫の柔らかくて軽い髪の束を掬っては毛先から優しく撫でていく。櫛を通して絡まりに当たる度、細い髪を傷つけないよう少しずつ解いていった。暇を持て余す姫は今日あった出来事や明日の食堂の日替わりメニューの予想など、話題が尽きない。『そうだね。そうなんだ』と相槌を打つ度に、手鏡に写る姫の顔が嬉しそうに綻ぶ。そんな姫がふと指差した先には、テーブルの上に置いていた白い包装の四角い箱。レオナールは姫が訪れる前に箱を一度開けていたのだが、中身を見た後、リボンまで結んでラッピングを元に戻していた。
『昨日招待された結婚式の引き出物だよ。開けてごらん』
藤色の髪が、手元からスルッと滑り落ちる。姫はガサゴソと音を立てて包装を剥がすと、そっと蓋を開け、箱の中を覗き込んだ。
『……わぁ……、すごいね……キラキラですっごく綺麗で可愛い!お花が本物みたい!!』
蓋を持ったままレオナールに振り返った姫は、嬉しそうに星の瞳を瞬かせる。レオナールもまた、つられるように微笑んだ。
『こんなに綺麗だと食べちゃうのもったいないね』
『そうだね。でもせっかくだから、みんなでお食べ』
レオナールは姫から蓋を取り上げて、再び仕舞う。『リボンはどうする?』と言う問いかけに、姫はふるふると首を横に振った。
『レオくんは食べないの?』
『私はいいんだよ。女の子は、こういうの好きなんじゃないかな?』
『大好きだよ!』
『持ってお行き』
『……うんっ。ありがとう、レオくん!』
まだ髪は梳かしきれていないのに、姫は両手でしっかりと箱を持ち上げてパタパタと部屋を出て行ってしまった。それでも、食べ終わってしまえば、また戻ってくる気がする。甘いものを食べたなら、しょっぱいものが食べたくなるはずだ。今の内に準備をしておこうと、レオナールも腰を上げた。
『レオくん、これなーに?』
壁の穴からやって来た姫はソファーに座り、絡まった髪を、当たり前のようにレオナールへ預けていた。レオナールは姫の柔らかくて軽い髪の束を掬っては毛先から優しく撫でていく。櫛を通して絡まりに当たる度、細い髪を傷つけないよう少しずつ解いていった。暇を持て余す姫は今日あった出来事や明日の食堂の日替わりメニューの予想など、話題が尽きない。『そうだね。そうなんだ』と相槌を打つ度に、手鏡に写る姫の顔が嬉しそうに綻ぶ。そんな姫がふと指差した先には、テーブルの上に置いていた白い包装の四角い箱。レオナールは姫が訪れる前に箱を一度開けていたのだが、中身を見た後、リボンまで結んでラッピングを元に戻していた。
『昨日招待された結婚式の引き出物だよ。開けてごらん』
藤色の髪が、手元からスルッと滑り落ちる。姫はガサゴソと音を立てて包装を剥がすと、そっと蓋を開け、箱の中を覗き込んだ。
『……わぁ……、すごいね……キラキラですっごく綺麗で可愛い!お花が本物みたい!!』
蓋を持ったままレオナールに振り返った姫は、嬉しそうに星の瞳を瞬かせる。レオナールもまた、つられるように微笑んだ。
『こんなに綺麗だと食べちゃうのもったいないね』
『そうだね。でもせっかくだから、みんなでお食べ』
レオナールは姫から蓋を取り上げて、再び仕舞う。『リボンはどうする?』と言う問いかけに、姫はふるふると首を横に振った。
『レオくんは食べないの?』
『私はいいんだよ。女の子は、こういうの好きなんじゃないかな?』
『大好きだよ!』
『持ってお行き』
『……うんっ。ありがとう、レオくん!』
まだ髪は梳かしきれていないのに、姫は両手でしっかりと箱を持ち上げてパタパタと部屋を出て行ってしまった。それでも、食べ終わってしまえば、また戻ってくる気がする。甘いものを食べたなら、しょっぱいものが食べたくなるはずだ。今の内に準備をしておこうと、レオナールも腰を上げた。
