天の邪鬼の恋
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「……さて、ひとまず、お疲れ様~」
「うーぃ」
「……………」
いつもの、あたしと炭治郎の伊之助被害の慰労会。
のはずが、元凶伊之助込みで炭治郎の部屋に集合中。
あたしは、伊之助の首絞めにあって酸欠で意識を失い、そのあと意識回復しても精神的ダメージでその後も保健室で過ごし、
そんで、誰にも会わずに帰宅。
そして炭治郎の家で、炭治郎を待っていたのだが。
「いや、そうは言っても。俺もそろそろ、ちゃんと話したほうがいいと思ってたし」
「何をだよ?つうか、なにぶすくれてんだ雪姫。よけいブサいぞ、そのツラ」
「うっさい伊之助。黙れ。殺人未遂で訴えてやる」
あいかわらず、三人同時に話すとほぼかみ合わないじゃん。
三人でいるときは、いつもは伊之助が何か勝手にしゃべってそれにあたしと炭治郎がついていって、炭治郎が蹴られたりするオチなんだけど、
今日はなにやら炭治郎から頑張って話をかじをとろうとしている。
「ほら、今日色々言われただろう?そろそろ話をここであわせとかないと、またあることないこと噂たっても皆損だし、ね?」
「あわせるって何をだ?」
「いつもは、こうやって伊之助伊之助ってうるっさい主に他校の女子どもに疲れたあたしと炭治郎の被害報告会やってんの!なんも知らないのはあんただけだ」
三角関係とか言われたのは初めてだけど、いつも打ち合わせしてんだよ、あたしたちは。
女子グループAにつかまったあたしとグループBにつかまった炭治郎とで、意見すりあわせたりして、あと伊之助にコクるっていう子が出たら、呼び出し日や時間かぶらないようにとか、さー。
まー、苦労してるよ、思い返すだに。