ひとりごと

お粥

2026/01/31 09:49
笑った(*´꒳`*)ww

師匠!5時間も起きてちゃだめ!
死んじゃう!!!(事実))

カードを暫く眺めたあと、写真を表にテーブルへ置き、結ばれたリボンをスルリと解く。外側の紙を綺麗に剥がして蓋を持ち上げると、ふんわりと甘い香りが広がった。淡い茶色の層が幾重にも重なる美しい円形のケーキ――バウムクーヘン。表面に散りばめられた控えめに煌めく砂糖の粒と、真ん中の窪みにはマジパンでできた薔薇が二輪、咲いていた。写真にある花嫁のブーケと同じ、白と、ほんのり淡いピンク色。花びらの一枚一枚がとても丁寧に形作られ、繊細な造形美に作り手のこだわりを感じさせる。睡魔は「おぉー」と声をあげ、ケーキを覗き込んだ。

「何とも、幸せが詰まった一品だ」
「……そうだな。私も最初見た時は感動したよ」
「姫もたいそう喜んだろうに」
「うん、目をキラキラさせて持って行った」
「そうだろ、そうだろう。――……ん?」
「……え?」

 バウムクーヘンに注がれていた睡魔の視線が、包丁を片手に対面へ座ったレオナールへと移される。あくむーと同じ翠色の眸には困惑した自分の表情が映り、二、三度の瞬きの後、睡魔は再び口を開いた。

「お前さん……」
「な、なに? 何だよ」
「お前さん、姫に箱ごと渡したのだろう?」
「……? うん」
「…………」
「…………?」

 こちらを見つめていたのかと思いきや、今度は腕を組み、目を瞑る。口元に手を当ててうんうんと唸る姿が、昨夜観たドラマのワンシーンと重なる。ひとりで脳内推理を始める探偵の姿だ。一分くらいだろうか、閃きの『ピーン』という音が聞こえてきそうな具合に開眼した睡魔は、次の瞬間にはいつもの寝ぼけまなこでニヤニヤとこちらを見やった。
 
「気持ち悪い顔するなよ」
「さて、気持ち悪いのは俺かお前か」
「はぁ?」
 
 睡魔の言葉の意図が分からず、レオナールは怪訝に顔を顰めた。
 

コメント

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  • まんまる (非ログイン)2026/01/31 13:46

    わー続きっありがとうございます!
    バウムクーヘンの箱を開ける描写がキラキラで素敵です〜
    2人が会話している様子が可愛くて☺️☺️にやにやしちゃいます
    (はいっわたしも気持ち悪い顔してます)
    続きが楽しみすぎます!!!

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    • ちよがみ2026/01/31 16:40

      ありがとうございます~+°バウムクーヘン甘そー!と思いながら…🤭自分ならブラックコーヒーが必要。ふたりは何を飲むと思いますか…?お茶?紅茶?コーヒー??うーむ🤔
      ふたりが会話してるだけで嬉しいですよね~‼︎‼︎🧸♡

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    • まんまる (非ログイン)2026/01/31 18:36

      私も甘いものには珈琲派です。
      302夜で☕️は眠気覚まして体が楽になる事を知ったので、仕事の時は🐐さんにお願いして淹れてもらってると良いな。めんどくさそうな顔をされたら、なら仕方ない、少年に頼んでこようって言ったらいいな☺️

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    • まんまる (非ログイン)2026/01/31 18:46

      🥛

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    • ちよがみ2026/01/31 20:33

      「待て!私が淹れる!!」
      なんだかきゅうけつきくんに仕事を押し付けているような気がしてSTOPかける🐐がみえますʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ+°

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    • ちよがみ2026/01/31 20:34

      🥛!!
      🥛!!!
      🥛!!?!

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