NOoooooooo way!!! 黒尾Ver.
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「……あの、黒尾くん?」
「ん?嫉見さんだよね。なに?」
「あの、雪姫、どこ行ったかな……?私、一緒にお昼食べようかなーって……」
忘れもしない、クラス初日、この子が倒れて、雪姫と保健室に連れて行って、俺は残酷なあの事実を知らされたんだ。
雪姫は、ガンガン言いたいこというから女子の友達が少ないのは分かる。
昔からそうだし、愛想を振りまくとはおよそ遠い。
だから、嫉見さんが懐いてあれこれ一緒にしたがるのを口元がひきつりかけながら、キャラじゃない笑顔で対応してるのを見てるけど、ようやくそのひきつりがなくなって。
俺も、「単なる幼馴染」として間にいて、隣の席だからなんやかんやこの子としゃべる機会があるけど。
まあ、他の男子とか夜久と仲良くしてやれるより、この子と女の子してくれてるほうがあり難いんだけども……。
なんか、つかめねーんだよな。
雪姫基準じゃはかれないのはわかるけども!
女子って集まってなんか騒ぐけど、俺らと集まってる意味あいが違うっつうか。
グループ意識強すぎてたまに、えげつねぇ。姉貴もそーだけど。
グループAにいるときは、Cさんのこと悪く言ってても、グループBにいるとAさんのこと悪く言ってて。
そんでもってお互いのグループ内ではなーんにも言ってないよー、みたいな感じで「Aちゃん可愛いー!」とか言ってると、こぇぇなおい!みたいな。
男だと、そういう陰湿なことねえよ。よほどなやつじゃなきゃ。
俺だって夜久ほどじゃないけど、気になることあったら直接言っちゃうし、ああやって影であれこれいうのは、なんか……全くわからん。
見たわけじゃないけど、この子からも、そういう集団好きオーラっていうか、そういうがなんか感じられてしまって、雪姫、そういうの慣れてないだろうから大丈夫か……?
いい子ならいいけど。
「なんか、夜久に用事あって3組いくって言ってたから俺見てくるよ」
「ありがと〜黒尾くん」
雪姫じゃないけど、俺の見てないとこで、どうしてんのか気になってた俺は口実もらって3組に行った。
……なんか、うるさいんですが??
さては木兎かな……あいつを黙らせようとしては手こずるんだよなぁ……。
教室あけると、クラスの真ん中で木兎と雪姫が何か騒いでて、夜久もそこにいた。
二人で一冊の漫画とか読んでたとかじゃなくて、俺は安心したが。しかしこれは……なに?
「夜久~……ね、なにしてんの、これ」
「ん?嫉見さんだよね。なに?」
「あの、雪姫、どこ行ったかな……?私、一緒にお昼食べようかなーって……」
忘れもしない、クラス初日、この子が倒れて、雪姫と保健室に連れて行って、俺は残酷なあの事実を知らされたんだ。
雪姫は、ガンガン言いたいこというから女子の友達が少ないのは分かる。
昔からそうだし、愛想を振りまくとはおよそ遠い。
だから、嫉見さんが懐いてあれこれ一緒にしたがるのを口元がひきつりかけながら、キャラじゃない笑顔で対応してるのを見てるけど、ようやくそのひきつりがなくなって。
俺も、「単なる幼馴染」として間にいて、隣の席だからなんやかんやこの子としゃべる機会があるけど。
まあ、他の男子とか夜久と仲良くしてやれるより、この子と女の子してくれてるほうがあり難いんだけども……。
なんか、つかめねーんだよな。
雪姫基準じゃはかれないのはわかるけども!
女子って集まってなんか騒ぐけど、俺らと集まってる意味あいが違うっつうか。
グループ意識強すぎてたまに、えげつねぇ。姉貴もそーだけど。
グループAにいるときは、Cさんのこと悪く言ってても、グループBにいるとAさんのこと悪く言ってて。
そんでもってお互いのグループ内ではなーんにも言ってないよー、みたいな感じで「Aちゃん可愛いー!」とか言ってると、こぇぇなおい!みたいな。
男だと、そういう陰湿なことねえよ。よほどなやつじゃなきゃ。
俺だって夜久ほどじゃないけど、気になることあったら直接言っちゃうし、ああやって影であれこれいうのは、なんか……全くわからん。
見たわけじゃないけど、この子からも、そういう集団好きオーラっていうか、そういうがなんか感じられてしまって、雪姫、そういうの慣れてないだろうから大丈夫か……?
いい子ならいいけど。
「なんか、夜久に用事あって3組いくって言ってたから俺見てくるよ」
「ありがと〜黒尾くん」
雪姫じゃないけど、俺の見てないとこで、どうしてんのか気になってた俺は口実もらって3組に行った。
……なんか、うるさいんですが??
さては木兎かな……あいつを黙らせようとしては手こずるんだよなぁ……。
教室あけると、クラスの真ん中で木兎と雪姫が何か騒いでて、夜久もそこにいた。
二人で一冊の漫画とか読んでたとかじゃなくて、俺は安心したが。しかしこれは……なに?
「夜久~……ね、なにしてんの、これ」
17/17ページ