短編 男主
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(百地三太夫(26)ななしのために時間とお金をかけて社長になった人。家事全般、料理も得意。ななしが高校を卒業したら田舎に引っ越し自分なしでは生きられないように甲斐甲斐しく暮らしていく予定。
ななし(16)/前世から三太夫と付き合っている高校一年生。三太夫がいないとご飯が進まない。親がおらず育ての親であるお婆ちゃんが他界してからは一人暮らしだが勉強も家事もできない。)
細々とした設定がありますがきにせずよんでもらっても大丈夫だと思います。
湯船に浸かりながら浴槽に腕と顎を乗せたななしはうつらうつらとしながら、シャワーを使い泡を洗い流す三太夫を見つめていた。
16歳のななしの体は細く、引き締まってはいるが筋肉はあまりない。色白であるため余計に華奢で弱そうに見えてしまう。
対して三太夫は色白ではあるがかなりがっしりとした体つきであった。筋肉の着いた肩や腕は逞しく太い。綺麗に腹筋が割れているし腰周りは細く引き締まっていてとても美しい体型である。
加えて身長もかなり高いし足だってするりと長い。
天と地ほどの差をまじまじと感じてしまったななしは欠伸をしながらも、微かにショックを受けていた。
『(何あの筋肉量…どこで鍛えてるのかな…あぁ、本当にかっこいい。羨ましい…んー…触りたい)』
今更鍛えたところでそもそもの骨格がやわなななしは三太夫のように屈強にはなれぬであろう。せいぜい腹筋がかすかに割れるくらいだ。
ななし自身もそれをよく理解しているため何とも居た堪れない。
『まだ、10年あるからワンチャン…あるかも』
そうだ、三太夫の今の年齢に達した時にもしかすれば今よりも格段に逞しくなっているかもしれない。
まだ子供だから仕方ない。成長期もこれからに違いない。
ななしは言い聞かせながら1人うんうん頷いた。
「はは、諦めな。俺がお前の年の頃は既に今と変わりなかったからな」
『え!?三太夫って昔からムキムキだったの!?というか、なんで体のことってわかったの?』
「穴が空くほど見といてよく言うぜ。まぁ、今ほどって言うと言い過ぎだが大差はなかったぜ?」
『なにそれ、じゃ俺もう絶対無理だ』
三太夫からあまりに残酷な現実を突きつけられななしは打ちひしがれた。
すごく悲しい、と泣き真似をし始めたななしに三太夫はくつくつと笑った。
シャワーを終えななしの入っている浴槽に三太夫も入った。
少し小さな浴槽だが2人でもらくらく入れるようだ。
「俺ァ別にいまのままのお前ェで構やしねぇよ」
『俺がやだ』
「どうして?」
『ただのヒョロがりじゃん!身長も低いし、筋肉もない!もっと三太夫を魅了したいんだよ[D:12316]』
「魅了、ね…」
眠り眼でぶーすか怒り心頭なななしを顎に手を当てまじまじと見下ろしてみる。
大きく黒真珠のような瞳を覆う天をむく長いまつ毛。ぷっくりと膨らんだ赤く艶やかな唇。白く肌理細かい項や、鎖骨。
確かに肋が浮き細く心もとないが引き締まった腰や股関節。足も短くない。
「(どれをどう取ったも俺を魅了するには変わりないんだがな)」
極めつけの桃色乳首と、桃色ちんぽ。
体に見合った可愛らしさをもつそれらは三太夫をこれでもかと魅了しているのだが。
本人に言えばきっと腹を立て拗ねてしまうため敢えて口にはせず。
ぶーぶー言う小さなななしを三太夫はすっぽりと抱きしめた。
『…三太夫は大っきいね』
「ななしは今のままでいい。変わってくれるな。それが愛おしんだよ俺ァ」
『ガリガリだけどいいの?』
「そう思うならちったぁ、飯を食え」
『夜食べてるよ?』
「朝と昼もだ。昼なんか休日しかまともに食ってねぇだろうが。いつもサンドイッチか、ジュースだけだろ」
『お昼は誰もいないんだもん。味しないからあんまり食べられないなぁ』
「…お前ェは本当に馬鹿だな」
『馬鹿って言わないでよ』
抱きしめられた腕にしがみつき、甘えるように擦り寄るななし。
細い腰を抱き白く濡れたうなじを三太夫の大きな手が優しく撫でる。
暑い胸板に頭を預けるななしは拗ねたように悔いをとがらせながら『三太夫が高校生ならなぁ』とポツリと呟いた。
『あ、でもやっぱりダメ』
「ん?いいじゃねぇか。一緒にいられるぜ?」
『…かっこいい三太夫がいたら皆三太夫を好きになっちゃうじゃん。俺嫉妬でおかしくなる自信あるよ』
「そんな物好きはお前ェだけだっつーの」
そんなことない!と足をバタバタさせるななしの首筋に顔を埋め、三太夫は嬉しそうにはにかんだ。
ななしには見えなかったが三太夫が笑ったのが何となくわかったらしく、彼もまた暴れていたが幸せそうに口角を上げた。
しばらくお互い何を喋るでもなく裸の肌に手をはわせたり抱きしめたり、甘いスキンシップをしていた。
湯船の揺れるちゃぷちゃぷという音だけが風呂場に反響している。
『三太夫ぅ…』
「ん?」
『俺、眠たくなってきた』
「そうだろうな…入った瞬間からうつらうつらしてたからな」
『三太夫が…2回も、するから…』
「扱き合い2回しただけでお眠か?まだまだ子供だなななし」
『子供だもーん』
「大人になるまでにもう少し体を鍛えとけよ。そんなんじゃ、俺の攻めに耐えらんねぇぜ?」
『……頑張るっ』
「はは、冗談だ。さて、あがるか」
『ん』
まだ未成年であるななしを本格的に抱けるはずもなく。今はまだ触り合いや扱き合いをし、愛を確かめあっている2人。
せめてななしが高校を卒業した後に抱く。これは三太夫なりの大人のあり方でもある(半蔵にドヤされたとも言う)。
今はまだ甘いスキンシップだけで我慢するが、卒業したら覚えておけよ。
今にも眠りそうなななしの鎖骨と首筋にキスマークをつけながら三太夫は意地悪く笑って見せた。
先程、2回扱き合いをし2回果てたななしは疲労と心地よい温度とでもう既に半分寝ている。
船を漕ぎながら服を着せられ頭を乾かされるななし。甲斐甲斐しくこなしていく三太夫は幸せそうであった。
明日は日曜日。
仕事も学校もなく、2人が唯一朝から晩まで過ごせる日。
寝巻きに着替えた2人は布団に潜り込む。
三太夫の逞しい腕を枕にしもうすよすよとねむってしまったななし。
まだまだお子ちゃまであるが愛しい恋人。
三太夫は愛おしそうにななしの顔にかかる髪をどかしてやり、現れた白いおでこに優しくキスをしてやる。
「おやすみ」
返事はなかったが、聞こえてくる健やかで愛おしい寝息に満足そうな三太夫。
彼もまたやんわりやってくるまどろみに身を任せ、明日は何をしようかとぼんやり考えた。
「とりあえず、飯だな」
ななしが美味いというものを作ってやろう。
atgk
細々とした設定があるのはこの設定でいくつか短編を書いているからです。シリーズになるかはわかりませんが三太夫の短編もちまちま出したいです。
前世(無双時代)辛く死別したため、今はではななしを可愛がりたい三太夫が日々彼を溺愛するっていう感じのシリーズ?短編です。
なのでサンカクシカクの無双5短編は現代版が多くなるかなと思います。
ななし(16)/前世から三太夫と付き合っている高校一年生。三太夫がいないとご飯が進まない。親がおらず育ての親であるお婆ちゃんが他界してからは一人暮らしだが勉強も家事もできない。)
細々とした設定がありますがきにせずよんでもらっても大丈夫だと思います。
湯船に浸かりながら浴槽に腕と顎を乗せたななしはうつらうつらとしながら、シャワーを使い泡を洗い流す三太夫を見つめていた。
16歳のななしの体は細く、引き締まってはいるが筋肉はあまりない。色白であるため余計に華奢で弱そうに見えてしまう。
対して三太夫は色白ではあるがかなりがっしりとした体つきであった。筋肉の着いた肩や腕は逞しく太い。綺麗に腹筋が割れているし腰周りは細く引き締まっていてとても美しい体型である。
加えて身長もかなり高いし足だってするりと長い。
天と地ほどの差をまじまじと感じてしまったななしは欠伸をしながらも、微かにショックを受けていた。
『(何あの筋肉量…どこで鍛えてるのかな…あぁ、本当にかっこいい。羨ましい…んー…触りたい)』
今更鍛えたところでそもそもの骨格がやわなななしは三太夫のように屈強にはなれぬであろう。せいぜい腹筋がかすかに割れるくらいだ。
ななし自身もそれをよく理解しているため何とも居た堪れない。
『まだ、10年あるからワンチャン…あるかも』
そうだ、三太夫の今の年齢に達した時にもしかすれば今よりも格段に逞しくなっているかもしれない。
まだ子供だから仕方ない。成長期もこれからに違いない。
ななしは言い聞かせながら1人うんうん頷いた。
「はは、諦めな。俺がお前の年の頃は既に今と変わりなかったからな」
『え!?三太夫って昔からムキムキだったの!?というか、なんで体のことってわかったの?』
「穴が空くほど見といてよく言うぜ。まぁ、今ほどって言うと言い過ぎだが大差はなかったぜ?」
『なにそれ、じゃ俺もう絶対無理だ』
三太夫からあまりに残酷な現実を突きつけられななしは打ちひしがれた。
すごく悲しい、と泣き真似をし始めたななしに三太夫はくつくつと笑った。
シャワーを終えななしの入っている浴槽に三太夫も入った。
少し小さな浴槽だが2人でもらくらく入れるようだ。
「俺ァ別にいまのままのお前ェで構やしねぇよ」
『俺がやだ』
「どうして?」
『ただのヒョロがりじゃん!身長も低いし、筋肉もない!もっと三太夫を魅了したいんだよ[D:12316]』
「魅了、ね…」
眠り眼でぶーすか怒り心頭なななしを顎に手を当てまじまじと見下ろしてみる。
大きく黒真珠のような瞳を覆う天をむく長いまつ毛。ぷっくりと膨らんだ赤く艶やかな唇。白く肌理細かい項や、鎖骨。
確かに肋が浮き細く心もとないが引き締まった腰や股関節。足も短くない。
「(どれをどう取ったも俺を魅了するには変わりないんだがな)」
極めつけの桃色乳首と、桃色ちんぽ。
体に見合った可愛らしさをもつそれらは三太夫をこれでもかと魅了しているのだが。
本人に言えばきっと腹を立て拗ねてしまうため敢えて口にはせず。
ぶーぶー言う小さなななしを三太夫はすっぽりと抱きしめた。
『…三太夫は大っきいね』
「ななしは今のままでいい。変わってくれるな。それが愛おしんだよ俺ァ」
『ガリガリだけどいいの?』
「そう思うならちったぁ、飯を食え」
『夜食べてるよ?』
「朝と昼もだ。昼なんか休日しかまともに食ってねぇだろうが。いつもサンドイッチか、ジュースだけだろ」
『お昼は誰もいないんだもん。味しないからあんまり食べられないなぁ』
「…お前ェは本当に馬鹿だな」
『馬鹿って言わないでよ』
抱きしめられた腕にしがみつき、甘えるように擦り寄るななし。
細い腰を抱き白く濡れたうなじを三太夫の大きな手が優しく撫でる。
暑い胸板に頭を預けるななしは拗ねたように悔いをとがらせながら『三太夫が高校生ならなぁ』とポツリと呟いた。
『あ、でもやっぱりダメ』
「ん?いいじゃねぇか。一緒にいられるぜ?」
『…かっこいい三太夫がいたら皆三太夫を好きになっちゃうじゃん。俺嫉妬でおかしくなる自信あるよ』
「そんな物好きはお前ェだけだっつーの」
そんなことない!と足をバタバタさせるななしの首筋に顔を埋め、三太夫は嬉しそうにはにかんだ。
ななしには見えなかったが三太夫が笑ったのが何となくわかったらしく、彼もまた暴れていたが幸せそうに口角を上げた。
しばらくお互い何を喋るでもなく裸の肌に手をはわせたり抱きしめたり、甘いスキンシップをしていた。
湯船の揺れるちゃぷちゃぷという音だけが風呂場に反響している。
『三太夫ぅ…』
「ん?」
『俺、眠たくなってきた』
「そうだろうな…入った瞬間からうつらうつらしてたからな」
『三太夫が…2回も、するから…』
「扱き合い2回しただけでお眠か?まだまだ子供だなななし」
『子供だもーん』
「大人になるまでにもう少し体を鍛えとけよ。そんなんじゃ、俺の攻めに耐えらんねぇぜ?」
『……頑張るっ』
「はは、冗談だ。さて、あがるか」
『ん』
まだ未成年であるななしを本格的に抱けるはずもなく。今はまだ触り合いや扱き合いをし、愛を確かめあっている2人。
せめてななしが高校を卒業した後に抱く。これは三太夫なりの大人のあり方でもある(半蔵にドヤされたとも言う)。
今はまだ甘いスキンシップだけで我慢するが、卒業したら覚えておけよ。
今にも眠りそうなななしの鎖骨と首筋にキスマークをつけながら三太夫は意地悪く笑って見せた。
先程、2回扱き合いをし2回果てたななしは疲労と心地よい温度とでもう既に半分寝ている。
船を漕ぎながら服を着せられ頭を乾かされるななし。甲斐甲斐しくこなしていく三太夫は幸せそうであった。
明日は日曜日。
仕事も学校もなく、2人が唯一朝から晩まで過ごせる日。
寝巻きに着替えた2人は布団に潜り込む。
三太夫の逞しい腕を枕にしもうすよすよとねむってしまったななし。
まだまだお子ちゃまであるが愛しい恋人。
三太夫は愛おしそうにななしの顔にかかる髪をどかしてやり、現れた白いおでこに優しくキスをしてやる。
「おやすみ」
返事はなかったが、聞こえてくる健やかで愛おしい寝息に満足そうな三太夫。
彼もまたやんわりやってくるまどろみに身を任せ、明日は何をしようかとぼんやり考えた。
「とりあえず、飯だな」
ななしが美味いというものを作ってやろう。
atgk
細々とした設定があるのはこの設定でいくつか短編を書いているからです。シリーズになるかはわかりませんが三太夫の短編もちまちま出したいです。
前世(無双時代)辛く死別したため、今はではななしを可愛がりたい三太夫が日々彼を溺愛するっていう感じのシリーズ?短編です。
なのでサンカクシカクの無双5短編は現代版が多くなるかなと思います。