PSYCHOBREAK2
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おじさん、おばさん。
とってもこわいです。
はやくたすけにきてください。
変なおじさんにおいかけられています。
震える手。
小さく白く、まだ発育途中であるその手は破け落ちていた紙切れに走り書きでそう書いた。
長い廊下に設置されているキャビネットの影で体を丸くし怯えている少年は、その紙をなんとか紙飛行機におると周りをキョロキョロしながら窓へと向かう。
どうやら"おじさんとおばさん"にこの紙が届くと思っているらしい
ここはSTEM。そんな幼稚なものは通用しない殺伐とした空間なのだが、少年にはまだそれが理解できないのだ。
しかし、思いに反し窓は固く重かった。
少年の力ではどうにもならないだろう。
『ど、どうしよぉ…』
少年は大きな漆黒の瞳からビー玉のような涙を1粒1粒流した。
まるで絵にかいたような美少年である。
ふぇふぇと、涙を流す小さな少年。
なんと痛ましい光景だろうか。
目尻と鼻を真っ赤にした少年は、ここじゃダメだと廊下を必死に走った。
目指すは前身がすっぽり隠れる場所。
そうでないと"変なおじさん"に捕まってしまうから。
「はぁ…ななし、どこだい!かくれんぼもなかなか楽しいが、僕は早く君を撮りたい!君ほど美しい子供はいないよ!やはり元がいいだけあって子どもの頃も素晴らしいんだね…はぁ、まさに芸術だ!あんなに無垢な表情をして…あの頃は何色にでも染まるからね。さぁて、君の純潔を何色で染めようか?」
少年…いや、ななしは聞こえてき声(しかも息が荒い)に素早く反応する。
なんとしても捕まってはいけない。何をされるか、考えただけでも恐ろしいくらいだ。
いつもの彼であれば"変なおじさん"から逃げることなく、むしろ腕を広げ迎え入れるであろう。
そうして温もりを分かち合い、優しいキスをして幸せを噛み締めたはずだ。
しかし、そうできない理由がある。
第一に、なんの作用が働いたかは甚だ疑問だが今現在ななしの体は縮み、まるで小さな子供のような姿になっているから。
第二に、そんなななしをみつけて"変なおじさん"ことステファノは猛烈に目を輝かせ、とてつもなく鼻息を荒くしたから。
捕まる理由が見つからないどころか、逃げなければならない理由が先に出てきた小さな子供ななし。
あの気持ち悪いくらいの恍惚の笑に見られれば何がなんでも逃げなければならない。
とにかく声とは真逆へ走ったななし。
なるべく足音をたてないで。
途中であの紙切れを落としてしまったが、取りに戻る余裕はなかった。
兎にも角にもいち早く変なステファノおじさんから逃げなければ。
逃げ込めそうな部屋を探して我武者羅に走った。
なんとか開く扉を見つけた。
中はカメラの機材が沢山置いてある。ステファノの自室ではないがここも彼が頻繁に行き来する場所だ。
本当なら彼が来なさそうな場所がよかったが贅沢はいっていられない。
カメラの機材が置かれた机の下、丁度三脚が影になっているその場所に今の小さなななしなら潜り込めるだろう。
すかさず四つん這いで隙間に潜り込み体を小さくしたななし。
物音をたてなければ見つかりっこないと、強い心を持ってゆっくりゆっくり息を付く。
『(ぼく、しんじゃうのかな…すてふぁのさんぼくがちいさくなったから変になっちゃった)』
体は小さくなったものの記憶までは無くなってはいないのが幸いであろうか。
大分幼稚な言動を取るようになってしまったがそれでも意志は大きいななしと変わりない。
だからいつもみたいに『おちつけ』と胸をさすればなんとなく心に余裕がもてた。
このまま早く大人に戻ればいい。
「ななし〜」
『!?』
そんな最中、ガチャリと部屋の扉が開いた。
暗がりの部屋にできた光。光にはステファノの影がくっきり見えた。
コツン、コツンと歩いてくる靴の音がとてもおそろしく、耳を手で塞ぐ。
しかし影はこちらに向かい歩いてくる。
『(…こ、こわいよ……)』
リリーがステファノを怖いと言う心境が、痛いほどによくわかった。こんなくらい場所で恐ろしい笑顔で追いかけられればトラウマにもなるだろう。
「ななし、仮にも恋人なら僕のお願いは聞いてくれないと。それに僕は変なおじさんでもないし、ここには君の叔父も叔母いないだろう?」
ピタリと影が止まる。三脚が連なる隙間からあのインディゴのトラウザーズが見えた。
途端に体に力が入りキュッと目を瞑るななし。
ステファノの口ぶりからして先程ななしがかいた手紙を拾ったのだろうか。
「ここは君と僕しかいない。ほら、怖がる必要は無いよ」
楽しそうにケタケタ笑うステファノはその場から動かない。
どうやらななしが機材の隙間にいる事を知っているらしい。
『(ぼくと…すてふぁのさんだけ…?)』
優しくて柔らかい叔母さんも、よく頭を撫でてくれた叔父さんもいないの?
ステファノの言葉を反芻し、意味を理解したななしは先程など目じゃないくらいに震えだしたのだ。
いないとはどういう事か。
『うっ』
暖かい手や、暖かい料理が無くなるというのは今の小さなななしには受け入れがたく。
考えれば考えるほど涙が溢れ、嗚咽が口から漏れている。
『うっ、やだぁ…』
「おや」
しまいには声を上げとぼとぼと隙間から出てきてしまったのだ。
これにはステファノも些か驚いたようだ。足にしがみつく小さな小さな恋人を抱き上げて落ち着かせるように背を撫でてやる。
「僕が誰だかわかる?」
『すて、ふぁの…さんっ?』
「僕と君の関係はわかる?」
『うん、……こいびと』
「うんうん。じゃぁ、ここがどこかわかる?場所の名前とか」
『…おうち…?ぼくのおうちのちかく?わかんない。ここはどこ?』
「うーん(意識が混濁してるね。容姿同様に言動や思考まで幼稚になってる。これはこれで……なかなか楽しめそうだ)」
『おうち、かえりたいの…』
「そうだね(オブスキュラには会わせない方がいいかな)」
『…うっ、うぇ…ひっ、うぅ』
「泣かないで。そうだ、悲しくなくなるように僕と遊ぼう。楽しいことをすれば悲しさは吹き飛ぶだろうからね。どうだい?」
『…すてふぁのさんとっ、あそぶの?なにして?』
「なにがいいかな?とりあえず僕の部屋に行こう。それから決めよう。時間はたっぷりあるんだから」
『んっ、いく』
グリグリと頭をジャケットに擦り付けるななしの愛らしいこと。
思わずカメラを向けたくなるがななしがしがみついているため叶わず。せめて脳裏にと、擦り寄る幼いななしをガン見するステファノ。
あまりの愛愛しさに右目までも青くギラリと光るが、ななしはそれには気づかない。
「(オブスキュラに撮らせたいくらいだが…あまり怖がらせるのは不本意だからね)」
しばらく歩いてステファノの自室についた。
ベッドにななしを下ろしてやり、ステファノもその隣に腰を下ろしたあと、早速えぐえぐ泣いているななしをカメラに納めている。
泣く子供の姿をにやけた男がカメラで撮る。
なんとも異様な光景であるが、生憎ここにはそれを不謹慎だと咎める者はいなかった。
思いのままシャッターを切るステファノ。しまいには真下からと寝転がってまで撮っている、
かなりおかしな(変態的な)光景だ。
『っ、う、や、やだっ…とらなでよぅ』
「どうして?ほらこっちに視線を向けてくれ!」
『やだよぅ!』
気づかれてしまった。
しかしやめるどころか開き直るステファノ。
泣き腫らした目でじとりとステファノをみつめるななしだが、それはあまりに逆効果であった。
大きく今にもこぼれ落ちそうな瞳に見つめられる。
それだけなのにステファノの体は熱く滾るのだ。
まるで性的興奮を促すような視線(ななしにそんな気は全くない)に加虐心がメラメラ刺激される。
どうにも手を出したくてうずうずしているステファノだが、そんな気も知らずななしは視線をそらすことなく見つめるのだ。
「はぁ…ななし。なかなか挑発的で困るよ。君ほど艶やかな子供はそういない。さて、どうしてあげようか」
『うっ、す、すてふぁのさん?』
ステファノはカメラを一旦ベッドサイドテーブルに置くと、ななしを自分の膝に座らせた。
普段の彼を座らせると見上げる形になるが小さなまま乗せればつむじが良く見える。
細い腰を引き額にキスをするとななしは目を閉じ長いまつげを震わせた。
なにをするの?と言いたげにキスされた額を撫でるななしの手を取り、次はそこにキスをしてやる。
『や、やだっ。くすぐったいの』
「君は小さな頃から敏感だね。この体に僕以外の誰かが触れていたんだと思うて腸が煮えくり返る。だけどもう、僕のものだよななし。ほら、口を開けて」
『う、くち?』
「そう。口。いい子だから開いて」
『ん、あー…、』
「そう、いい子だね」
ぷっくりとふくれた唇が開き、小さな乳歯や舌が顔を覗かせた。
「次は舌を出して」と言うステファノに大人しく舌を伸ばすななし。素直なななしの後頭部をひっつかみ伸ばされていた舌に、ステファノの分厚く熱い舌をからませた。
びっくりしたように肩を揺らしたななしは嫌だとばかりに腰を引くが、子供の力など高が知れている。
あまりに脆弱な抵抗に喉の奥で笑うステファノ。
必死に濃厚な口付けを受け止めるななしはどこか苦しげであった。
『ぁっ、はぁ、はぁ、やっ、やだっ』
「息をしないから苦しいんだよ。鼻で息をしないと」
『できないっ』
「いつも上手くやっているのにね」
『やっ、あ、なにか…あたってるよぅ』
「あぁ、これかい?」
『あぅっ』
腰を揺らせばゴリっとななしの股当たりに何かが当たる。妙な感覚に小さく喘ぐななし。
一挙一動全てが愛らしく、キス一つで既にステファノの陰茎は臨戦態勢になっているのだが。
幼くなってしまったななしにはそれが上手くわからないらしい。
絶え間なく腰をゆすると涙目で『もうやめて』と懇願された。
「じゃぁ、こうしよう。ななし、ベッドから降りてしゃがんでごらん」
『な、なんでぇ』
「ほら」
『んっ』
嫌そうにステファノからおり、言われた通りしゃがんだななし。
すかさずカメラを手に取ったステファノ。
彼はカメラを構えたまま人知れずにやりと笑うと、トラウザーズのチャックを下ろした。
『っ、な、なにこれぇ…』
ボロリと、現れたのは勿論バキバキに勃起した陰茎だ。
「さぁ、先程みたいに舌を出して」
ステファノはにやりと笑った。
とってもこわいです。
はやくたすけにきてください。
変なおじさんにおいかけられています。
震える手。
小さく白く、まだ発育途中であるその手は破け落ちていた紙切れに走り書きでそう書いた。
長い廊下に設置されているキャビネットの影で体を丸くし怯えている少年は、その紙をなんとか紙飛行機におると周りをキョロキョロしながら窓へと向かう。
どうやら"おじさんとおばさん"にこの紙が届くと思っているらしい
ここはSTEM。そんな幼稚なものは通用しない殺伐とした空間なのだが、少年にはまだそれが理解できないのだ。
しかし、思いに反し窓は固く重かった。
少年の力ではどうにもならないだろう。
『ど、どうしよぉ…』
少年は大きな漆黒の瞳からビー玉のような涙を1粒1粒流した。
まるで絵にかいたような美少年である。
ふぇふぇと、涙を流す小さな少年。
なんと痛ましい光景だろうか。
目尻と鼻を真っ赤にした少年は、ここじゃダメだと廊下を必死に走った。
目指すは前身がすっぽり隠れる場所。
そうでないと"変なおじさん"に捕まってしまうから。
「はぁ…ななし、どこだい!かくれんぼもなかなか楽しいが、僕は早く君を撮りたい!君ほど美しい子供はいないよ!やはり元がいいだけあって子どもの頃も素晴らしいんだね…はぁ、まさに芸術だ!あんなに無垢な表情をして…あの頃は何色にでも染まるからね。さぁて、君の純潔を何色で染めようか?」
少年…いや、ななしは聞こえてき声(しかも息が荒い)に素早く反応する。
なんとしても捕まってはいけない。何をされるか、考えただけでも恐ろしいくらいだ。
いつもの彼であれば"変なおじさん"から逃げることなく、むしろ腕を広げ迎え入れるであろう。
そうして温もりを分かち合い、優しいキスをして幸せを噛み締めたはずだ。
しかし、そうできない理由がある。
第一に、なんの作用が働いたかは甚だ疑問だが今現在ななしの体は縮み、まるで小さな子供のような姿になっているから。
第二に、そんなななしをみつけて"変なおじさん"ことステファノは猛烈に目を輝かせ、とてつもなく鼻息を荒くしたから。
捕まる理由が見つからないどころか、逃げなければならない理由が先に出てきた小さな子供ななし。
あの気持ち悪いくらいの恍惚の笑に見られれば何がなんでも逃げなければならない。
とにかく声とは真逆へ走ったななし。
なるべく足音をたてないで。
途中であの紙切れを落としてしまったが、取りに戻る余裕はなかった。
兎にも角にもいち早く変なステファノおじさんから逃げなければ。
逃げ込めそうな部屋を探して我武者羅に走った。
なんとか開く扉を見つけた。
中はカメラの機材が沢山置いてある。ステファノの自室ではないがここも彼が頻繁に行き来する場所だ。
本当なら彼が来なさそうな場所がよかったが贅沢はいっていられない。
カメラの機材が置かれた机の下、丁度三脚が影になっているその場所に今の小さなななしなら潜り込めるだろう。
すかさず四つん這いで隙間に潜り込み体を小さくしたななし。
物音をたてなければ見つかりっこないと、強い心を持ってゆっくりゆっくり息を付く。
『(ぼく、しんじゃうのかな…すてふぁのさんぼくがちいさくなったから変になっちゃった)』
体は小さくなったものの記憶までは無くなってはいないのが幸いであろうか。
大分幼稚な言動を取るようになってしまったがそれでも意志は大きいななしと変わりない。
だからいつもみたいに『おちつけ』と胸をさすればなんとなく心に余裕がもてた。
このまま早く大人に戻ればいい。
「ななし〜」
『!?』
そんな最中、ガチャリと部屋の扉が開いた。
暗がりの部屋にできた光。光にはステファノの影がくっきり見えた。
コツン、コツンと歩いてくる靴の音がとてもおそろしく、耳を手で塞ぐ。
しかし影はこちらに向かい歩いてくる。
『(…こ、こわいよ……)』
リリーがステファノを怖いと言う心境が、痛いほどによくわかった。こんなくらい場所で恐ろしい笑顔で追いかけられればトラウマにもなるだろう。
「ななし、仮にも恋人なら僕のお願いは聞いてくれないと。それに僕は変なおじさんでもないし、ここには君の叔父も叔母いないだろう?」
ピタリと影が止まる。三脚が連なる隙間からあのインディゴのトラウザーズが見えた。
途端に体に力が入りキュッと目を瞑るななし。
ステファノの口ぶりからして先程ななしがかいた手紙を拾ったのだろうか。
「ここは君と僕しかいない。ほら、怖がる必要は無いよ」
楽しそうにケタケタ笑うステファノはその場から動かない。
どうやらななしが機材の隙間にいる事を知っているらしい。
『(ぼくと…すてふぁのさんだけ…?)』
優しくて柔らかい叔母さんも、よく頭を撫でてくれた叔父さんもいないの?
ステファノの言葉を反芻し、意味を理解したななしは先程など目じゃないくらいに震えだしたのだ。
いないとはどういう事か。
『うっ』
暖かい手や、暖かい料理が無くなるというのは今の小さなななしには受け入れがたく。
考えれば考えるほど涙が溢れ、嗚咽が口から漏れている。
『うっ、やだぁ…』
「おや」
しまいには声を上げとぼとぼと隙間から出てきてしまったのだ。
これにはステファノも些か驚いたようだ。足にしがみつく小さな小さな恋人を抱き上げて落ち着かせるように背を撫でてやる。
「僕が誰だかわかる?」
『すて、ふぁの…さんっ?』
「僕と君の関係はわかる?」
『うん、……こいびと』
「うんうん。じゃぁ、ここがどこかわかる?場所の名前とか」
『…おうち…?ぼくのおうちのちかく?わかんない。ここはどこ?』
「うーん(意識が混濁してるね。容姿同様に言動や思考まで幼稚になってる。これはこれで……なかなか楽しめそうだ)」
『おうち、かえりたいの…』
「そうだね(オブスキュラには会わせない方がいいかな)」
『…うっ、うぇ…ひっ、うぅ』
「泣かないで。そうだ、悲しくなくなるように僕と遊ぼう。楽しいことをすれば悲しさは吹き飛ぶだろうからね。どうだい?」
『…すてふぁのさんとっ、あそぶの?なにして?』
「なにがいいかな?とりあえず僕の部屋に行こう。それから決めよう。時間はたっぷりあるんだから」
『んっ、いく』
グリグリと頭をジャケットに擦り付けるななしの愛らしいこと。
思わずカメラを向けたくなるがななしがしがみついているため叶わず。せめて脳裏にと、擦り寄る幼いななしをガン見するステファノ。
あまりの愛愛しさに右目までも青くギラリと光るが、ななしはそれには気づかない。
「(オブスキュラに撮らせたいくらいだが…あまり怖がらせるのは不本意だからね)」
しばらく歩いてステファノの自室についた。
ベッドにななしを下ろしてやり、ステファノもその隣に腰を下ろしたあと、早速えぐえぐ泣いているななしをカメラに納めている。
泣く子供の姿をにやけた男がカメラで撮る。
なんとも異様な光景であるが、生憎ここにはそれを不謹慎だと咎める者はいなかった。
思いのままシャッターを切るステファノ。しまいには真下からと寝転がってまで撮っている、
かなりおかしな(変態的な)光景だ。
『っ、う、や、やだっ…とらなでよぅ』
「どうして?ほらこっちに視線を向けてくれ!」
『やだよぅ!』
気づかれてしまった。
しかしやめるどころか開き直るステファノ。
泣き腫らした目でじとりとステファノをみつめるななしだが、それはあまりに逆効果であった。
大きく今にもこぼれ落ちそうな瞳に見つめられる。
それだけなのにステファノの体は熱く滾るのだ。
まるで性的興奮を促すような視線(ななしにそんな気は全くない)に加虐心がメラメラ刺激される。
どうにも手を出したくてうずうずしているステファノだが、そんな気も知らずななしは視線をそらすことなく見つめるのだ。
「はぁ…ななし。なかなか挑発的で困るよ。君ほど艶やかな子供はそういない。さて、どうしてあげようか」
『うっ、す、すてふぁのさん?』
ステファノはカメラを一旦ベッドサイドテーブルに置くと、ななしを自分の膝に座らせた。
普段の彼を座らせると見上げる形になるが小さなまま乗せればつむじが良く見える。
細い腰を引き額にキスをするとななしは目を閉じ長いまつげを震わせた。
なにをするの?と言いたげにキスされた額を撫でるななしの手を取り、次はそこにキスをしてやる。
『や、やだっ。くすぐったいの』
「君は小さな頃から敏感だね。この体に僕以外の誰かが触れていたんだと思うて腸が煮えくり返る。だけどもう、僕のものだよななし。ほら、口を開けて」
『う、くち?』
「そう。口。いい子だから開いて」
『ん、あー…、』
「そう、いい子だね」
ぷっくりとふくれた唇が開き、小さな乳歯や舌が顔を覗かせた。
「次は舌を出して」と言うステファノに大人しく舌を伸ばすななし。素直なななしの後頭部をひっつかみ伸ばされていた舌に、ステファノの分厚く熱い舌をからませた。
びっくりしたように肩を揺らしたななしは嫌だとばかりに腰を引くが、子供の力など高が知れている。
あまりに脆弱な抵抗に喉の奥で笑うステファノ。
必死に濃厚な口付けを受け止めるななしはどこか苦しげであった。
『ぁっ、はぁ、はぁ、やっ、やだっ』
「息をしないから苦しいんだよ。鼻で息をしないと」
『できないっ』
「いつも上手くやっているのにね」
『やっ、あ、なにか…あたってるよぅ』
「あぁ、これかい?」
『あぅっ』
腰を揺らせばゴリっとななしの股当たりに何かが当たる。妙な感覚に小さく喘ぐななし。
一挙一動全てが愛らしく、キス一つで既にステファノの陰茎は臨戦態勢になっているのだが。
幼くなってしまったななしにはそれが上手くわからないらしい。
絶え間なく腰をゆすると涙目で『もうやめて』と懇願された。
「じゃぁ、こうしよう。ななし、ベッドから降りてしゃがんでごらん」
『な、なんでぇ』
「ほら」
『んっ』
嫌そうにステファノからおり、言われた通りしゃがんだななし。
すかさずカメラを手に取ったステファノ。
彼はカメラを構えたまま人知れずにやりと笑うと、トラウザーズのチャックを下ろした。
『っ、な、なにこれぇ…』
ボロリと、現れたのは勿論バキバキに勃起した陰茎だ。
「さぁ、先程みたいに舌を出して」
ステファノはにやりと笑った。