小話集1
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(真島/恋人/R15)
『こんばんはー、吾朗さん』
控えめなノックの後ゆっくり開いた扉から、恋人であるななしがひょいっと顔を覗かせた。
荘厳な机で文字が沢山並んだ書類とにらめっこをしていた真島はそんなななしの声が聞こえ扉が開くと、顔を起こし「おう、入れや」と彼女にむけて手招きをしてみせた。
『吾朗さんはまだ終わってないんですか?アタシお邪魔じゃないです?』
「かまへん、こんなもん適当でええねん」
『ふふ、適当じゃだめでしょ』
「こんなもん俺がやらんでもええもんばっかや」
『ふふ、何言ってるんですか。吾朗さんがやらなきゃだからここにある書類でしょ?』
「アイツらが勝手に持ってくるさかい、しゃあなしでやっとんねん」
『さすがです組長。なんだかんだちゃぁんと仕事しててかっこいいですよ!』
「ヒヒッ、なにを調子ええ事言うとんねん。はよ、こっち来て顔見せんかい」
『はぁい』
入口の前でニコニコとしていたななしをこちらに来るように呼びつけた真島。
ななしは着ていたコートをソファに掛けて真島が座っている机にへと足を向けた。
座っていた真島もゆっくりとたちあがり、こちらにやってくるななしを迎えるように抱きしめた。
一回りほど小さいななしをスッポリ抱きしめると、思っていた以上に体は冷えている。春と言えどまだまだ夜は冷え込んでいるらしい。
そんな寒空の中歩いてきたななしの体を温めてやるようにそっと彼女の首元に手を添えて自分の胸に頭を預けるように促した真島。
ななしは真島が言わんとしていることが分かったようで、その手の動きに身を任せて小さな頭を逞しい胸にへと預けた。
『ん〜、吾朗さんあったかい』
「ななしの手ぇは冷こいのぉ」
『ん、ごめん。冷たかったね』
「かまへん」
ななしは素肌とジャケットの間に腕をまわしひしりと抱きついてくる。
回された手は冷え込んだ体なんか比べ物にならないくらい冷たい。
わざわざ仕事終わりに体を冷やしてまで会いに来てくれたななしに言い表せぬほどの愛おしさを感じた真島は、彼女を労わるように抱きしめる腕に力を込め、顔のすぐ近くにある白い首筋に唇を落とした。
擽ったそうに身を捩るななしを逃がさぬように抱きしめて、艶めかしい首筋に何度も何度も唇を降らした。
『ん、ご、吾朗さん、擽ったいですって』
「お前を温めてやっとんや。もう少し我慢せぇ」
『もう、十分温かいですよ』
「あ?まだまだ冷こいやろが」
『ん、んふふ、もう平気だってっ』
「アカン。まだまだや」
『っわぁ!?』
ななしの白い首筋を堪能していると少し火がついてしまった真島。
言い知れぬ熱がゾワゾワと背中を駆け巡り、いても立ってもいられなくなってしまう。
このままでは色々ヤバいとは感じつつも腕の中で照れてもじもじとしているななしを見てしまえば、理性など遥か彼方、銀河の向こうまで飛んでいってしまって。
腰を抱いていた手でそのままななしを抱き上げた真島は驚く彼女を尻目に、先程まで仕事をしていた机へと座らせた。
座ったななしの事を上から押し倒すようにして覆い被さると流石に危機感を感じたであろう彼女が『だ、ダメですよ!?』と、そっと顔を近づけた真島の両頬をがっちりと掴んだ。
『シ、シませんからね?』
「ここまで来てせんなんて据え膳もええとこやで」
『何言ってるんですか!まだ仕事あるんでしょう?』
「適当でええ言うたやないか」
『適当でも一応目を通さなきゃ』
「後や、後。今はななしを可愛がるのが俺の仕事や」
『ひぇ、ちょっ、ここ貴方の事務所じゃないですか』
「おう、せやから邪魔も入らんっちゅう訳や」
『もぅ、ちょっと!』
片手でななしの両手を押さえつけ机に縫い付けてしまえばもう後には引けなくなる。
ななしの乱れた衣服と髪、そして先程まで目を通していた書類がぐしゃぐしゃになっている様をみて、妙な背徳感を感じてしまった真島。
ここが組長室である事も相まって、真島の欲望がムクムクと大きくなっていくようだった。
嫌がり暴れているななしの太ももに手袋越しに触れゆっくりとなぞるようにして指を滑らせる。
面白いくらいに跳ねたななしに自然と口角が上がり「ヒヒッ」と笑い声が漏れてしまった。
『ほ、本気っ?』
「俺はいつだって本気や。そんなことななしならよぉ分かっとるんやないか」
『そ、そうかもしれないけど…でも隣に皆居るじゃないですかっ』
「声我慢しいや」
『どう考えても無理ですってっ、声我慢なんて…』
「ほな、塞いどいたろか?」
『ふ、塞ぐって…ちょっと待っ…んぅ!』
ここまで来てしまえばもう後戻りが出来ないことなどななしも分かっているはずだが、僅かな理性が邪魔をして首を縦に振れないらしい。
それならばいっそ、その見栄や虚栄を…いつまでも張っている意地を崩壊させてやろう。
真島は嫌だやめてと困ったように繰り返すななしのふっくらとした赤い唇に己の唇を押し付けた。
口を閉じ舌の侵入を拒むななしだが、太ももに置いていた手で彼女の足の付け根ギリギリを擽るように触れば驚いたのか肩を揺らし少しだけ口が開いた。
『んぅっ!』
「…っん…」
一瞬の隙をつき真島は開いた口に素早く舌をねじ込む。そのままななしの奥で小さく縮こまる舌に舌を絡ませ、吸い付き、真島はその艶かしい感触を楽しんだ。
お互いの唾液を交換するように卑猥な音を立てながら激しいキスを交え、ようやく唇を離せば腕の中にいるななしは顔を真っ赤にしたまま荒く呼吸している。
少し涙の膜が貼った瞳はとろんと蕩けておりキスだけで意識が朦朧としてしまっているらしい。
こんなに快感に素直で大丈夫なのだろうかと真島は少し心配になってしまうが、彼女に触れられるのは後にも先にも自分だけなのだから別に良いかと一人納得し、もう理性を手放しただろうと着ているブラウンのシャツのボタンに手をかけた。
『ご、吾朗さ…』
「俺に任せとき、ちゃぁんと口塞いだるさかい」
『だ、だめぇ』
「こうやってななしの事机に押し倒して見下ろしとるとほんまにゾクゾクするわ。"イケナイ事"しとるってやつや」
『ん、…こ、こんなの…ダメなのに…』
「素直になれや。お前も欲しいんやろ」
『んぅっ、あっ』
己の芯を持ったそれをわざとななしの太ももに布越しに擦り付けた真島。
特に敏感な部分を愛撫した訳では無いのに、艶めかし声を発し体を震わせているななし。キスのせいで色々と体が敏感になっているのだろう。
尚もこすり付けているとくねくねと身を捩り逃げようとし出したが、それは余計に真島を高ぶらせ喜ばせる行為だ。
『あ、ん。ご、吾朗さんの、か、硬い』
「ななしがこんな風にしたんや…責任取らなアカンよなぁ?」
『せ、責任…』
「せや、最後まで責任もって…筋通すのが大人っちゅうもんや」
『…ん、そ、そうかも』
「おう、そうや。物分りがええのぉななし」
『ちゃ、ちゃんと…口…塞いでてよ』
「任せとき」
結局嫌だ、ダメだと言いつつもその場の雰囲気と真島に流されてしまったななし。
上に覆い被さる真島の逞しい首に腕を回すと、そっと瞳を閉じ訪れるであろう快感に身を震わせた。
受け入れ態勢になったななしの従順さに加虐心が刺激され、獣のように隻眼をギラつかせた真島はそのまま彼女のたおやかな胸を鷲掴みにし揉みあげた。
『はぁん…っ』
「ななし、静かにせなアカンでぇ」
『ふ、塞ぐって言ったぁ』
「まだまだこれからやでななし」
『もう、出ちゃうんだもん』
「……あんま煽んな、俺も余裕なくなんでぇ」
『煽ってない』
「素でやっとんか?ほんまにエロいやっちゃで」
『…吾朗さんに言われたくない…』
「ヒヒッ、そうかもしれんなぁ」
『んぅ!はぁ、ンッ…!』
口を覆い必死に声を我慢しているななしを見て可哀想に思いながらも、真島は責める手を止めることはなかった。
恋人が可愛くて健気なせいで色々我慢が効かないんだ。お前が愛くるしいのが悪い。と、真島はななしにかなりお門違いな責任転嫁しながら己の欲深さと彼女への異様なまで執着を感じ自嘲気味に笑うしかなかった。
そうして始まった目交いは次第に激しさをまし、二人は理性を手放しひたすら快感に没頭する事となる。
ダメだと言っていたななしもちゃんと気持ちよくなっていたし、なんならそのまま第3ラウンドまで続いた。
(……)
(ななし?ななし、聞いとんか?)
(……)
(拗ねんなや。気持ちよかったやないか)
(……部屋出るの死ぬほど気まずかった…)
(ほとんど残っとらんだやないか)
(西田さんもいたし!南さんもいた!!それに東山さんも西森さんも宮尾さんもいました!!)
(安心せぇ、気付いとったとしてもあいつらは見とらんし、聞いとらん。絶対そう言うように釘刺しといた)
(……そういうの、職権乱用っていう言うらしいですよ)
(あ?ヤクザに職権乱用もクソもあるかいな!)
(…ぁ、元もないこと言った…)
『こんばんはー、吾朗さん』
控えめなノックの後ゆっくり開いた扉から、恋人であるななしがひょいっと顔を覗かせた。
荘厳な机で文字が沢山並んだ書類とにらめっこをしていた真島はそんなななしの声が聞こえ扉が開くと、顔を起こし「おう、入れや」と彼女にむけて手招きをしてみせた。
『吾朗さんはまだ終わってないんですか?アタシお邪魔じゃないです?』
「かまへん、こんなもん適当でええねん」
『ふふ、適当じゃだめでしょ』
「こんなもん俺がやらんでもええもんばっかや」
『ふふ、何言ってるんですか。吾朗さんがやらなきゃだからここにある書類でしょ?』
「アイツらが勝手に持ってくるさかい、しゃあなしでやっとんねん」
『さすがです組長。なんだかんだちゃぁんと仕事しててかっこいいですよ!』
「ヒヒッ、なにを調子ええ事言うとんねん。はよ、こっち来て顔見せんかい」
『はぁい』
入口の前でニコニコとしていたななしをこちらに来るように呼びつけた真島。
ななしは着ていたコートをソファに掛けて真島が座っている机にへと足を向けた。
座っていた真島もゆっくりとたちあがり、こちらにやってくるななしを迎えるように抱きしめた。
一回りほど小さいななしをスッポリ抱きしめると、思っていた以上に体は冷えている。春と言えどまだまだ夜は冷え込んでいるらしい。
そんな寒空の中歩いてきたななしの体を温めてやるようにそっと彼女の首元に手を添えて自分の胸に頭を預けるように促した真島。
ななしは真島が言わんとしていることが分かったようで、その手の動きに身を任せて小さな頭を逞しい胸にへと預けた。
『ん〜、吾朗さんあったかい』
「ななしの手ぇは冷こいのぉ」
『ん、ごめん。冷たかったね』
「かまへん」
ななしは素肌とジャケットの間に腕をまわしひしりと抱きついてくる。
回された手は冷え込んだ体なんか比べ物にならないくらい冷たい。
わざわざ仕事終わりに体を冷やしてまで会いに来てくれたななしに言い表せぬほどの愛おしさを感じた真島は、彼女を労わるように抱きしめる腕に力を込め、顔のすぐ近くにある白い首筋に唇を落とした。
擽ったそうに身を捩るななしを逃がさぬように抱きしめて、艶めかしい首筋に何度も何度も唇を降らした。
『ん、ご、吾朗さん、擽ったいですって』
「お前を温めてやっとんや。もう少し我慢せぇ」
『もう、十分温かいですよ』
「あ?まだまだ冷こいやろが」
『ん、んふふ、もう平気だってっ』
「アカン。まだまだや」
『っわぁ!?』
ななしの白い首筋を堪能していると少し火がついてしまった真島。
言い知れぬ熱がゾワゾワと背中を駆け巡り、いても立ってもいられなくなってしまう。
このままでは色々ヤバいとは感じつつも腕の中で照れてもじもじとしているななしを見てしまえば、理性など遥か彼方、銀河の向こうまで飛んでいってしまって。
腰を抱いていた手でそのままななしを抱き上げた真島は驚く彼女を尻目に、先程まで仕事をしていた机へと座らせた。
座ったななしの事を上から押し倒すようにして覆い被さると流石に危機感を感じたであろう彼女が『だ、ダメですよ!?』と、そっと顔を近づけた真島の両頬をがっちりと掴んだ。
『シ、シませんからね?』
「ここまで来てせんなんて据え膳もええとこやで」
『何言ってるんですか!まだ仕事あるんでしょう?』
「適当でええ言うたやないか」
『適当でも一応目を通さなきゃ』
「後や、後。今はななしを可愛がるのが俺の仕事や」
『ひぇ、ちょっ、ここ貴方の事務所じゃないですか』
「おう、せやから邪魔も入らんっちゅう訳や」
『もぅ、ちょっと!』
片手でななしの両手を押さえつけ机に縫い付けてしまえばもう後には引けなくなる。
ななしの乱れた衣服と髪、そして先程まで目を通していた書類がぐしゃぐしゃになっている様をみて、妙な背徳感を感じてしまった真島。
ここが組長室である事も相まって、真島の欲望がムクムクと大きくなっていくようだった。
嫌がり暴れているななしの太ももに手袋越しに触れゆっくりとなぞるようにして指を滑らせる。
面白いくらいに跳ねたななしに自然と口角が上がり「ヒヒッ」と笑い声が漏れてしまった。
『ほ、本気っ?』
「俺はいつだって本気や。そんなことななしならよぉ分かっとるんやないか」
『そ、そうかもしれないけど…でも隣に皆居るじゃないですかっ』
「声我慢しいや」
『どう考えても無理ですってっ、声我慢なんて…』
「ほな、塞いどいたろか?」
『ふ、塞ぐって…ちょっと待っ…んぅ!』
ここまで来てしまえばもう後戻りが出来ないことなどななしも分かっているはずだが、僅かな理性が邪魔をして首を縦に振れないらしい。
それならばいっそ、その見栄や虚栄を…いつまでも張っている意地を崩壊させてやろう。
真島は嫌だやめてと困ったように繰り返すななしのふっくらとした赤い唇に己の唇を押し付けた。
口を閉じ舌の侵入を拒むななしだが、太ももに置いていた手で彼女の足の付け根ギリギリを擽るように触れば驚いたのか肩を揺らし少しだけ口が開いた。
『んぅっ!』
「…っん…」
一瞬の隙をつき真島は開いた口に素早く舌をねじ込む。そのままななしの奥で小さく縮こまる舌に舌を絡ませ、吸い付き、真島はその艶かしい感触を楽しんだ。
お互いの唾液を交換するように卑猥な音を立てながら激しいキスを交え、ようやく唇を離せば腕の中にいるななしは顔を真っ赤にしたまま荒く呼吸している。
少し涙の膜が貼った瞳はとろんと蕩けておりキスだけで意識が朦朧としてしまっているらしい。
こんなに快感に素直で大丈夫なのだろうかと真島は少し心配になってしまうが、彼女に触れられるのは後にも先にも自分だけなのだから別に良いかと一人納得し、もう理性を手放しただろうと着ているブラウンのシャツのボタンに手をかけた。
『ご、吾朗さ…』
「俺に任せとき、ちゃぁんと口塞いだるさかい」
『だ、だめぇ』
「こうやってななしの事机に押し倒して見下ろしとるとほんまにゾクゾクするわ。"イケナイ事"しとるってやつや」
『ん、…こ、こんなの…ダメなのに…』
「素直になれや。お前も欲しいんやろ」
『んぅっ、あっ』
己の芯を持ったそれをわざとななしの太ももに布越しに擦り付けた真島。
特に敏感な部分を愛撫した訳では無いのに、艶めかし声を発し体を震わせているななし。キスのせいで色々と体が敏感になっているのだろう。
尚もこすり付けているとくねくねと身を捩り逃げようとし出したが、それは余計に真島を高ぶらせ喜ばせる行為だ。
『あ、ん。ご、吾朗さんの、か、硬い』
「ななしがこんな風にしたんや…責任取らなアカンよなぁ?」
『せ、責任…』
「せや、最後まで責任もって…筋通すのが大人っちゅうもんや」
『…ん、そ、そうかも』
「おう、そうや。物分りがええのぉななし」
『ちゃ、ちゃんと…口…塞いでてよ』
「任せとき」
結局嫌だ、ダメだと言いつつもその場の雰囲気と真島に流されてしまったななし。
上に覆い被さる真島の逞しい首に腕を回すと、そっと瞳を閉じ訪れるであろう快感に身を震わせた。
受け入れ態勢になったななしの従順さに加虐心が刺激され、獣のように隻眼をギラつかせた真島はそのまま彼女のたおやかな胸を鷲掴みにし揉みあげた。
『はぁん…っ』
「ななし、静かにせなアカンでぇ」
『ふ、塞ぐって言ったぁ』
「まだまだこれからやでななし」
『もう、出ちゃうんだもん』
「……あんま煽んな、俺も余裕なくなんでぇ」
『煽ってない』
「素でやっとんか?ほんまにエロいやっちゃで」
『…吾朗さんに言われたくない…』
「ヒヒッ、そうかもしれんなぁ」
『んぅ!はぁ、ンッ…!』
口を覆い必死に声を我慢しているななしを見て可哀想に思いながらも、真島は責める手を止めることはなかった。
恋人が可愛くて健気なせいで色々我慢が効かないんだ。お前が愛くるしいのが悪い。と、真島はななしにかなりお門違いな責任転嫁しながら己の欲深さと彼女への異様なまで執着を感じ自嘲気味に笑うしかなかった。
そうして始まった目交いは次第に激しさをまし、二人は理性を手放しひたすら快感に没頭する事となる。
ダメだと言っていたななしもちゃんと気持ちよくなっていたし、なんならそのまま第3ラウンドまで続いた。
(……)
(ななし?ななし、聞いとんか?)
(……)
(拗ねんなや。気持ちよかったやないか)
(……部屋出るの死ぬほど気まずかった…)
(ほとんど残っとらんだやないか)
(西田さんもいたし!南さんもいた!!それに東山さんも西森さんも宮尾さんもいました!!)
(安心せぇ、気付いとったとしてもあいつらは見とらんし、聞いとらん。絶対そう言うように釘刺しといた)
(……そういうの、職権乱用っていう言うらしいですよ)
(あ?ヤクザに職権乱用もクソもあるかいな!)
(…ぁ、元もないこと言った…)