ミニ小話
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『吾朗さん!吾朗さん!仕事中すみません。ちょっとだけいいですか?』
「ん?別にかまへんで」
『良かった、じゃぁちょっとだけこれ見てもらっていいですか?』
「ん?」
真島組の事務所で仕事をしていた真島に嬉しそうに声をかけたななし。
『見てください!』と真島に向かってスマホの画面を向けている。
「なんや?ただの待ち受け画面やんけ。これを見せたかったんか?」
『違いますよう!ここ見て!』
「?時計やな」
『そう時計です!見ててくださいね!』
ななしがニコニコと指を指すのはスマホのデジタル時計。
時間は丁度19時55分を示している。
「ななし?」
『しっ!まだ、もう少しです』
「はっきり言わんかい」
『もう少しなんだけどなっ…あ!!』
「せやからなんやねん」
『見て見て吾朗さん!56分!吾朗さん!』
しばしば真島がスマホのデジタル時計を見ていると1分進み、時刻は56分になった。
するとななしは満面の笑みで『吾朗さんになりました!!』と真島に報告し、楽しそうにしている。
「……お前、そんだけか?」
『え?うん。そうですよ。すみません、お仕事中に。もう戻ってもらっても大丈夫です!』
どうやらななしは真島の名前と同じ(語呂合わせ的な意味で)56分を本人に見せたかったらしい。
仕事の邪魔をしないようにとそそくさソファに戻っていくななし。
彼女は座った後も嬉しいのかニコニコと笑顔を浮かべたまま、スマホ画面を見ている。
未だに56分になったデジタル時計を見ているようだ。
「(……可愛ええ事してくれるやんけ)」
きっとななしは純粋に56と言う数字を見せただけなのだろうが、まるで"仕事ばかりしてないでアタシにもかまって欲しい"と言っているようにも思える行動だ。
ソファに座ったななしは満足そうにしているが、真島には全てがいじらしい行動のように感じられ、何故だか彼女を見ていると妙にムラムラとしてしまう。
ななしに対してはとんでもなく沸点が低い己の性欲にだんだんと支配されていく真島は勢いよく立ち上がり、ソファを目指す。
そしてななしの隣に座った。
「抱かせろななし」
『へ?』
「お前の可愛ええ行動にムラっときたさかい、抱かせろ」
『えぇ!?急にどうしたんですか!?』
「急やない。お前の答えは、はいかYESの二択や」
『それ実質一択…んっ!』
全ては恋人が可愛すぎるせいであり、自分が暴走するのも仕方の無いこと。
真島は開き直りながらななしをソファに押し倒し、彼女の柔らかな唇を貪った。
「ん?別にかまへんで」
『良かった、じゃぁちょっとだけこれ見てもらっていいですか?』
「ん?」
真島組の事務所で仕事をしていた真島に嬉しそうに声をかけたななし。
『見てください!』と真島に向かってスマホの画面を向けている。
「なんや?ただの待ち受け画面やんけ。これを見せたかったんか?」
『違いますよう!ここ見て!』
「?時計やな」
『そう時計です!見ててくださいね!』
ななしがニコニコと指を指すのはスマホのデジタル時計。
時間は丁度19時55分を示している。
「ななし?」
『しっ!まだ、もう少しです』
「はっきり言わんかい」
『もう少しなんだけどなっ…あ!!』
「せやからなんやねん」
『見て見て吾朗さん!56分!吾朗さん!』
しばしば真島がスマホのデジタル時計を見ていると1分進み、時刻は56分になった。
するとななしは満面の笑みで『吾朗さんになりました!!』と真島に報告し、楽しそうにしている。
「……お前、そんだけか?」
『え?うん。そうですよ。すみません、お仕事中に。もう戻ってもらっても大丈夫です!』
どうやらななしは真島の名前と同じ(語呂合わせ的な意味で)56分を本人に見せたかったらしい。
仕事の邪魔をしないようにとそそくさソファに戻っていくななし。
彼女は座った後も嬉しいのかニコニコと笑顔を浮かべたまま、スマホ画面を見ている。
未だに56分になったデジタル時計を見ているようだ。
「(……可愛ええ事してくれるやんけ)」
きっとななしは純粋に56と言う数字を見せただけなのだろうが、まるで"仕事ばかりしてないでアタシにもかまって欲しい"と言っているようにも思える行動だ。
ソファに座ったななしは満足そうにしているが、真島には全てがいじらしい行動のように感じられ、何故だか彼女を見ていると妙にムラムラとしてしまう。
ななしに対してはとんでもなく沸点が低い己の性欲にだんだんと支配されていく真島は勢いよく立ち上がり、ソファを目指す。
そしてななしの隣に座った。
「抱かせろななし」
『へ?』
「お前の可愛ええ行動にムラっときたさかい、抱かせろ」
『えぇ!?急にどうしたんですか!?』
「急やない。お前の答えは、はいかYESの二択や」
『それ実質一択…んっ!』
全ては恋人が可愛すぎるせいであり、自分が暴走するのも仕方の無いこと。
真島は開き直りながらななしをソファに押し倒し、彼女の柔らかな唇を貪った。