ひとりごと

どんどこ

2026/01/27 21:40
投下される妄想がストーリーを作ります(*´∇`*)笑々" 不揃いバウムのくろちゃんここにきて合致しちゃうのおもしろすぎて運命感じてしまう( ´w`)y━・~~

バウムクーヘンエンドだったら睡魔からもぎ取って不揃いになったバウムクーヘンを食べることができる(?)

今日も食べよう◎
 
「――で、なんで此処にいる」
 
 自室に入るなりレオナールは呆れ声で言った。ソファーでシーツを被り隠れているが、気配で分かる。今日は睡魔だ。示し合わせているかのように日替わりでやってくる客人達はひとりの時もあればふたり揃っている時もある。本来であれば無人のはずの部屋に人がいる事に、随分と慣れてしまった。ドアに掛けている不在の札も、鍵も、二人に対してはまるで意味をなしていない。律儀にツッコミをいれるのも、そろそろ野暮な気がしてくる。雑にシーツを剥がせば、ヘラヘラとした笑みを浮かべた睡魔が姿をあらわした。
 
「お疲れさん」
「あぁ」
 
 疲れたよ。と、レオナールは凝った首を鳴らす。姫がまた何かを作ろうとしているようで、今日はおばけふろしきの蘇生数が多かった。まぁ、姫の蘇生が無かった分、及第点だろう。自分の疲れなど、どうとでもなる。
 
「疲れた時には甘味が一番」
 
 睡魔は机の上に置いていた引き出物の入った紙袋をわざわざ持ち上げ、ドンッと主張してみせた。見覚えのあるそれに、レオナールは片眉をあげた。
 
「お前、まだ食ってなかったのか」
「今日はこれを持って歩いてたんだが、どいつに渡そうにもタイミングが合わなくてな。でびあくまにやろうと思ったが、丸ごと持たせるより幾つかに分けた方が良いだろう?」
「そうだな。……て、あぁ。そういうことか」
「そういうことだ」
 
 睡魔がなぜ訪れたのか。レオナールは溜め息をひとつ吐くと袖を捲った。シンクで手を洗い、切り分ける為の包丁を準備する。睡魔が鼻歌を歌いながら紙袋から取り出した四角い箱には、真っ白な包装紙と水色のリボンが施されていた。品のあるラッピング。その上には手書きのカードが貼られている。睡魔はカードを開いて目を通していた。レオナールも姫に渡す前に中身を確認していたので何があるのかは知っている。花束を真ん中にふたりで身を寄せ合う幸せそうな写真の下には、花婿の筆跡で『これからもよろしくお願いします』と書かれており、ちらりと伺い見た睡魔の口元は綻んでいた。

コメント

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  • まんまる (非ログイン)2026/01/27 22:57

    👏👏👏👏👏はわ〜続きっっっありがとうございます!!!!美味しいですー!!良い…2人の会話が良い…シーツに隠れてるの可愛すぎますー!

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    • ちよがみ2026/01/27 23:50

      思いつきで隠れさせましたー!お勉強のご心配ありがとうございます‼︎たぶん!明日!結果なのでぇ🫠気を紛らわせている感じです🫠🫠 まんまるさんのイラストも妄想も楽しい息抜きありがたいのですん~(*´人`*)

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