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*おそ松視点
珍しく茶の間には俺とななししか居ない。昼間からこうしてのんびりする事はかなり珍しかったりする。ななしが買い物にいってるか、寝てるか、俺がパチンコに行ってるか。
なにかしらしている2人でだから一緒に昼間を過ごすのは稀。
だから久々に2人きりなんだ。普通になんかしたい。例えばさデートとか。トランプとか。
まぁ、厳密に言うと2人でなにかをしたいんだ。中身はなんだっていいだけどね。
同じ空間で違うことしてるより密着して2人でなにかしたいってのが、正直な感想。
でもね、ななしはめちゃくちゃ真剣にクロスワードしてる。
俺は俺で昨日買った漫画読んでるけどね。
ななしの『うーん』とか『んー?』って声が茶の間に響く。なにかを考えているみたいだ。
ていうか、ななしってクロスワードしたっけ?
『うー…ぁ、』
…間違えたっぽい。
ちらっとななしを見ると眉間のシワがすごいことになってた。あれは完璧間違えてるよ。ななしは考えてる時眉間にシワがめっちゃよるんだよね。ちなみにこの癖松野家のみんなの癖。深さはまちまちだけどななしと一松は凄いよ。めっちゃよる。
話はそれたけどななしが唸ってる。
俺は足もとに転がってた消しゴムをとってななしに「ほれ」ってとってやる。
悩んでるし、その先進んでなかったから多分消しゴムなかったんだろ。
『……ありがとう。なんでわかんの?』
「なんとなくー」
『……ふーん』
「まぁ、俺の愛?」
『………』
「無視!?」
ななしの足もとに頭向けて寝て漫画よんでたら、わしゃわしゃ頭撫でてくれた。
なに、照れてんの?無視したくせに頭撫でてくるとか可愛いすぎかなぁ。
俺の方が年上、まぁ七つ子だから同い年なんだけどさ。それでも今はななしの方がお兄さんみたい。なんだか気持ちいい。
あぁ、ななしが兄さんだったらどんな感じだったんだろ。
でも不思議と嫌な感じはしない。やっぱりななしは俺にとってなんであっても大切な人にはかわりないんだな。
こうやってのんびり過ごすのって悪くない。
『……兄さん、はい』
「ん?」
『……食べない?』
「食べる!」
『ここ、置いとく』
「あ、そうそう確か昨日あそこの花田さん、結婚したらしいよ」
『……あそこの?へぇ、俺らと同い年だったよね?』
「そう!その花田」
『……そっかぁ、もう結婚かぁ、』
「なぁに?俺の嫁なんだから結婚なんてしたら浮気だから!」
『……違うんだけど…』
『違わないもーん』
『でも、俺』
「ん?」
『おそ松兄さんと一緒にいたいかな、なんて…へへ』
お互い顔は見えなくたってどんなことを考えてるかすぐに分かる。
今はきっとニヤニヤ笑って顔を真っ赤にしてるんだ。そして俺と同じで今めちゃくちゃ幸せだなぁって、思ってるに違いない。
だって俺はそうおもってるから。
ななしの左手と俺の左手が微かに触れ合った。
いつでもななしの手は温かいなぁ。
珍しく茶の間には俺とななししか居ない。昼間からこうしてのんびりする事はかなり珍しかったりする。ななしが買い物にいってるか、寝てるか、俺がパチンコに行ってるか。
なにかしらしている2人でだから一緒に昼間を過ごすのは稀。
だから久々に2人きりなんだ。普通になんかしたい。例えばさデートとか。トランプとか。
まぁ、厳密に言うと2人でなにかをしたいんだ。中身はなんだっていいだけどね。
同じ空間で違うことしてるより密着して2人でなにかしたいってのが、正直な感想。
でもね、ななしはめちゃくちゃ真剣にクロスワードしてる。
俺は俺で昨日買った漫画読んでるけどね。
ななしの『うーん』とか『んー?』って声が茶の間に響く。なにかを考えているみたいだ。
ていうか、ななしってクロスワードしたっけ?
『うー…ぁ、』
…間違えたっぽい。
ちらっとななしを見ると眉間のシワがすごいことになってた。あれは完璧間違えてるよ。ななしは考えてる時眉間にシワがめっちゃよるんだよね。ちなみにこの癖松野家のみんなの癖。深さはまちまちだけどななしと一松は凄いよ。めっちゃよる。
話はそれたけどななしが唸ってる。
俺は足もとに転がってた消しゴムをとってななしに「ほれ」ってとってやる。
悩んでるし、その先進んでなかったから多分消しゴムなかったんだろ。
『……ありがとう。なんでわかんの?』
「なんとなくー」
『……ふーん』
「まぁ、俺の愛?」
『………』
「無視!?」
ななしの足もとに頭向けて寝て漫画よんでたら、わしゃわしゃ頭撫でてくれた。
なに、照れてんの?無視したくせに頭撫でてくるとか可愛いすぎかなぁ。
俺の方が年上、まぁ七つ子だから同い年なんだけどさ。それでも今はななしの方がお兄さんみたい。なんだか気持ちいい。
あぁ、ななしが兄さんだったらどんな感じだったんだろ。
でも不思議と嫌な感じはしない。やっぱりななしは俺にとってなんであっても大切な人にはかわりないんだな。
こうやってのんびり過ごすのって悪くない。
『……兄さん、はい』
「ん?」
『……食べない?』
「食べる!」
『ここ、置いとく』
「あ、そうそう確か昨日あそこの花田さん、結婚したらしいよ」
『……あそこの?へぇ、俺らと同い年だったよね?』
「そう!その花田」
『……そっかぁ、もう結婚かぁ、』
「なぁに?俺の嫁なんだから結婚なんてしたら浮気だから!」
『……違うんだけど…』
『違わないもーん』
『でも、俺』
「ん?」
『おそ松兄さんと一緒にいたいかな、なんて…へへ』
お互い顔は見えなくたってどんなことを考えてるかすぐに分かる。
今はきっとニヤニヤ笑って顔を真っ赤にしてるんだ。そして俺と同じで今めちゃくちゃ幸せだなぁって、思ってるに違いない。
だって俺はそうおもってるから。
ななしの左手と俺の左手が微かに触れ合った。
いつでもななしの手は温かいなぁ。