おそ松さ/ん
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if嫌いかもしれない/F6 Ver/7男→兄弟溺愛/兄弟→7男溺愛
世界に名を轟かすおそ松学園、そんなおそ松学園にはあの有名なアイドルF6がいる。そしてもう一つ学園内で有名な人物がいた。
彼が学園にやってくるのはごく稀。
見つけたと思えばふらりと消えてしまうミステリアスな人物。彼が一体何者なのかは詳しくは知られていないのだが唯一言えることはあのF6の寵愛を一心に受けているということだ。
学園に現れた際は必ずF6の誰かと過ごしているのだとか。
そんな彼の名は松野ななし。あのF6の末弟だ。
「うわぁ、すごい人だわ。ランチ買えるかな」
ようやっと、お昼になっては足早に来たのに。なんでこんなにも人がたくさんいるのか。このまま並んでいてもランチは買えなさそうだわ。
お昼休みが終わっちゃう。今日は諦めて明日からはお弁当でも作ってこようかしら。お金の節約にもなるから。私はがま口財布を揺らして自然とため息をついた。
せめて飲み物だけでも買おうかなと人だかりと反対方向に進む。
肩の力が抜けてまた、ため息。丁度自動販売機についたら、そこには先客がいた。
すらっと細身で白い肌。髪がすごく黒くて余計に肌が白く見える。私達と同じカッターシャツに黒の少しダボついたカーディガンを羽織っている。
自動販売機のスイッチが全部光っているため彼はお金を入れたままなのだろう。何にするか考えあぐねているようであーとか、うーとか唸る声が聞こえてくる。指がせわしなく動く。炭酸とコーヒー、どちらにしようか悩んでいるらしい。
私はこの時、この人がまさか松野ななしだなんて思いもしなくて。
ただただ空腹での些かかな怒りとイライラに「早くして欲しいです」と急かしてしまった。私の声にビックリした彼はいそいそボタンを押す。
そして、出てきたのはおしるこ。
私と彼は同時に「えっ?」ってつぶやいてと思う。
流石に申し訳なかったから私がおしるこをもらって新しいのを買いましょうと提案しようとした瞬間。
後ろからなにかを叫ぶ声が聞こえてきた。
「ななし!!ななし!発見」
『……十四松兄さん』
「…え、ななしって、松野ななし!?」
私はようやくこの目の前の彼が松野ななしだという事に気がついた。
あの一万人切りの王子様、スイートプリンスの松野十四松にギュッと抱きしめらている末弟の松野ななし。
超絶レアな現場に出くわしてしまった私はただただその光景を眺めるしかない。いよいよ現場は人だかりができてしまった。
「こんなところで何をしてるの?」
『……ジュース買おうかなって』
「おしるこ?」
『……まぁ、』
「でもよかった。兄さん達探してたからね」
『……へへ、ごめんなさい。そしてありがとう』
ふにゃふにゃっと笑った松野ななし。周りが黄色い悲鳴に包まれた。かく言う私も声が出そうになったのだけど。
女の私から見ても松野ななしはても可愛い。そして松野十四松の腕の中にいるのだから歓声が沸き上がらないはずがない。
あわあわとしている私の隣にはいつ来たかわからない親友がいた。親友もあの光景にもだえている。
親友曰くあれは通称「触れ愛」なんだそうだ。おそ松学園でF6に並ぶ有名な光景らしい。
「てめぇら!どけ!ななし!」
「ななしー?大丈夫?」
『…カラ松兄さん!トド松兄さん!』
「ったく、急にいなくなりやがって。心配させるんじゃねぇ」
「でも。よかった、ななし無事みたいだね!」
『ん、大丈夫』
「本当に大丈夫なのか?」
『?大丈夫』
「よく、顔を見せろ」
突然現れた際肉食系肉松野カラ松が松野ななしの、顔を両手で挟んだ。至近距離で見つめ合う美男。確認し終えた松野カラ松は松野ななしをギュッと抱きしめて小さく「よかった」とつぶやく。
さながら恋人との再開のようだ。親友も私も無言で悶えた。
しばらくすれば爽やかジャスティス松野おそ松、ビューティジーニアス松野チョロ松、ミステリアスクール松野一松までも集結したのだ。松野ななしと1通りハグし終えた時には私達傍観者は虫の息。
とても、美しい光景を見ていた気がする。
『……兄さん、お腹空いたね』
「そうだね、ななし。早くお昼食べようか」
「あ。ななし、何をもってるの?」
「おしるこ…ななしこんなの好きだっけ?」
『……ん、好きじゃないかも。でも、買ってみた』
ちらりと私を見た松野ななしだったけど、先程の出来事は話さないでいてくれたみたいだ。なんて優しいのだろう。イライラしていた私を殴ってやりたい。
おしるこを頬に当てあったかいなんて言う松野ななしの愛らしさにF6しいては傍観者達が口元を手で隠した。
鼻血出てない?
さぁ、帰ろ。なんて言う松野ななしの手を松野一松と松野チョロ松がしっかり握る。
「今度ははぐれないように」
『……うん、絶対』
「じゃあ、こっちは僕が。はぐれたらななしが悲しいでしょ?」
「ななし」
『……おそ松兄さん?』
「今度急にいなくなったら…お仕置きだからね?」
『……はーい』
俗に言う恋人繋ぎ。
真ん中で両手を握られている松野ななしの、幸せそうな顔に私達はお腹いっぱいになった。あとは、お仕置きの中身を教えてくれたらもっと幸せなのに?
先陣を切っていく松野カラ松に続いてF6。F6の寵愛を受ける松野ななしが歩き出した。
「トト子……」
「うん」
「お昼休憩しながら話そう、」
「そうね」
おそ松学園にはF6ともう一つ有名な人物がいる。
F6の寵愛を受ける末っ子、チャーミングボーイ松野ななし。
彼が学園に姿を現すことは無いに等しい。けれどそれゆえ見つかった時の衝撃が激しく学園中が色めき立つ。
今日もまた学園の生徒らはチャーミングボーイ松野ななしを、探すのに余念がない。かく言う私も、その中の1人だ。
傍観者達の被害報告
(私達のハート!!)
世界に名を轟かすおそ松学園、そんなおそ松学園にはあの有名なアイドルF6がいる。そしてもう一つ学園内で有名な人物がいた。
彼が学園にやってくるのはごく稀。
見つけたと思えばふらりと消えてしまうミステリアスな人物。彼が一体何者なのかは詳しくは知られていないのだが唯一言えることはあのF6の寵愛を一心に受けているということだ。
学園に現れた際は必ずF6の誰かと過ごしているのだとか。
そんな彼の名は松野ななし。あのF6の末弟だ。
「うわぁ、すごい人だわ。ランチ買えるかな」
ようやっと、お昼になっては足早に来たのに。なんでこんなにも人がたくさんいるのか。このまま並んでいてもランチは買えなさそうだわ。
お昼休みが終わっちゃう。今日は諦めて明日からはお弁当でも作ってこようかしら。お金の節約にもなるから。私はがま口財布を揺らして自然とため息をついた。
せめて飲み物だけでも買おうかなと人だかりと反対方向に進む。
肩の力が抜けてまた、ため息。丁度自動販売機についたら、そこには先客がいた。
すらっと細身で白い肌。髪がすごく黒くて余計に肌が白く見える。私達と同じカッターシャツに黒の少しダボついたカーディガンを羽織っている。
自動販売機のスイッチが全部光っているため彼はお金を入れたままなのだろう。何にするか考えあぐねているようであーとか、うーとか唸る声が聞こえてくる。指がせわしなく動く。炭酸とコーヒー、どちらにしようか悩んでいるらしい。
私はこの時、この人がまさか松野ななしだなんて思いもしなくて。
ただただ空腹での些かかな怒りとイライラに「早くして欲しいです」と急かしてしまった。私の声にビックリした彼はいそいそボタンを押す。
そして、出てきたのはおしるこ。
私と彼は同時に「えっ?」ってつぶやいてと思う。
流石に申し訳なかったから私がおしるこをもらって新しいのを買いましょうと提案しようとした瞬間。
後ろからなにかを叫ぶ声が聞こえてきた。
「ななし!!ななし!発見」
『……十四松兄さん』
「…え、ななしって、松野ななし!?」
私はようやくこの目の前の彼が松野ななしだという事に気がついた。
あの一万人切りの王子様、スイートプリンスの松野十四松にギュッと抱きしめらている末弟の松野ななし。
超絶レアな現場に出くわしてしまった私はただただその光景を眺めるしかない。いよいよ現場は人だかりができてしまった。
「こんなところで何をしてるの?」
『……ジュース買おうかなって』
「おしるこ?」
『……まぁ、』
「でもよかった。兄さん達探してたからね」
『……へへ、ごめんなさい。そしてありがとう』
ふにゃふにゃっと笑った松野ななし。周りが黄色い悲鳴に包まれた。かく言う私も声が出そうになったのだけど。
女の私から見ても松野ななしはても可愛い。そして松野十四松の腕の中にいるのだから歓声が沸き上がらないはずがない。
あわあわとしている私の隣にはいつ来たかわからない親友がいた。親友もあの光景にもだえている。
親友曰くあれは通称「触れ愛」なんだそうだ。おそ松学園でF6に並ぶ有名な光景らしい。
「てめぇら!どけ!ななし!」
「ななしー?大丈夫?」
『…カラ松兄さん!トド松兄さん!』
「ったく、急にいなくなりやがって。心配させるんじゃねぇ」
「でも。よかった、ななし無事みたいだね!」
『ん、大丈夫』
「本当に大丈夫なのか?」
『?大丈夫』
「よく、顔を見せろ」
突然現れた際肉食系肉松野カラ松が松野ななしの、顔を両手で挟んだ。至近距離で見つめ合う美男。確認し終えた松野カラ松は松野ななしをギュッと抱きしめて小さく「よかった」とつぶやく。
さながら恋人との再開のようだ。親友も私も無言で悶えた。
しばらくすれば爽やかジャスティス松野おそ松、ビューティジーニアス松野チョロ松、ミステリアスクール松野一松までも集結したのだ。松野ななしと1通りハグし終えた時には私達傍観者は虫の息。
とても、美しい光景を見ていた気がする。
『……兄さん、お腹空いたね』
「そうだね、ななし。早くお昼食べようか」
「あ。ななし、何をもってるの?」
「おしるこ…ななしこんなの好きだっけ?」
『……ん、好きじゃないかも。でも、買ってみた』
ちらりと私を見た松野ななしだったけど、先程の出来事は話さないでいてくれたみたいだ。なんて優しいのだろう。イライラしていた私を殴ってやりたい。
おしるこを頬に当てあったかいなんて言う松野ななしの愛らしさにF6しいては傍観者達が口元を手で隠した。
鼻血出てない?
さぁ、帰ろ。なんて言う松野ななしの手を松野一松と松野チョロ松がしっかり握る。
「今度ははぐれないように」
『……うん、絶対』
「じゃあ、こっちは僕が。はぐれたらななしが悲しいでしょ?」
「ななし」
『……おそ松兄さん?』
「今度急にいなくなったら…お仕置きだからね?」
『……はーい』
俗に言う恋人繋ぎ。
真ん中で両手を握られている松野ななしの、幸せそうな顔に私達はお腹いっぱいになった。あとは、お仕置きの中身を教えてくれたらもっと幸せなのに?
先陣を切っていく松野カラ松に続いてF6。F6の寵愛を受ける松野ななしが歩き出した。
「トト子……」
「うん」
「お昼休憩しながら話そう、」
「そうね」
おそ松学園にはF6ともう一つ有名な人物がいる。
F6の寵愛を受ける末っ子、チャーミングボーイ松野ななし。
彼が学園に姿を現すことは無いに等しい。けれどそれゆえ見つかった時の衝撃が激しく学園中が色めき立つ。
今日もまた学園の生徒らはチャーミングボーイ松野ななしを、探すのに余念がない。かく言う私も、その中の1人だ。
傍観者達の被害報告
(私達のハート!!)