ミニ小話
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『吾朗さんって脚フェチですよね』
「俺が、脚フェチぃ?」
吾朗さんは2人で寛ぐ時、良くアタシの脚を触る。
太ももだったり、ふくらはぎだったり、足首だったり吾朗さんが触れる箇所は色々だけど、今日は膝をサスサスと触っている。
擽ったいけど吾朗さんに触られるのは正直嫌いじゃない。だから気にする必要は無いけどなんとなく触られるのは足ばかりだから、彼は脚フェチなのかなぁ、なんて疑問が頭に浮かんだ。
素直に聞いてみると吾朗さんは膝を撫でる手を止めて「せやなぁ…」と、真剣に悩み出す。
なんとなく聞いたからそこまで真剣に考えなくても良かったのだけど、律儀にしっかり思い悩む吾朗さん。
本当に変なところで真面目な人。
「ななしのスカートからはみ出る脚はいつもエロい」
『うん、え?』
「体のラインが出るような服きとる時の尻もエロい」
『…』
「でかい胸は勿論エロい」
『…』
「せやから脚フェチやなくて"ななしフェチ"っちゅうとこやな」
『ななしフェチ…』
「ヒヒッ!せや。ななしフェチ」
ななしフェチって、素直に喜んでもいいのかよく分からない。
でも嬉しそうに笑う吾朗さんを見るに、悪気は一切ないのだろうし脚もお尻も胸も全部好きでいてくれてるっぽい。
エロいというワードは微妙だけど吾朗さんが好きでいてくれてるならアタシも嬉しいし、この体でよかったと思う。
「ななしは何フェチなんや?」
『え?アタシ?』
「お前もなんかあるんやろ?」
吾朗さんの好意にホクホクしていると、質問を返された。
アタシも吾朗さんの全てが好きだし"吾朗さんフェチ"なのは間違いないけど。
でも強いて言うならアタシは…
『い、"刺青フェチ"…?』
「刺青ぃ?」
『うん』
「ほな桐生ちゃんの刺青も好きっちゅうことか?お前の周りにはスミ入れたヤツようさんおるやんけ」
『吾朗さん限定の刺青フェチですぅ!』
「ほんまか?お前は見境なさそうやんけ」
『失礼な!アタシはこの桜と蛇と般若が好きなんですから』
「ヒヒッ!ほんならええわ。他所のスミにうつつ抜かしたらアカンで?」
『そんなこと絶対ないのに、心配性だなぁ』
アタシが好きなのは吾朗さんに彫られた刺青。
勿論綺麗な刺青は見ていて飽きないけど、愛しているのは桜と蛇と般若だけ。
「せやけどななしなら刺青やなくて"吾朗さんのちんこフェチ"やろ。いっつも虜になっとるし」
『な、なってませんけど!?てかそんなフェチないもん!』
「刺青フェチかて無いやろ。なんで体の一部やないねん」
『刺青は体の一部でしょ!』
「後付けを体の一部呼ばわりすな」
『あー!般若ちゃんを後付けって言った!酷いです!吾朗さん!』
「お前はなんで般若の味方しとんねん」
『…今日から"般若ちゃんフェチ"になります』
「局所的やのぉ」
スケベで意地悪な吾朗さんフェチは今日を持ってやめにして、心機一転般若ちゃんフェチになってやる!
「俺が、脚フェチぃ?」
吾朗さんは2人で寛ぐ時、良くアタシの脚を触る。
太ももだったり、ふくらはぎだったり、足首だったり吾朗さんが触れる箇所は色々だけど、今日は膝をサスサスと触っている。
擽ったいけど吾朗さんに触られるのは正直嫌いじゃない。だから気にする必要は無いけどなんとなく触られるのは足ばかりだから、彼は脚フェチなのかなぁ、なんて疑問が頭に浮かんだ。
素直に聞いてみると吾朗さんは膝を撫でる手を止めて「せやなぁ…」と、真剣に悩み出す。
なんとなく聞いたからそこまで真剣に考えなくても良かったのだけど、律儀にしっかり思い悩む吾朗さん。
本当に変なところで真面目な人。
「ななしのスカートからはみ出る脚はいつもエロい」
『うん、え?』
「体のラインが出るような服きとる時の尻もエロい」
『…』
「でかい胸は勿論エロい」
『…』
「せやから脚フェチやなくて"ななしフェチ"っちゅうとこやな」
『ななしフェチ…』
「ヒヒッ!せや。ななしフェチ」
ななしフェチって、素直に喜んでもいいのかよく分からない。
でも嬉しそうに笑う吾朗さんを見るに、悪気は一切ないのだろうし脚もお尻も胸も全部好きでいてくれてるっぽい。
エロいというワードは微妙だけど吾朗さんが好きでいてくれてるならアタシも嬉しいし、この体でよかったと思う。
「ななしは何フェチなんや?」
『え?アタシ?』
「お前もなんかあるんやろ?」
吾朗さんの好意にホクホクしていると、質問を返された。
アタシも吾朗さんの全てが好きだし"吾朗さんフェチ"なのは間違いないけど。
でも強いて言うならアタシは…
『い、"刺青フェチ"…?』
「刺青ぃ?」
『うん』
「ほな桐生ちゃんの刺青も好きっちゅうことか?お前の周りにはスミ入れたヤツようさんおるやんけ」
『吾朗さん限定の刺青フェチですぅ!』
「ほんまか?お前は見境なさそうやんけ」
『失礼な!アタシはこの桜と蛇と般若が好きなんですから』
「ヒヒッ!ほんならええわ。他所のスミにうつつ抜かしたらアカンで?」
『そんなこと絶対ないのに、心配性だなぁ』
アタシが好きなのは吾朗さんに彫られた刺青。
勿論綺麗な刺青は見ていて飽きないけど、愛しているのは桜と蛇と般若だけ。
「せやけどななしなら刺青やなくて"吾朗さんのちんこフェチ"やろ。いっつも虜になっとるし」
『な、なってませんけど!?てかそんなフェチないもん!』
「刺青フェチかて無いやろ。なんで体の一部やないねん」
『刺青は体の一部でしょ!』
「後付けを体の一部呼ばわりすな」
『あー!般若ちゃんを後付けって言った!酷いです!吾朗さん!』
「お前はなんで般若の味方しとんねん」
『…今日から"般若ちゃんフェチ"になります』
「局所的やのぉ」
スケベで意地悪な吾朗さんフェチは今日を持ってやめにして、心機一転般若ちゃんフェチになってやる!