ミニ小話
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*ちょっと注意
「はぁ…ななし…」
『…ま、真島さん…ん、』
狭い部屋の中、真島とななしはお互い荒い呼吸で体を弄り合っていた。
二人は既に充分興奮しており、今すぐにでも行為を始めそうな勢いである。
夢中になって服を脱がせあっていると、真島の端正な顔が赤くなっているななしの顔に近付いた。
鼻と鼻が触れ合いこれからキスをするのだと理解したななしは恥ずかしくも嬉しく、真島に応えるべくそっと瞳を閉じる…のだが。
後数センチ…唇同士が触れそうなタイミングでななしは何かを思い出したようで『まっ、待って真島さん!』と咄嗟に迫り来る真島の口を両手で覆い隠したのだ。
「ななし、照れんでもええんやで」
『ひゃっ…ん、指舐めないでくださいっ』
「せやけどこのままやったらキスもできひんやん」
『で、でも今日はキスできないんですっ』
「どないしたん?俺とキスしたないんか?」
『そ、そうじゃないんです、んっ、あっ、真島さんっ』
「ななし…指も気持ちええんか?ホンマ敏感やのぉ」
キスを静止しようと口を覆った指の間を真島の熱い舌がぬるりと這う。
真島が今この瞬間もとても興奮しており、すぐにでもキスをして性急に行為に耽りたいと感じていることはななしにもよく分かる。
ななしも同じ気持ちでとても興奮しており、早く真島と1つになりたいと体が疼いているからだ。
しかしそれでも待ったをかける必要があった。
理由は今朝から口の中に出来ている"口内炎"だ。
『んっ、だめっ。真島さんっ…アタシ今口内炎ができてて…』
「口内炎?できてもうたんか?」
『は、はい。だから今はキスできないですっ。すみません』
そう言えばようやく指を舐めていた真島が止まり「大丈夫か?」とななしの顔を覗き込んだ。
キスができないことが申し訳なく微かな罪悪感に苛まれてしまったななしは小さくなりながら再び『すみません』と呟いた。
「ななし」
『は、はい』
「気にせんでもええやんけ」
『ま、真島さん…はい』
「せやけどちょっと堪忍な」
『え?…ぁ、ぅっ』
気にしなくていいと言う真島にホッと胸を撫で下ろしたななし。
真島の優しさや気遣いにキュンと胸が高鳴り、やはり彼は素敵だと改めてそう感じていた最中。
目の前にいた真島の手が伸びてきたかと思うと、彼の手はななしの顎をつかみ口が開いたままになるように固定したのだ。
さらに親指が唇を押し上げながらゆっくりと何かを探すように口内に入ってくる。
『ま、まひましゃ…』
「苦しいよなぁ、せやけどちょっと我慢してな」
『んーっ!』
「お、ここに口内炎できとる」
どうやら口を開いたのはじっくりと口内炎を探すためだったらしい。
左の内頬に出来た口内炎を見て「これは痛そうやのぉ」と呟いている。
口を開きっぱなしのななしは真島の親指が唇や歯列なぞるせいでなんとも言えぬ感覚になってしまう。
溢れてくる唾液を上手く飲み込むことが出来ずに口の端からツーと流れていくが、真島がしっかりと顎を掴んで離さいないのでどうすることも出来ない。
はしたないと思いつつなす術がなく流れる続ける唾液に羞恥心でいっぱいいっぱいだ。
『は、はなしれぇ…』
「はぁ…そんな顔すんなやななし…あんまり可愛ええと虐めたくなるやんけ」
真島を見上げると彼は恍惚の表情を浮かべ、息を荒くさせている。
元々興奮していたようだが、更に興奮が増しているようだ。
この飢えた獣のような表情と、欲を孕んだ隻眼は行為中の真島がみせる顔だ。
この顔の時の真島は普段よりも荒々しく激しい欲をぶつけてくるということをよく理解していたななしは、咄嗟に彼から離れようと身をよじるが力では叶うはずもなく。
『まひましゃ…まっ…んっ!』
まるで獲物を狙う猛禽類のような鋭い瞳がだんだんと近付いてくると、ななしの僅かな抵抗も虚しく真島の舌が開かれていた口内へと侵入したのだ。
『んっ!んん!』
口内炎ができていてるからキスはできないと伝えたはずなのに、真島の舌はいつも通り乱暴にそして気持ちの良い部分をザラザラと舐め尽くすよう動いた。
器用に口内炎を避けているが、いつ触れ合ってしまうか分からない為ななしは真島が舌を動かす度にビクッと体を揺らしてしまう。
気持ちがいい、でも怖い。
色々な感情が入り交じりななしの頭はパンクしてしまいそうだ。
『んっ、ふっ…んぅ!』
「はぁ、んっ、ななしっ、んっ」
『んんんっ』
真島の巧みなディープキスで腰が砕けて立っていられない。
咄嗟に大きな体にしがみつき快感に悶えていると、口を開いていた手の親指が微かに動きななしの口内炎に触れたのだ。
快感と急に訪れたピリリとした痛み。
ななしは驚きと痛みに思わず口内に侵入している真島の舌と、親指をガブッと噛んでしまった。
『んぅ!あ、はぁ…はぁ』
「はぁ…ななしに噛まれてしもうたのぉ」
『な、なんで嬉しそうなんですかっ。もう、意地悪しないでくださいよぅ…痛い…』
「せやけど甘イキしとったやろ?」
『し、してないですっ。もうキスしないっ…!』
「すまん、つい可愛ええさかい虐めてもうた。せやけど…ななしの痛がる顔ホンマええんや。…もうこんなんなってしもたわ、どないする?」
『う、うぅ』
ゴリッと腹に押し付けられるのは既に痛いほど怒張した真島の中心部。
それだけで体の奥底がギュンと疼き、真島が欲しくなるのだから己に少し呆れてしまう。
決して自分はドMなんかじゃないし、虐められたり痛いのが好きなわけではない。ましてや口内炎を触られ気持ちよくなるはずがないし寧ろどれも嫌なはずなのに。
相手が真島というだけで体が全ての感覚に反応してしまい、コントロールできない。
これが惚れた弱みと言うやつなのだろうか。
『も、そんなに押し付けられたら…』
「ん?押し付けられたら?」
『う、うぅ…』
「どうなってまうんや?教えてやななし」
『あ、ぅ…お、奥…キュンキュンしちゃうからぁ』
「っななし。はぁ…アカン今すぐ抱くで。疼いてしゃあない子宮までめちゃくちゃに突いて犯したるわ」
『真島さんっ、い、痛くしないでっ』
「何言うとん、ななしは全部気持ちええやろ?」
『ち、違うぅ…』
「俺とななし…相性抜群ちゅうわけや」
『あぅっ、やぁ…き、き、キスはもうダメですからね』
「しゃあない。キスは口内炎が治るまでとっといたる」
『うん、んぅ、お、お願いします、あんっ、あ、あ…』
真島の大きな手に包まれるような愛撫を受けななしは甘い声を響かせた。
約束通りこの後は一度も真島からキスはして来なかったのだが…。
行為中、結局口が寂しく物足りないとななしから真島へキスを迫り「やっぱり痛いの好きなんやんけ」とからかうように言われる事となる。
「はぁ…ななし…」
『…ま、真島さん…ん、』
狭い部屋の中、真島とななしはお互い荒い呼吸で体を弄り合っていた。
二人は既に充分興奮しており、今すぐにでも行為を始めそうな勢いである。
夢中になって服を脱がせあっていると、真島の端正な顔が赤くなっているななしの顔に近付いた。
鼻と鼻が触れ合いこれからキスをするのだと理解したななしは恥ずかしくも嬉しく、真島に応えるべくそっと瞳を閉じる…のだが。
後数センチ…唇同士が触れそうなタイミングでななしは何かを思い出したようで『まっ、待って真島さん!』と咄嗟に迫り来る真島の口を両手で覆い隠したのだ。
「ななし、照れんでもええんやで」
『ひゃっ…ん、指舐めないでくださいっ』
「せやけどこのままやったらキスもできひんやん」
『で、でも今日はキスできないんですっ』
「どないしたん?俺とキスしたないんか?」
『そ、そうじゃないんです、んっ、あっ、真島さんっ』
「ななし…指も気持ちええんか?ホンマ敏感やのぉ」
キスを静止しようと口を覆った指の間を真島の熱い舌がぬるりと這う。
真島が今この瞬間もとても興奮しており、すぐにでもキスをして性急に行為に耽りたいと感じていることはななしにもよく分かる。
ななしも同じ気持ちでとても興奮しており、早く真島と1つになりたいと体が疼いているからだ。
しかしそれでも待ったをかける必要があった。
理由は今朝から口の中に出来ている"口内炎"だ。
『んっ、だめっ。真島さんっ…アタシ今口内炎ができてて…』
「口内炎?できてもうたんか?」
『は、はい。だから今はキスできないですっ。すみません』
そう言えばようやく指を舐めていた真島が止まり「大丈夫か?」とななしの顔を覗き込んだ。
キスができないことが申し訳なく微かな罪悪感に苛まれてしまったななしは小さくなりながら再び『すみません』と呟いた。
「ななし」
『は、はい』
「気にせんでもええやんけ」
『ま、真島さん…はい』
「せやけどちょっと堪忍な」
『え?…ぁ、ぅっ』
気にしなくていいと言う真島にホッと胸を撫で下ろしたななし。
真島の優しさや気遣いにキュンと胸が高鳴り、やはり彼は素敵だと改めてそう感じていた最中。
目の前にいた真島の手が伸びてきたかと思うと、彼の手はななしの顎をつかみ口が開いたままになるように固定したのだ。
さらに親指が唇を押し上げながらゆっくりと何かを探すように口内に入ってくる。
『ま、まひましゃ…』
「苦しいよなぁ、せやけどちょっと我慢してな」
『んーっ!』
「お、ここに口内炎できとる」
どうやら口を開いたのはじっくりと口内炎を探すためだったらしい。
左の内頬に出来た口内炎を見て「これは痛そうやのぉ」と呟いている。
口を開きっぱなしのななしは真島の親指が唇や歯列なぞるせいでなんとも言えぬ感覚になってしまう。
溢れてくる唾液を上手く飲み込むことが出来ずに口の端からツーと流れていくが、真島がしっかりと顎を掴んで離さいないのでどうすることも出来ない。
はしたないと思いつつなす術がなく流れる続ける唾液に羞恥心でいっぱいいっぱいだ。
『は、はなしれぇ…』
「はぁ…そんな顔すんなやななし…あんまり可愛ええと虐めたくなるやんけ」
真島を見上げると彼は恍惚の表情を浮かべ、息を荒くさせている。
元々興奮していたようだが、更に興奮が増しているようだ。
この飢えた獣のような表情と、欲を孕んだ隻眼は行為中の真島がみせる顔だ。
この顔の時の真島は普段よりも荒々しく激しい欲をぶつけてくるということをよく理解していたななしは、咄嗟に彼から離れようと身をよじるが力では叶うはずもなく。
『まひましゃ…まっ…んっ!』
まるで獲物を狙う猛禽類のような鋭い瞳がだんだんと近付いてくると、ななしの僅かな抵抗も虚しく真島の舌が開かれていた口内へと侵入したのだ。
『んっ!んん!』
口内炎ができていてるからキスはできないと伝えたはずなのに、真島の舌はいつも通り乱暴にそして気持ちの良い部分をザラザラと舐め尽くすよう動いた。
器用に口内炎を避けているが、いつ触れ合ってしまうか分からない為ななしは真島が舌を動かす度にビクッと体を揺らしてしまう。
気持ちがいい、でも怖い。
色々な感情が入り交じりななしの頭はパンクしてしまいそうだ。
『んっ、ふっ…んぅ!』
「はぁ、んっ、ななしっ、んっ」
『んんんっ』
真島の巧みなディープキスで腰が砕けて立っていられない。
咄嗟に大きな体にしがみつき快感に悶えていると、口を開いていた手の親指が微かに動きななしの口内炎に触れたのだ。
快感と急に訪れたピリリとした痛み。
ななしは驚きと痛みに思わず口内に侵入している真島の舌と、親指をガブッと噛んでしまった。
『んぅ!あ、はぁ…はぁ』
「はぁ…ななしに噛まれてしもうたのぉ」
『な、なんで嬉しそうなんですかっ。もう、意地悪しないでくださいよぅ…痛い…』
「せやけど甘イキしとったやろ?」
『し、してないですっ。もうキスしないっ…!』
「すまん、つい可愛ええさかい虐めてもうた。せやけど…ななしの痛がる顔ホンマええんや。…もうこんなんなってしもたわ、どないする?」
『う、うぅ』
ゴリッと腹に押し付けられるのは既に痛いほど怒張した真島の中心部。
それだけで体の奥底がギュンと疼き、真島が欲しくなるのだから己に少し呆れてしまう。
決して自分はドMなんかじゃないし、虐められたり痛いのが好きなわけではない。ましてや口内炎を触られ気持ちよくなるはずがないし寧ろどれも嫌なはずなのに。
相手が真島というだけで体が全ての感覚に反応してしまい、コントロールできない。
これが惚れた弱みと言うやつなのだろうか。
『も、そんなに押し付けられたら…』
「ん?押し付けられたら?」
『う、うぅ…』
「どうなってまうんや?教えてやななし」
『あ、ぅ…お、奥…キュンキュンしちゃうからぁ』
「っななし。はぁ…アカン今すぐ抱くで。疼いてしゃあない子宮までめちゃくちゃに突いて犯したるわ」
『真島さんっ、い、痛くしないでっ』
「何言うとん、ななしは全部気持ちええやろ?」
『ち、違うぅ…』
「俺とななし…相性抜群ちゅうわけや」
『あぅっ、やぁ…き、き、キスはもうダメですからね』
「しゃあない。キスは口内炎が治るまでとっといたる」
『うん、んぅ、お、お願いします、あんっ、あ、あ…』
真島の大きな手に包まれるような愛撫を受けななしは甘い声を響かせた。
約束通りこの後は一度も真島からキスはして来なかったのだが…。
行為中、結局口が寂しく物足りないとななしから真島へキスを迫り「やっぱり痛いの好きなんやんけ」とからかうように言われる事となる。