ミニ小話
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ななしは昔から酒に弱い。
出会った当初は、酒が入ったチョコであるウィスキーボンボンを一粒食べただけで酔っていたくらいだ。
当時から比べると今はほんの少し強くなったといえるが、レモンサワー1杯でベロベロに酔うのでやはりななしはまだまだ酒に弱い。
『ごろーさん…えへへ、ただいまれす…』
そんなかなり下戸であるななしだが、今日は会社での飲み会があったようで。
普段よりも随分と遅い時間に真島がいる事務所へと訪れていた。
組長室に入ったななしは右に左にフラフラとした足取りで真島が座っているソファまでやって来ると、空いている場所でなくわざわざ彼の膝の上に乗り嬉しそうな表情で抱きついたのだ。
真島は「おう、おかえり」と返事をしつつ膝の上に乗ったななしをギュウと抱きしめた。
『んふふ、あったかい…きもちいい』
「でぇ?今日はなに飲んだんやななし」
『れもんさわーですよぅ』
「それだけか?いつもより酔うとるやろ」
『んんー…あ、どーりょーが…いっぱいだけってにほんしゅくれて…飲みましたぁ』
「よりによって日本酒飲んだんか」
『おいしく無かったです…』
「ヒヒッ、お前のお子ちゃま舌には合わんかもしれんのぉ」
『お子ちゃまじゃないれす!ごろーさんの恋人だもんっ』
「お子ちゃまやなかったらそないに酔わんやろ」
『酔ってない』
「酔っ払いは皆そう言うねん」
『アタシはだいじょうぶだもんっ』
真っ赤な顔で凄むななしだが酔っ払っているせいもあり迫力はあまりない。
寧ろ腫れぼったい唇や潤んだ瞳は真島の劣情をこれでもかと煽るくらいだ。
こちらに向かって不満を零しているようだがそれらは真島にとってはまるで子猫の威嚇のように思える。
大きな目をつりあげ、毛を逆立てながら『酔ってないです!』とプリプリ怒っているななしがあまりに可愛いらしく、真島は「せやな」と話を聞いてやりながらも彼女の顎に指を滑らせた。
『んぅ、き、聞いてますか?』
「聞いとる聞いとる」
猫や犬をあやす様にサワサワとななしの顎をくすぐってやると、未だにプリプリと怒ってはいるが明らかに表情がうっとりと気持ちよさそうに蕩けていくのがわかる。
『んふふ、ふふっ。ごろーさんの手おっきぃ』
「ホンマ猫みたいなやっちゃで」
『ごろーさん、ごろーさん。てぶくろはずして、それから撫でて?ね?』
「…はぁ、しゃぁなしやで?」
『はいっ。ありがとーございますっ』
先程まで怒っていたななしだが次は甘えたように『手袋をはずして』と胸板に寄り添いながら上目で見つめてくる。
酒で蕩けているななしの上目遣いはかなりの破壊力で、見つめられる真島は気が気でない。
色々なものが文字通り昂り始めたため真島は気をそらすようにテキパキと手袋を脱ぎ、素手をニコニコしているななしにへと差し出した。
『んふふ、筋がかっこいい…あったかい…大っきいし硬い…んん、気持ちいい…もっとなでてごろーさん』
「………」
手を差し出せば直ぐに頬を寄せたななしは先程よりもうっとりとした表情だ。
猫のように戯れてくるななしを本来ならここぞとばかりに可愛がるのだが、今の真島はそれどころでは無かった。
先程のななしの呟きが、表情も相まってそれはもう厭らしく聞こえてしまって…己の中の性欲がムクムクと急成長してしまっているからだ。
「はぁ…ななし。お前はデカくて硬くて気持ちええもんが好きなんやな?」
『うん?んー、そうなんですかねぇ?』
「分かった、ほな、もっとデカくて硬くて気持ちええもんで一緒にええ事しよか」
『…ええ事……んふふ、ごろーさんのえっち』
「……ななし…素面に戻った時に後悔しても知らへんで…!」
『わっ!』
あまりにも煽情的なななしの無意識な煽りで理性が彼方へと吹き飛んでしまった真島は、クスクスと小さく笑っている彼女の足を持ち上げソファへと寝転ばせた。
驚き声をあげるななしだが真島が真剣な瞳で見つめれば、酔っていながらも今から何をされるのかを理解したようで。
恥ずかしそうにモジモジと体を小さくし、『や、優しくおねがいします…』とそう呟いた。
「ヒヒッ!潔いのはええ事やで」
『そうじゃなくて…アタシもごろーさんとえっちしたいから…だから嬉しいの』
「…素直なななしも可愛ええ…ほな遠慮せんと抱くで」
『ん、来てごろーさん』
いつもは事務所での行為は絶対禁止!と何があっても触れ合う事を拒否するななしだが、酔っ払っている今は関係ないらしい。
寧ろもっと触ってとばかりに首に腕を回してくる。
いつも通り恥ずかしい!と騒ぐななしもとても可愛らしいが、擦り寄り甘えるななしもとても可愛らしい。
「いつもこれくらい素直やとやりやすいんやけどなぁ」
『んっ、ご、ごろーさん?ちゃんとしゅーちゅーして』
「ヒヒッ、ほんまにななしは可愛ええやっちゃっのぉ」
たまには甘えたがりのななしと事務所で交合うのも悪くはない。
真っ赤な顔でひたすら快感に悶えているななしを見下ろして、真島はそんな風に思うのだった。
出会った当初は、酒が入ったチョコであるウィスキーボンボンを一粒食べただけで酔っていたくらいだ。
当時から比べると今はほんの少し強くなったといえるが、レモンサワー1杯でベロベロに酔うのでやはりななしはまだまだ酒に弱い。
『ごろーさん…えへへ、ただいまれす…』
そんなかなり下戸であるななしだが、今日は会社での飲み会があったようで。
普段よりも随分と遅い時間に真島がいる事務所へと訪れていた。
組長室に入ったななしは右に左にフラフラとした足取りで真島が座っているソファまでやって来ると、空いている場所でなくわざわざ彼の膝の上に乗り嬉しそうな表情で抱きついたのだ。
真島は「おう、おかえり」と返事をしつつ膝の上に乗ったななしをギュウと抱きしめた。
『んふふ、あったかい…きもちいい』
「でぇ?今日はなに飲んだんやななし」
『れもんさわーですよぅ』
「それだけか?いつもより酔うとるやろ」
『んんー…あ、どーりょーが…いっぱいだけってにほんしゅくれて…飲みましたぁ』
「よりによって日本酒飲んだんか」
『おいしく無かったです…』
「ヒヒッ、お前のお子ちゃま舌には合わんかもしれんのぉ」
『お子ちゃまじゃないれす!ごろーさんの恋人だもんっ』
「お子ちゃまやなかったらそないに酔わんやろ」
『酔ってない』
「酔っ払いは皆そう言うねん」
『アタシはだいじょうぶだもんっ』
真っ赤な顔で凄むななしだが酔っ払っているせいもあり迫力はあまりない。
寧ろ腫れぼったい唇や潤んだ瞳は真島の劣情をこれでもかと煽るくらいだ。
こちらに向かって不満を零しているようだがそれらは真島にとってはまるで子猫の威嚇のように思える。
大きな目をつりあげ、毛を逆立てながら『酔ってないです!』とプリプリ怒っているななしがあまりに可愛いらしく、真島は「せやな」と話を聞いてやりながらも彼女の顎に指を滑らせた。
『んぅ、き、聞いてますか?』
「聞いとる聞いとる」
猫や犬をあやす様にサワサワとななしの顎をくすぐってやると、未だにプリプリと怒ってはいるが明らかに表情がうっとりと気持ちよさそうに蕩けていくのがわかる。
『んふふ、ふふっ。ごろーさんの手おっきぃ』
「ホンマ猫みたいなやっちゃで」
『ごろーさん、ごろーさん。てぶくろはずして、それから撫でて?ね?』
「…はぁ、しゃぁなしやで?」
『はいっ。ありがとーございますっ』
先程まで怒っていたななしだが次は甘えたように『手袋をはずして』と胸板に寄り添いながら上目で見つめてくる。
酒で蕩けているななしの上目遣いはかなりの破壊力で、見つめられる真島は気が気でない。
色々なものが文字通り昂り始めたため真島は気をそらすようにテキパキと手袋を脱ぎ、素手をニコニコしているななしにへと差し出した。
『んふふ、筋がかっこいい…あったかい…大っきいし硬い…んん、気持ちいい…もっとなでてごろーさん』
「………」
手を差し出せば直ぐに頬を寄せたななしは先程よりもうっとりとした表情だ。
猫のように戯れてくるななしを本来ならここぞとばかりに可愛がるのだが、今の真島はそれどころでは無かった。
先程のななしの呟きが、表情も相まってそれはもう厭らしく聞こえてしまって…己の中の性欲がムクムクと急成長してしまっているからだ。
「はぁ…ななし。お前はデカくて硬くて気持ちええもんが好きなんやな?」
『うん?んー、そうなんですかねぇ?』
「分かった、ほな、もっとデカくて硬くて気持ちええもんで一緒にええ事しよか」
『…ええ事……んふふ、ごろーさんのえっち』
「……ななし…素面に戻った時に後悔しても知らへんで…!」
『わっ!』
あまりにも煽情的なななしの無意識な煽りで理性が彼方へと吹き飛んでしまった真島は、クスクスと小さく笑っている彼女の足を持ち上げソファへと寝転ばせた。
驚き声をあげるななしだが真島が真剣な瞳で見つめれば、酔っていながらも今から何をされるのかを理解したようで。
恥ずかしそうにモジモジと体を小さくし、『や、優しくおねがいします…』とそう呟いた。
「ヒヒッ!潔いのはええ事やで」
『そうじゃなくて…アタシもごろーさんとえっちしたいから…だから嬉しいの』
「…素直なななしも可愛ええ…ほな遠慮せんと抱くで」
『ん、来てごろーさん』
いつもは事務所での行為は絶対禁止!と何があっても触れ合う事を拒否するななしだが、酔っ払っている今は関係ないらしい。
寧ろもっと触ってとばかりに首に腕を回してくる。
いつも通り恥ずかしい!と騒ぐななしもとても可愛らしいが、擦り寄り甘えるななしもとても可愛らしい。
「いつもこれくらい素直やとやりやすいんやけどなぁ」
『んっ、ご、ごろーさん?ちゃんとしゅーちゅーして』
「ヒヒッ、ほんまにななしは可愛ええやっちゃっのぉ」
たまには甘えたがりのななしと事務所で交合うのも悪くはない。
真っ赤な顔でひたすら快感に悶えているななしを見下ろして、真島はそんな風に思うのだった。