ミニ小話
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『肉まん…買っちゃったぁ』
「ヒヒッ!お前いっつも誘惑に負けとんのぉ」
『だって美味しそうなんだもん』
コンビニの肉まんを持ちながら何故か肩を落とすななし。隣には真島がおり彼もまた肉まんを片手に持っている。
秋になるとコンビニのホットスナックは充実し始める。
年中置いてあるチキンやホットドッグなどに加え、肉まんやおでんなど寒いからこそ食べたくなるものがずらりと店に並ぶのだ。
買う予定がなくても傍まで近寄ると美味しそうな香りがし、結局誘惑に負けホットスナックを買ってしまったりする。
今日のななしもまさに良い香りにつられてしまい、2人で帰宅している途中でわざわざコンビニに入り肉まんを購入してしまったのだ。
カロリーがうんぬんかんぬんと呟きながら買ってしまったことを酷く後悔していた様子のななし。
次は絶対に買わない!負けない!と拳を握っている。
「毎回同じこと言うとるやんけ」
『つ、次こそは頑張るっ!だから今日だけ、今日だけはいいですよね?』
「俺に聞いとんかそれ。別にいつでも食えばええやんけ。そもそもお前は我慢なんて出来ひんやろ。美味いもんやったら尚更な」
『酷いっ!それじゃアタシがまるで大食いみたいじゃないですか!』
「大食いとまではいかんが、それなりに食うやろ」
『…う、ひ、否定できない…』
「せやろ?まぁ、それでもそないに細いんやさかい肉まんの一つや二つ食ったところでどうにもならんやろけどな」
『うぅ、吾朗さんはカロリーを舐めてる』
「あぁ?そないに言うならその肉まん俺が食うたるわ」
『え!?これは駄目です!今日の肉まんはアタシが食べるんです!』
「ほなつべこべ言わんと大人しく食わんかい」
『んぐっ』
購入したはいいが食べ渋っているななしに真島は呆れつつ、自身が持っていた肉まんを彼女の口へ押し込んだ。
最初こそ何か言いたげにこちらに視線を寄越していたななしだが、肉まんをもぐもぐと一口食べると旨味を感じたのかみるみるうちに明るい表情に変わり、最後は幸せそうな笑みを浮かべた。
『お、美味しい…』
「ヒヒッ。うだうだ悩むよりよっぽどええ顔しとるでななし」
『ふふ、そんなにええ顔してますか?』
「おう。可愛ええ顔しとるで」
肉まんに限らず何かを食べてその美味しさに感動しているななしはとても可愛いいと真島は思う。
どんな料理でも幸せそうに頬張るため見ているこちらはとても気持ちがいい。
できることならななしが食べたいものを食べいつだってニコニコと可愛らしい表情でいてもらいたいものだが、彼女も色々と気になるであろうし食べ渋るのも仕方ないことだろう。
ただななしはほっそりしているし、肉まんひとつなんて気にするほどの事でもないと感じるのも確かだ。
真島は頬をふくらませて開き直ったように肉まんをもぐもぐと食べ進めるななしを見つめ、ハムスターのようだと小さく笑った。
「どんなお前も俺にとっては可愛ええ恋人なんは変わりない。それだけは覚えとけよななし」
『ご、吾朗さん…そっかぁ。ふふ、ありがとう』
「まぁ、お前が食いすぎたらちゃぁんとつきおうたるわ。せやったらななしも気にせんでもええしな」
『え?何に付き合ってくれるんです?』
「そら運動に決まっとるやろ」
『なるほど!食べすぎたら一緒にダイエットしてくれるんですね?吾朗さん優しい〜』
「ヒヒッ!俺の思う運動とななしが言う運動が一緒やとええのぉ」
『うん?』
真島の運動、効率よく汗を流し気持ちよくなれるいわゆる"大人の運動"であるが肉まんを頬張るななしは気がついていない。
「ほな、今夜肉まん分一緒に消化しよかななし。お前がようさん動けるように騎乗位にしたるさかい」
『え、き、きじょう、い…って…運動ってそういう!?』
「ようやく気づいたんか?」
『そ、そんなんじゃダイエットにならないですぅ!』
「安心せぇ。一回や二回やない。なんべんでもななしの気の済むまでダイエットにつきおうたるわ」
『ぁ、え、遠慮しますっ』
「楽しみやのぉ」
『ちょっと、吾朗さんっ!』
食べ物を頬張る姿も、美味さに感動し幸せそうに笑う姿も、運動が卑猥なものだと知り焦る姿も、全部全部がとても愛しい。
真島は真っ赤な顔で焦るななしの手を掴むと自宅へと歩みを進めた。
『ご、吾朗さんのえっち!』
「可愛ええ言い方すな。ここで犯すで?」
『なっ!?』
「焦らんでも俺は逃げも隠れもせん」
『そうじゃないー!』
帰ったら宣言通り騎乗位でななしのダイエットを手伝ってやろう。
真島はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた。
「ヒヒッ!お前いっつも誘惑に負けとんのぉ」
『だって美味しそうなんだもん』
コンビニの肉まんを持ちながら何故か肩を落とすななし。隣には真島がおり彼もまた肉まんを片手に持っている。
秋になるとコンビニのホットスナックは充実し始める。
年中置いてあるチキンやホットドッグなどに加え、肉まんやおでんなど寒いからこそ食べたくなるものがずらりと店に並ぶのだ。
買う予定がなくても傍まで近寄ると美味しそうな香りがし、結局誘惑に負けホットスナックを買ってしまったりする。
今日のななしもまさに良い香りにつられてしまい、2人で帰宅している途中でわざわざコンビニに入り肉まんを購入してしまったのだ。
カロリーがうんぬんかんぬんと呟きながら買ってしまったことを酷く後悔していた様子のななし。
次は絶対に買わない!負けない!と拳を握っている。
「毎回同じこと言うとるやんけ」
『つ、次こそは頑張るっ!だから今日だけ、今日だけはいいですよね?』
「俺に聞いとんかそれ。別にいつでも食えばええやんけ。そもそもお前は我慢なんて出来ひんやろ。美味いもんやったら尚更な」
『酷いっ!それじゃアタシがまるで大食いみたいじゃないですか!』
「大食いとまではいかんが、それなりに食うやろ」
『…う、ひ、否定できない…』
「せやろ?まぁ、それでもそないに細いんやさかい肉まんの一つや二つ食ったところでどうにもならんやろけどな」
『うぅ、吾朗さんはカロリーを舐めてる』
「あぁ?そないに言うならその肉まん俺が食うたるわ」
『え!?これは駄目です!今日の肉まんはアタシが食べるんです!』
「ほなつべこべ言わんと大人しく食わんかい」
『んぐっ』
購入したはいいが食べ渋っているななしに真島は呆れつつ、自身が持っていた肉まんを彼女の口へ押し込んだ。
最初こそ何か言いたげにこちらに視線を寄越していたななしだが、肉まんをもぐもぐと一口食べると旨味を感じたのかみるみるうちに明るい表情に変わり、最後は幸せそうな笑みを浮かべた。
『お、美味しい…』
「ヒヒッ。うだうだ悩むよりよっぽどええ顔しとるでななし」
『ふふ、そんなにええ顔してますか?』
「おう。可愛ええ顔しとるで」
肉まんに限らず何かを食べてその美味しさに感動しているななしはとても可愛いいと真島は思う。
どんな料理でも幸せそうに頬張るため見ているこちらはとても気持ちがいい。
できることならななしが食べたいものを食べいつだってニコニコと可愛らしい表情でいてもらいたいものだが、彼女も色々と気になるであろうし食べ渋るのも仕方ないことだろう。
ただななしはほっそりしているし、肉まんひとつなんて気にするほどの事でもないと感じるのも確かだ。
真島は頬をふくらませて開き直ったように肉まんをもぐもぐと食べ進めるななしを見つめ、ハムスターのようだと小さく笑った。
「どんなお前も俺にとっては可愛ええ恋人なんは変わりない。それだけは覚えとけよななし」
『ご、吾朗さん…そっかぁ。ふふ、ありがとう』
「まぁ、お前が食いすぎたらちゃぁんとつきおうたるわ。せやったらななしも気にせんでもええしな」
『え?何に付き合ってくれるんです?』
「そら運動に決まっとるやろ」
『なるほど!食べすぎたら一緒にダイエットしてくれるんですね?吾朗さん優しい〜』
「ヒヒッ!俺の思う運動とななしが言う運動が一緒やとええのぉ」
『うん?』
真島の運動、効率よく汗を流し気持ちよくなれるいわゆる"大人の運動"であるが肉まんを頬張るななしは気がついていない。
「ほな、今夜肉まん分一緒に消化しよかななし。お前がようさん動けるように騎乗位にしたるさかい」
『え、き、きじょう、い…って…運動ってそういう!?』
「ようやく気づいたんか?」
『そ、そんなんじゃダイエットにならないですぅ!』
「安心せぇ。一回や二回やない。なんべんでもななしの気の済むまでダイエットにつきおうたるわ」
『ぁ、え、遠慮しますっ』
「楽しみやのぉ」
『ちょっと、吾朗さんっ!』
食べ物を頬張る姿も、美味さに感動し幸せそうに笑う姿も、運動が卑猥なものだと知り焦る姿も、全部全部がとても愛しい。
真島は真っ赤な顔で焦るななしの手を掴むと自宅へと歩みを進めた。
『ご、吾朗さんのえっち!』
「可愛ええ言い方すな。ここで犯すで?」
『なっ!?』
「焦らんでも俺は逃げも隠れもせん」
『そうじゃないー!』
帰ったら宣言通り騎乗位でななしのダイエットを手伝ってやろう。
真島はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた。