ひとりごと
入手経路は
2024/12/04 16:04恋薬
惚れさせたい黒髪の睡魔。
懐からコロンと転がった瓶がひとつ。手のひらサイズの透明なガラス瓶の中にはピンク色の液体。睡魔はひょいと持ち上げて中身を揺らした。見覚えがある。──よってらっしゃい、みてらっしゃい。城下町でも卸したての魔法薬、気になるあの子に一滴二滴。きっかけなんてなんでもいい。まずは意識させることが大事ってもんさ。この魔法薬の特徴は──…。先日魔王城に来た商人が魔物達を前に自慢げに語っていた『惚れ薬』である。落としたことに気付いていない男の背中に睡魔は声をかけた。
「なんだお前さん、好きな奴でもいるのか」
「!!?!」
慌てて振り向く男の青ざめたような赤面のような器用な顔はどこかで見たことのあるものだった。
休憩が終わりました。
懐からコロンと転がった瓶がひとつ。手のひらサイズの透明なガラス瓶の中にはピンク色の液体。睡魔はひょいと持ち上げて中身を揺らした。見覚えがある。──よってらっしゃい、みてらっしゃい。城下町でも卸したての魔法薬、気になるあの子に一滴二滴。きっかけなんてなんでもいい。まずは意識させることが大事ってもんさ。この魔法薬の特徴は──…。先日魔王城に来た商人が魔物達を前に自慢げに語っていた『惚れ薬』である。落としたことに気付いていない男の背中に睡魔は声をかけた。
「なんだお前さん、好きな奴でもいるのか」
「!!?!」
慌てて振り向く男の青ざめたような赤面のような器用な顔はどこかで見たことのあるものだった。
休憩が終わりました。
