天の邪鬼の恋
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炭治郎はさきほどのあたしの嘘にとっさに合わせ、あたしは炭治郎の真実の話に合わせ、
伊之助は同じ、あたしを壁作戦をかえなかった為、まったくかぶらなかった。
全然 息 合ってない――――!!
これだけの長い付き合いだというのに、こんなときはバラバラ!?
ああ、あたしもさっきの嘘を貫けばよかった。
でも正直者の炭治郎の顔が、正に嘘つけませんっていう顔芸だったから、合わせても嘘くささヤバかったね。
「え……それって三角関係……?」
勘違いのざわめきに困惑が走る。
いやいやいや、一番間違ってる方向にだけは行かないで、お願い!!
「ち、ちが~~~う!!」
「三角?炭治郎、てめー、まさか!」
「え?違う、違う」
あたしの悲痛な叫びは、周囲へ。
伊之助の声は炭治郎へ。
炭治郎の答えはどっちへついてなのか、意味不明。
ああ、なんてこった。
もうお先真っ暗だ……。
なんだか、目がマジに目がかすんで……息が……
「伊之助!!雪姫が酸欠で死んじゃうから!腕を首から離すんだ!!」
「あ、やべ。マジで入ってた」
伊之助、貴様……。
そう思ったまま、あたしの意識はブラックアウトした。