短編 男主
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(学園Ninjaランディ ランディ×日本人男子高生)
「あ、見てハワード!」
「なんだよランディ!今からアイスクリームサンド食べに行くんだろ」
「待ってよ、ハワード…だって、」
「あー…そういう事か」
ノイスビル高校の昇降口の下駄箱に体を隠しひそひそする、二人がいた。道いく学生らに変な目で見られているがお構い無しのランディはある人物を眺めている。
友人であるハワードはとてつもなく嫌な顔をしている。
ランディが約束を破ってしまうほどに熱中しているのが忍者入門、そしてむめいななし。
多分今からアイスクリームサンドを食べに行く約束をあっさり破るぞ。ハワードの目の前にいる要注意人物のむめいななしのせいで。
『やぁ、ランディ!ハワード!』
「や、やぁ!ななし。その。い、今から帰るの?」
『そうだよ?今日は用事がないからね!ランディも?』
「俺達は今からアイスクリー「い、今から僕らも帰るんだ!よかったら、一緒に帰らない?」はぁ、またこれだ!」
ランディはこの日本人のむめいななしが大がつくほど好きなのだ。
それはもうハワードとの約束を簡単に破るくらいには。
アイスクリームサンドを既に胃はほしがってる!とハワードは叫んでみせるもランディの目にはななししかうつっていない。
さっさか歩いていく2人を不服そうに追いかけるハワード。しょうがないと呆れて諦めてしまうそんな性格をこんな時ばかりは、恨まずにはいられない。
『ランディ、今日のテストはどうだった?』
「え!!て、テスト!そ、そりゃぁ、上出来だよ」
「嘘つけ、お前はどうせFだ!友達を簡単に裏切るF評価ランディ・カニングハムだよ!」
「おい、ハワード。僕の為でもあるんだ!わかってくれよ!親友だろ?」
コソコソ二人は体を密着させ話す。
ハワードは相当イライラしているらしい。食べることが好きで欲に実直な彼が今まさに食べることを邪魔されているのだから仕方の無い話だが。
高校一年にもなれば恋だの、愛だのあるだろ。わかってくれよ。と、諭すのだがハワードは「アイスクリームサンド」の、一点張り。
困ったぞ。ランディはこちらを不思議そうに見つめるななしに笑いかけながら悩んだ。
『あの、なんだがお邪魔かな?ごめんね、ハワード。僕余計なことしちゃったね』
「そんな事ないよ!あぁ、そうだ!僕らとアイスクリームサンド食べに行かない?」
「F評価の割には考えた方だな」
「F評価は関係ないだろ!」
『ふふ。もしかして角のカフェの?僕も行っていいのかな?』
「勿論だよ!ねぇ、ハワード!」
「早速いこうぜ!」
食べられるなら何だっていいとばかりに爽快に歩き出したハワードに、ランディはようやく安堵のため息をつく。
角のカフェにつく。すぐさまアイスクリームサンドを頼み出された水を飲みながらハワードはニヤニヤしながらななしに問うてみた。
「ななしはニンジャについてどう思う?」
『ニンジャ…忍者?』
「おい、ハワード!」
この質問をしたのには理由がある。
いやがらせだ。たんに悪意のある質問をし、裏切ったランディをこらしめてやろう。ハワードなりの仕返しだ。
アワアワと、慌てだしたランディ。
ハワードはいつも思う。その態度でバレてしまうだろ。なのに、バレないあたりまわりは本当になにもみていないんだなぁと。
しばらく悩んだななしはおもむろに口を開いた。
『なんとも思わないよね。普通』
「え!?何も思わないの!?」
『え?ハワードはなにか思う?』
「俺は何も?」
「だって、ニンジャだよ!?怪物やロボットから守ってるじゃないか。あのカタナの不思議なニンジャパワーで!」
『そうだけど、だって。助けてるから偉いって勘違いしてるんだもん。鼻につくし…』
「そ、そんなことないよ!きっとニンジャも頑張って…」
『だって僕助けてもらった時、感謝しなよ?ニンジャに!って言われたし…なにそれ、って感じだよね』
「あははは!」
項垂れるランディ、爆笑するハワード、コーヒーを啜るななし。テンションの差があり過ぎるテーブルに客は皆、不思議そうにしていた。
ハワードの仕返しは上手くいったようで彼は頗る嬉しそうだ。しまいには「もっといって」と忍者であるランディを追い詰めていく。
そろそろランディが死ぬぞ、という当たりまでななしは忍者への不満をぶちまけた。
「すごい不満だな。俺がニンジャに、伝えとくよ
」
『ありがとう。よろしくね』
「………」
『ふふ、ランディ!なんで突っ伏してるのさ』
「なんでもないよ」
「気にするな、ランディは今失恋したんだよ」
『え!ランディ好きな人がいたんだ…へぇ…』
そっか、と今度はななしシュンとなる。
なんだ、この状況はは。ハワードはアイスクリームサンドを頬張りながらふたりを一瞥した。
『ぼ、僕帰るよ!家の手伝いしなきゃ行けないんだった!』
「そ。そうなんだ!また明日ね」
「じゃあな!」
『バイバイ!』
ビューと、かけていったななし。
ハワードは理解した。もしかしてこの2人はからまわってないか?と。
「どういうこと!?」
「俺に聞くなよ」
「あーもう。ななしが、まさかニンジャを嫌いなんて!!駄目だ、これじゃモチベーションがあがらない」
「いい知らせと悪い知らせがあるけど聞くか?」
「え、うん、」
「悪い知らせはななしがニンジャを嫌いなこと」
「改めて言わないでよ、傷ついた」
「いい知らせも聞けよ。いい知らせはななしはランディが好きなこと」
「………どういうこと?」
「まぁ、そのうちわかるって!」
「なんだよ~」
上手くいくかいかないかはさておき。
この、状況かなり面白い。
すべてを理解している唯一の存在、ハワード。
彼は楽しくて仕方ないとニヤニヤ笑った。
「はぁ、」
「何とかなるって」
「そうだといいけど」
親友の、背をバシッと叩いてハワードは四つ目のアイスクリームサンドを口にした。あと十一個は食べられる。
「明日が楽しみだ」
「何?」
「なんでもない。F評価」
「お前も変わらないだろ」
end
「あ、見てハワード!」
「なんだよランディ!今からアイスクリームサンド食べに行くんだろ」
「待ってよ、ハワード…だって、」
「あー…そういう事か」
ノイスビル高校の昇降口の下駄箱に体を隠しひそひそする、二人がいた。道いく学生らに変な目で見られているがお構い無しのランディはある人物を眺めている。
友人であるハワードはとてつもなく嫌な顔をしている。
ランディが約束を破ってしまうほどに熱中しているのが忍者入門、そしてむめいななし。
多分今からアイスクリームサンドを食べに行く約束をあっさり破るぞ。ハワードの目の前にいる要注意人物のむめいななしのせいで。
『やぁ、ランディ!ハワード!』
「や、やぁ!ななし。その。い、今から帰るの?」
『そうだよ?今日は用事がないからね!ランディも?』
「俺達は今からアイスクリー「い、今から僕らも帰るんだ!よかったら、一緒に帰らない?」はぁ、またこれだ!」
ランディはこの日本人のむめいななしが大がつくほど好きなのだ。
それはもうハワードとの約束を簡単に破るくらいには。
アイスクリームサンドを既に胃はほしがってる!とハワードは叫んでみせるもランディの目にはななししかうつっていない。
さっさか歩いていく2人を不服そうに追いかけるハワード。しょうがないと呆れて諦めてしまうそんな性格をこんな時ばかりは、恨まずにはいられない。
『ランディ、今日のテストはどうだった?』
「え!!て、テスト!そ、そりゃぁ、上出来だよ」
「嘘つけ、お前はどうせFだ!友達を簡単に裏切るF評価ランディ・カニングハムだよ!」
「おい、ハワード。僕の為でもあるんだ!わかってくれよ!親友だろ?」
コソコソ二人は体を密着させ話す。
ハワードは相当イライラしているらしい。食べることが好きで欲に実直な彼が今まさに食べることを邪魔されているのだから仕方の無い話だが。
高校一年にもなれば恋だの、愛だのあるだろ。わかってくれよ。と、諭すのだがハワードは「アイスクリームサンド」の、一点張り。
困ったぞ。ランディはこちらを不思議そうに見つめるななしに笑いかけながら悩んだ。
『あの、なんだがお邪魔かな?ごめんね、ハワード。僕余計なことしちゃったね』
「そんな事ないよ!あぁ、そうだ!僕らとアイスクリームサンド食べに行かない?」
「F評価の割には考えた方だな」
「F評価は関係ないだろ!」
『ふふ。もしかして角のカフェの?僕も行っていいのかな?』
「勿論だよ!ねぇ、ハワード!」
「早速いこうぜ!」
食べられるなら何だっていいとばかりに爽快に歩き出したハワードに、ランディはようやく安堵のため息をつく。
角のカフェにつく。すぐさまアイスクリームサンドを頼み出された水を飲みながらハワードはニヤニヤしながらななしに問うてみた。
「ななしはニンジャについてどう思う?」
『ニンジャ…忍者?』
「おい、ハワード!」
この質問をしたのには理由がある。
いやがらせだ。たんに悪意のある質問をし、裏切ったランディをこらしめてやろう。ハワードなりの仕返しだ。
アワアワと、慌てだしたランディ。
ハワードはいつも思う。その態度でバレてしまうだろ。なのに、バレないあたりまわりは本当になにもみていないんだなぁと。
しばらく悩んだななしはおもむろに口を開いた。
『なんとも思わないよね。普通』
「え!?何も思わないの!?」
『え?ハワードはなにか思う?』
「俺は何も?」
「だって、ニンジャだよ!?怪物やロボットから守ってるじゃないか。あのカタナの不思議なニンジャパワーで!」
『そうだけど、だって。助けてるから偉いって勘違いしてるんだもん。鼻につくし…』
「そ、そんなことないよ!きっとニンジャも頑張って…」
『だって僕助けてもらった時、感謝しなよ?ニンジャに!って言われたし…なにそれ、って感じだよね』
「あははは!」
項垂れるランディ、爆笑するハワード、コーヒーを啜るななし。テンションの差があり過ぎるテーブルに客は皆、不思議そうにしていた。
ハワードの仕返しは上手くいったようで彼は頗る嬉しそうだ。しまいには「もっといって」と忍者であるランディを追い詰めていく。
そろそろランディが死ぬぞ、という当たりまでななしは忍者への不満をぶちまけた。
「すごい不満だな。俺がニンジャに、伝えとくよ
」
『ありがとう。よろしくね』
「………」
『ふふ、ランディ!なんで突っ伏してるのさ』
「なんでもないよ」
「気にするな、ランディは今失恋したんだよ」
『え!ランディ好きな人がいたんだ…へぇ…』
そっか、と今度はななしシュンとなる。
なんだ、この状況はは。ハワードはアイスクリームサンドを頬張りながらふたりを一瞥した。
『ぼ、僕帰るよ!家の手伝いしなきゃ行けないんだった!』
「そ。そうなんだ!また明日ね」
「じゃあな!」
『バイバイ!』
ビューと、かけていったななし。
ハワードは理解した。もしかしてこの2人はからまわってないか?と。
「どういうこと!?」
「俺に聞くなよ」
「あーもう。ななしが、まさかニンジャを嫌いなんて!!駄目だ、これじゃモチベーションがあがらない」
「いい知らせと悪い知らせがあるけど聞くか?」
「え、うん、」
「悪い知らせはななしがニンジャを嫌いなこと」
「改めて言わないでよ、傷ついた」
「いい知らせも聞けよ。いい知らせはななしはランディが好きなこと」
「………どういうこと?」
「まぁ、そのうちわかるって!」
「なんだよ~」
上手くいくかいかないかはさておき。
この、状況かなり面白い。
すべてを理解している唯一の存在、ハワード。
彼は楽しくて仕方ないとニヤニヤ笑った。
「はぁ、」
「何とかなるって」
「そうだといいけど」
親友の、背をバシッと叩いてハワードは四つ目のアイスクリームサンドを口にした。あと十一個は食べられる。
「明日が楽しみだ」
「何?」
「なんでもない。F評価」
「お前も変わらないだろ」
end