PSYCHOBREAK2
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すっかり火がつきお互い貪るようにキスに没頭していた。
器用にキスをしながら服を脱がすステファノ。服がはだけ晒された白いななしの体をまさぐり始めた。
『んっ。んっ、はっ、ステファノさんっ』
「なんだか、久々なきがするね」
『久々だもん』
「そうだね、確かに久々だ。君が三日間僕を避けるから」
『あっ、い、いじわる言うなよっ』
「冗談さ、ほら好きなだけ感じて」
『あぅっ』
白い肌に美しく色いつた乳首。
そこは早く触ってくれとばかりにふるふると震えていた。
まず初めに優しく乳首をつまんでやればななしはピクンと小さく揺れる。
徐々に力を入れコリコリと指でいじれば喘ぎはたしかに激しさを増していく。
『あっ、はぁっ、んっ、う、』
「はは、ここが色付いてきたね。とても卑猥だけど美しいよ」
『あっ!』
今までにないほど強くつまみ、持ち上げるように引っ張るとななしの体は乳首を追うように弓なりにしなった。
『痛いっ』と言うものの、下半身は既に勃起している。
『っ、あっ、乳首…とれるぅ、っ』
「取れたりしないよ。人体はそんなにもろくない」
『嘘っ、だって、あっ、コリコリしないでっ』
「じゃぁ、引っ張るかい?」
『やぁっ、と、取れちゃっ!あっ』
「はは、取れないと言ったろ?」
『あっ、やっ、…はぁ、あ』
ステファノの親指が乳首に乗る。それだけで口から吐息が漏れ、次に訪れるであろう快感に身を震わせた。
快感を待ちわびているななしの、頭上でステファノはふっと笑うと乗せていた親指を微かに動かした。
『あっ』
それだけでえも言われぬ快感が走る。
再び親指が動く。次は親指の腹でじっとりとこねくりまわされる。
『あっ!あっ、んっやぁっ』
逃げ場をなくした乳首の、乳頭をこれでもかと押しつぶされ口からはひっきりなしに喘ぎ声が漏れた。
乳首を突き出すように弓なりになるななし。だらしない格好のまま激しい乳首責めにみだらに悶えた。
ななしの反応を楽しみながら、ニヤニヤしていたステファノはふと、ベッドサイドのテーブルにあるケーキを見つけた。
とても綺麗とは言えないケーキだ。
その白く歪なケーキを見、にやりと今まで以上に口角を上げたステファノ。ななしは気づいていないようである。
片方の手で皿ごとケーキを掴んだステファノ。
手繰り寄せななしの頭上にあるスペースに置くとそれを中指と人差し指でひとすくいした。
『あっ、あっ、はぁっ』
「ななし」
『あぅっ、な、に?』
「口をあけて」
『え?ぁっ』
「いい子だね。舌もだよ」
『あー』
快感によりへろへろなななしは口を開け舌を出した。だらしない顔つきだが本人は全く気づいていない。
赤くぬらぬらと光る厭らしい舌を先程ケーキを付けた人差し指、中指で摘む。
そのまま扱くようにつまみながらゆっくり前後させればななしは苦しげに唸り、瞳に涙を貯めていく。
『んっ。ん!』
「はは、いい顔だ。僕は君の苦しげな顔すきだよ」
『っん、』
開きっぱなしの口からは生クリームと混じり白くなった唾液がひっきりなしに垂れていく。
あぁ、勿体ないと口に入れていない手でその唾液を拭い震える乳首に塗りながら転がした。
甘さと苦しさと気持ちよさに頭がおかしくなりそうなななしは、もう無理だとステファノの手を叩く。ようやくくちから抜き取られた手に息を整えるように胸を抑えた。
『はぁ、はぁっ、苦しっ』
「まだだよ」
『えっ、んっ!』
再びケーキを掬ったステファノはななしの口の中にそれを入れた。今度は指ではなくステファノの舌でななしの口内を舐め尽くす。
ケーキがたっぷりと口に入ったままのななしに唇を引っつけたステファノ。
瞬間あまいかおりが鼻をつく。モワモワとした生クリームを進みながらななしの舌を探す。
生クリームの奥の奥、熱い淫らな舌を絡みつけるように舐めてやればななしの腰は揺れ、口端から唾液が溢れた。
「んっ、」
『ん。ふっ、んんっん、』
じゅるじゅるとはしたない音が響く。
キスでこんな音が出せるなんて知らなかった。
耳まで犯されている、なそんな気分だ。
ようやくステファノの唇がはなれればお互いの唾液が糸を引いている。
何と厭らしい光景なのだろうか。
胸がぎゅっと掴まれたような感覚になる。
どうしてももっとステファノにくっつきたくなったななしは馬乗りになっている彼の細くも逞しい首に手を回し距離を縮めた。
「ひっついていたら進まないよ」
『は、離れたくないっ』
「…煽らないでくれ」
『本当に本当っ』
「…弱くなっているね、ほら気持ちいいに集中して」
『うっ、うん、あっ』
どうしてか胸が苦しくなるななし。理由はわからないがステファノとは死ぬまで一緒にいたいとそう思えた。
そんな思考もステファノがななしの性器を取り出したのと同時に途切れていく。
外気に晒された性器は先走りを流し、てらてらと光っていた。
「すごい光景だよ」
『い、言わないでっ』
「とても卑猥だ」
『あぁっ!』
「1度出しておこうか」
ぬるり、先走りを指に絡めて性器を包まれた。
乳首より直接的な快感に思わず腰が揺れた。
『あっ、ステファノさっ、ステファノさんもっ』
「僕?」
『たってる…』
「君のあられもない姿は僕を刺激するからね」
『一緒に擦ろっ』
「っ、あぁ、いいよっ」
せっかくのお誘いを断るわけないとステファノは興奮していたものを取り出した。ななしよりも大きく血管がうかんだそれを、恋人の小さなそれとぴったりくっつける。
熱さにお互い息をのんだ。
「はは、熱いねっ」
『うん。あ、熱いよ』
「ほら、握って」
『うん、んっ』
「上手だよ」
『ステファノさん、デカすぎ』
「色気のない言い方は嫌いだよ。せめて可愛らしく言ってくれ」
『っ、はっ、ステファノさんっ、』
まずはななしの小さな手が二人分の性器を包んだ。彼だけでは未だ手に余るほどだが、それを補うようにステファノが二人の性器を包む。
手に伝わるドクドクした感触がとても生々しく、ななしは空いた手の指を噛んだ。
「君…指は噛むな。あとが残るだろう」
『だって、恥ずかし、』
「今更だろう?ほら、動かして」
『うんっ、んぁっ』
ゆっくり、ゆっくりななしとステファノの手が動いた。
ステファノの革手袋がカリに引っかかり、先走りを絡めたまま亀頭を滑っていく。
『あっ!んっ。うっ、あぁっ』
自慰と至って変わらないはずなのに、自分の小さな性器にステファノの大人で赤黒い性器がひっついていると思うと気が気でなかった。
手が上下する度に裏筋同士が擦れ、そこからも快感が走りななしの腰は自ずと揺る。
それがまた二人の性器を刺激するためだんだんと絶頂へと上り詰めていった。
『あっ!ステファノさんっ、俺っも、』
「いいよ。好きなだけ出して構わないから」
『ステファノさんもっ、』
「あぁ」
『あっ、ステファノさんっ、あ、ああぁっ!』
「っ、」
より一層強い刺激に体が波打ち、ななしの腹へと2人は精液を吐き出した。
荒い息のまま額をひっつけあえば、ひらりと見えたステファノの右目。
痛々しい右目だがななしにとっての好きなものの一部だ。
グリグリ、額を押し付けてその暖かさと優しさを噛み締めていればステファノはゴソゴソと動き出した。
『んっ、なに』
「終わりなわけないだろう」
『え、もう、疲れたから…ケーキもぐしゃぐしゃじゃん』
「元から歪だったよ。なかなかの芸術的だったけどね」
『酷いっ、俺一生懸命作ったんだけど?』
「美味だった」
『本当に?』
「あぁ、次は作る姿を見せて。写真を撮るから」
『撮らなくていいよっ』
「それは僕が決める」
『んぁっ!こらっ』
ゴソゴソ動いていたステファノはななしの足を開き、先程吐き出した精液を絡めた指をアナルへあてがった。
トントンとそこを緩くつつかれれば微かに疼いてくるから嫌になる。
まだまだだよと、萎えていた性器を弾かれ恥ずかしさに顔に熱が集まった。
ステファノから顔を反らせていれば指は徐にアナルを押し開き進入してきたのだ。
すんなりと行かなくとも、数を重ねてきたそこは痛みを感じることは無かった。
第二関節ほどがずぶりと入り込み、アナルがゆっくりと広がっていくのがわかる。
『あっ、あっ!入ってるっ。んっ、ん!』
「痛くはないね」
『痛くないっっ!あっ!』
「中が熱く蠢いているね。早く僕が欲しい?」
『んっ、い、言わせないでっ』
「君は言葉で攻めると中が締まる」
『いっ、言わなくていい!』
「ここは?」
『あっ!?やぁ!』
指をすべて飲み込んだ。
中であちらこちらへ動く指がななしを翻弄していく。そんな時ステファノの指がななしの一番敏感な部分をかすめた。
強すぎる快感に咄嗟に足を閉じ、拒む。
ちょうどステファノの顔を挟むようになってしまったが、幸せそうに笑っていた。
とにかく前立腺への直接的な気持ちよさで頭がおかしくなりそうなななし。
いつもステファノとのセックスは気持ちよさに飛んでしまいそうになる。ステファノは好きあった人たちのセックスはそういうものだと言うがこんなにも気持ちよくなって良いものなのだろうかとも思う。
ふと、頭をよぎる。
ステファノさんも同じように気持ちいいのだろうか?
『あっ!ひっ、う、ステファノさんっ、ステファノさんも。気持ち?』
「僕?今は君を気持ちよくしているだろう?」
『じゃ、気持ちよくなってっ!早く、1人だと、怖いからっ』
「…快感に従順なくせに、怖がりだね。気持ちいいのは嫌いかい?」
『だって、気持ちいいしか、考えれなくなるから』
「それじゃ、嫌なのかい?」
『っ、1人は嫌だけどっ』
「じゃぁ、2人で気持ちよくなろう、入れるから力を抜いて」
『あ!』
ずっぷり入っていた指が抜かれれば次はステファノの屹立した性器がズブズブと進入してきた。
先程とはくれべ物にはならない質量がゆっくり入ってくると、それだけで息ができなくなる。
どうにか、酸素を取り込みながら息を吐けばなんとか苦しさが紛れてきた。
しかし相変わらずの質量で、お腹の中はいっぱいである。
生理的に流れてきた涙をえぐえぐと拭いながら、自身の中に入ったのを確認しいきつくステファノを見つめた。
その顔の快感を噛み締めたような顔の悩ましいこと。セクシーさに胸がキュンと鷲掴みにされたような感覚だ。
自分の中で気持ち良くなってくれているのかと思うと嬉しくて、堪らない。
前よりももっともっと彼を好きになったようなそんな気がする。
気持ちに合わせて中がきゅっと締まりステファノはさらに顔を歪めた。
「力を抜いてくれ」
『あっ。は、はは、ステファノさん、せ、セクシーだ』
「当たり前だろっ、余裕そうにしてられるのも今のうちだからね」
『あん!うっ、急にっ、あ!』
挿入した余韻に体を和ませていると、急にステファノが腰を動かし始めた。
ピンポイントで前立腺を責め立てくる激しいピストンに開きっぱなしのななしの口からは喘ぎと唾液がひっきりなしに溢れてくる。
前立腺の刺激とは何よりも強い。さながらずっと射精し続けているような快感だ。
しかし、精液はでていない。
とても不思議でそれでいて強すぎるピストンはななしをすぐさまに絶頂へと誘う。
ななしの足を肩に担ぎ荒々しい息遣いでピストンをするステファノは彼の開きっぱなしの口に唇を押し付けた。
『んっー!んっ。ううっ、んっっー、ふ、ん……っん』
唇を引っつけるとすぐさま口内に侵入してさきたステファノの舌。余すことなく全てを舐め尽くされ、本当に息ができなくなる。
熱くぬるぬる濡れた粘膜同士が絡り卑猥な音がひびいた。上は熱いキスから、下は激しく突き上げる行為から。二つの激しく厭らしい水音はななしの耳を犯すようだ。
快楽とその音に頭がくらくらする。
『んっ!!んっー、んんっ、ふっん、ん!』
キスとピストンでますます絶頂感が高まる。それでも前立腺を嫌という程押しつぶされれば、いよいよ射精に向かって体が昂っていく。
(もうダメだ、イくーっ!)
キスをされているせいで言葉が発せない。言葉は鼻から抜けるような声に変わっていく。
口の中を舐められ、前立腺を押しつぶされななしは激しく痙攣しながら射精してしまった。
『あっ、はぁ、あ、イッたっ、あっ!なんで、おっきくなっ!?あ!やぁ、もうィったぁあ!』
「後ろだけで絶頂できるだなんて、君もなかなか素質があるね。僕は君のこの厭らしい体が大好きだよ」
達してもなおピストンされ続けるアナルは、ひくひくと痙攣している。
先程のななしの痴態にさらに怒張したそれで、なおも抉られるように腰を出し入れされればもう何も考えられなかった。
必死に縋り付くようにステファノにしがみつくことしか出来ない。
『ぁあ!あんっ、うん!やぁ!あ!もっ、激しっ!からぁあ!』
「はっ、僕も出そうだ…」
『ステファノさんっ!あぁ!』
まるで狩られるような瞳で見つめられ、胸がぎゅうっと締め付けられた。
舌なめずりをしたステファノは激しくななしの腰をつかみ性器を叩きつけるようにピストンさせる。
『あっ、ィっ、イッちゃうぅ!あぁ!あぁああっっ!!!』
ずっとずっと奥、一番敏感な前立腺をステファノの亀頭で押しつぶされななしは二度目の絶頂を迎えた。
その締め付けにより、ステファノもななしの再奥で絶頂した。
一番深い部分で放たれた熱い精液が腹を満たしていく感覚に身震いするななしをステファノはこれでもかと抱きしめる。
『ん、はは。苦しっ』
「……ななし」
気持ちよさにこんなふうになるのは後にも先にもきっと彼だけだとろうな。
ななしは力の入らない体でステファノにこたえるよう抱きつき、そっと呟いた。
『ステファノさん、誕生日、おめでとうっ』
「フフ、あぁ。ありがとう」
『もう怒ってないよね?』
「怒っていたら君とこんな優しい行為なんてしてないだろう」
『えー、荒かったよ』
「痛くはなかっただろう?」
『気持ち、よかった』
「だろうね、項まで真っ赤にしていたから分かるよ」
『ね、もっかいする?』
「君なりのお誘いかな?」
『どう思う?』
「…まぁ、でもその可愛らしいお誘い、もといお強請りに応えないのも野暮というものかな」
『あっ、』
未だにアナルに挿入されていたステファノの性器はむくりむくりとおおきくなっていった。
再び甘い快感がやんわりと訪れななしは小さく喘ぐ。
『あ、ケーキ…このカードも』
「君を味わったら残さず頂くよ。カードもその時に見る。だけど今は君を残さずすみずみまで頂く。僕の誕生日だ。これくらいの贅沢は許してくれるよね?」
『贅沢すぎだよ、俺、死んじゃうだろ』
「そうなったら、カメラで君をアートにしてあげるからね」
『え!?やだよ!』
「冗談だ、君にそんなことするわけない、…とは言いきれないなぁ」
『ステファノさん!そんな意地悪だっけ?』
「冗談」
『あんっ』
「お喋りは、やめようか」
『ん、んっ、んっ。はぁ』
優しく出し入れするように動き出した。
弱いがしっかりした快感に再びななしの、性器も持ち上がっていく。
あぁ、また気持ちいい。
それが頭を満たしていくのだ。
『あ!あっ、あん、う、うぁ、っあ!』
「ななし、ななしっ」
今夜はきっと素敵な誕生日になるだろう。
STEMで1人作品作りに明け暮れていたステファノに飛び込みやってきたななし。
確かにハチャメチャだし、喧嘩もある。むしろ喧嘩は耐えない。
しかし、一人より充実しているのはきっとななしがいるからだ。
一人ではこんな風に甘い快楽を味わえないし、愛というものも感じられないだろう。
「(これなら、もう二度と一人にはなれないかもねぇ)」
『あ!あんっ!う!ステファノさぁん!!』
素敵な恋人を抱きしめながらもっともっと深く繋がり会えるようにキスをする。
応えてくれるななしに愛を感じながら思うのだ。
ここにいてほしいものだ、
いつまでも、と。