ミニ小話
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真島さんはよく頭や頬を撫でてくれる。
それはもう本当に優しく丁寧に。
大きな手で壊れ物扱うようにゆっくりと優しく触れてくれるから、アタシはその度に真島さんからの深い愛情を感じて胸が温かくなる。
真島さんの愛情表現はそれだけじゃない。グランドで働いている最中にこっそり声をかけてくれたり、二人きりになるとキスをしてくれたり、体に触れたり…。
普段からそうやって優しくスキンシップをしてくれるから、アタシは真島さんからたくさん愛されていると実感出来る。
でも、アタシはどうだろう。
真島さんみたいに優しく触れたり、愛を囁いたり…自発的に愛情表現をすることはあっただろうか。
真島さんを想う気持ちはこの世の誰にも負けない自信があるけど、彼に毎日この想いを伝えているかといえば否。何をするにも"恥ずかしい"が頭をよぎってなかなか真島さんみたいに優しいスキンシップを取ることは出来ていない。
そんなことが続いてずっと受け身になっていたけれど、真島さんの優しさに甘えてばかりじゃきっといつか気持ちの伝え方を忘れてしまう。いつか本当にそうなって真島さんをガッカリさせるようなことがあってはいけない。
真島さんが愛を紡いでくれるようにアタシも、アタシ自身の気持ちや愛を伝えないとっ。
『ま、真島さんっ』
「ん?どないしたんや?ななし」
だからアタシは今日、グランドが終わってから、とても恥ずかしいけれど…大好きな真島さんに愛情表現をしようと決めていた。
真島さんから撫でられたり触れられたりする度にとても幸せで嬉しくてたまらなくなる。
そんな風に真島さんにも穏やかで幸せな気持ちになってもらいたかったから。
アタシも真島さんが大好きだと伝えたかったから。
アタシは真島さんが毎日してくれるスキンシップみたいに両手で優しく頬を包んで、『大好きですっ!』って素直な気持ちを伝えてみた。
とても恥ずかしいし、顔もとんでもなく熱い。心臓が肋を折ってしまうんじゃないかと思うくらいドキドキバクバク暴れまわってる。
真島さんがアタシにしてくれるようにアタシも真島さんに愛情表現をすることが出来ただろうか。
「…ふっ、ななし。そないに赤うなって…一生懸命言うてくれたんやな」
真島さんは大きな手をアタシの手に重ねて優しく握ってくれる。
親指が手の甲を撫でて擽ったい。
「ありがとさん。俺も好きやでななし」
『ま、真島さんっ』
アタシの言葉に真島さんは口角が持ち上げて、とても嬉しそうな笑みを浮かべた。
切れ長の目が目尻を下げ細くなる瞬間がどうしようもなく愛おしい。
恥ずかしくてがむしゃらに伝えたにも関わらず、真島さんはちゃんと気持ちを汲み取ってくれたらしい。
その優しい笑顔と気遣いに胸がキュンとときめいてしまう。
「せやけどななしから言うてくれるの珍しいな」
『うん。ま、真島さんはちゃんと伝えてくれるし触れてくれるけどアタシからは愛情表現ってした事ないなぁって。だから少しでも伝えたくて』
「ほうか、ようさん考えてくれたんやな。その気持ちが嬉しいわ」
『よ、良かった』
「せやけど俺はななしから毎日のように愛情表現してもろとるけどな」
『え?』
「俺が撫でたら擦り寄ったり、白い顔赤く染めたり、大きい目ぇ潤ませたり、言葉なんかなくてもななしの気持ちは行動にも表情にも出とる。それだけでななしの気持ちもちゃんと伝わっとるで」
『そ、そうだったんですかっ。ふふふっ、なんだか恥ずかしいですね…』
「恥ずかしがらんでもええ。俺からしたら可愛ええだけや。せやけど今のめちゃくちゃグッときたさかい、たまに聞かせてな」
『は、はい!頑張ります!アタシも真島さんが大好きだからっ』
「ななしはホンマに健気な子やで。可愛ええなぁ」
アタシの言葉がなくても真島さんは行動や表情で気持ちが伝わっていたみたい。
そんなに分かりやすい行動や表現をしてたのかな…若干恥ずかしくなるけど、真島さんを好きな気持ちに嘘偽りはない。
それにこんなに綺麗でかっこいい笑顔を見ることができるなら…いつだって真島さんに愛情表現をしたい。
もしかして真島さんも同じ気持ちだったのかな?
「ななし」
『は、はいっ』
「そろそろ"俺のアパート"帰ろか」
『ま、真島さんのお家!』
「おう。ななしの愛情表現に全力で応えてやりたいしな」
『ふふっ、はい。優しくお願いします』
「任せとき」
真島さんのアパートに行くってことはつまり…。
想像するだけで顔が赤熱くなる。
今晩きっと、最上級の愛情表現を受ける。
その時も真島さんにアタシの気持ちを伝えられたら良いな。
それはもう本当に優しく丁寧に。
大きな手で壊れ物扱うようにゆっくりと優しく触れてくれるから、アタシはその度に真島さんからの深い愛情を感じて胸が温かくなる。
真島さんの愛情表現はそれだけじゃない。グランドで働いている最中にこっそり声をかけてくれたり、二人きりになるとキスをしてくれたり、体に触れたり…。
普段からそうやって優しくスキンシップをしてくれるから、アタシは真島さんからたくさん愛されていると実感出来る。
でも、アタシはどうだろう。
真島さんみたいに優しく触れたり、愛を囁いたり…自発的に愛情表現をすることはあっただろうか。
真島さんを想う気持ちはこの世の誰にも負けない自信があるけど、彼に毎日この想いを伝えているかといえば否。何をするにも"恥ずかしい"が頭をよぎってなかなか真島さんみたいに優しいスキンシップを取ることは出来ていない。
そんなことが続いてずっと受け身になっていたけれど、真島さんの優しさに甘えてばかりじゃきっといつか気持ちの伝え方を忘れてしまう。いつか本当にそうなって真島さんをガッカリさせるようなことがあってはいけない。
真島さんが愛を紡いでくれるようにアタシも、アタシ自身の気持ちや愛を伝えないとっ。
『ま、真島さんっ』
「ん?どないしたんや?ななし」
だからアタシは今日、グランドが終わってから、とても恥ずかしいけれど…大好きな真島さんに愛情表現をしようと決めていた。
真島さんから撫でられたり触れられたりする度にとても幸せで嬉しくてたまらなくなる。
そんな風に真島さんにも穏やかで幸せな気持ちになってもらいたかったから。
アタシも真島さんが大好きだと伝えたかったから。
アタシは真島さんが毎日してくれるスキンシップみたいに両手で優しく頬を包んで、『大好きですっ!』って素直な気持ちを伝えてみた。
とても恥ずかしいし、顔もとんでもなく熱い。心臓が肋を折ってしまうんじゃないかと思うくらいドキドキバクバク暴れまわってる。
真島さんがアタシにしてくれるようにアタシも真島さんに愛情表現をすることが出来ただろうか。
「…ふっ、ななし。そないに赤うなって…一生懸命言うてくれたんやな」
真島さんは大きな手をアタシの手に重ねて優しく握ってくれる。
親指が手の甲を撫でて擽ったい。
「ありがとさん。俺も好きやでななし」
『ま、真島さんっ』
アタシの言葉に真島さんは口角が持ち上げて、とても嬉しそうな笑みを浮かべた。
切れ長の目が目尻を下げ細くなる瞬間がどうしようもなく愛おしい。
恥ずかしくてがむしゃらに伝えたにも関わらず、真島さんはちゃんと気持ちを汲み取ってくれたらしい。
その優しい笑顔と気遣いに胸がキュンとときめいてしまう。
「せやけどななしから言うてくれるの珍しいな」
『うん。ま、真島さんはちゃんと伝えてくれるし触れてくれるけどアタシからは愛情表現ってした事ないなぁって。だから少しでも伝えたくて』
「ほうか、ようさん考えてくれたんやな。その気持ちが嬉しいわ」
『よ、良かった』
「せやけど俺はななしから毎日のように愛情表現してもろとるけどな」
『え?』
「俺が撫でたら擦り寄ったり、白い顔赤く染めたり、大きい目ぇ潤ませたり、言葉なんかなくてもななしの気持ちは行動にも表情にも出とる。それだけでななしの気持ちもちゃんと伝わっとるで」
『そ、そうだったんですかっ。ふふふっ、なんだか恥ずかしいですね…』
「恥ずかしがらんでもええ。俺からしたら可愛ええだけや。せやけど今のめちゃくちゃグッときたさかい、たまに聞かせてな」
『は、はい!頑張ります!アタシも真島さんが大好きだからっ』
「ななしはホンマに健気な子やで。可愛ええなぁ」
アタシの言葉がなくても真島さんは行動や表情で気持ちが伝わっていたみたい。
そんなに分かりやすい行動や表現をしてたのかな…若干恥ずかしくなるけど、真島さんを好きな気持ちに嘘偽りはない。
それにこんなに綺麗でかっこいい笑顔を見ることができるなら…いつだって真島さんに愛情表現をしたい。
もしかして真島さんも同じ気持ちだったのかな?
「ななし」
『は、はいっ』
「そろそろ"俺のアパート"帰ろか」
『ま、真島さんのお家!』
「おう。ななしの愛情表現に全力で応えてやりたいしな」
『ふふっ、はい。優しくお願いします』
「任せとき」
真島さんのアパートに行くってことはつまり…。
想像するだけで顔が赤熱くなる。
今晩きっと、最上級の愛情表現を受ける。
その時も真島さんにアタシの気持ちを伝えられたら良いな。