NOoooooooo way!!! 黒尾Ver.
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「いやいや、そんな〜。え、っと曽祢美も、初日は大変だったね。貧血は元々?」
あーーー苦しいーーー。酸素が薄くなりましたね?女子力という高山がそびえ立っておる。
横目でテツが、「ああ、雪姫が頑張って会話してるわー」って顔が見える~~~~!
あたしが気遣うとかありえないわけじゃないけど、言葉を選んで必死なのは丸分かりだよね……テツからしたら。
ふ、テツに同情されている……!
それも空しい……。
「うん……なんか、私ってあんまり体が丈夫じゃないし、緊張してたら意識が遠のいちゃって……。前の中学の友達、みんな違うクラスで固まってて心細くて」
わーーーお、女の子って感じィ。
いや、バカにしてるんじゃなく、あたしにはこういう要素ねえなーって感心しちゃっただけですわ。
あたしは別に、テツっていう知り合いがたまたまいたし、衛輔は違うクラスとはいえ、別に一人だとしてもどうしようなんてカケラも思わないこと間違いない。
別に馴れ合うためにきてるんじゃないし、クラスでなかよしこよししてないと生きてけないってわけじゃないもんねー。
「そ、そっかぁ。まあ、あたしでよけりゃいつでも頼ってね」
「ありがとう!あと……あの、黒尾、くん……迷惑かけちゃってごめんなさい……運んでくれてありがとう……」
「いいって、そんな。俺もすぐ気が付かなくってごめんな」
わあ、この子あたしとテツがしゃべってなかったらお礼もいえないくらい話しかけられなかったんかい。
こんなにシャイだと、またあたしとは違う意味で生きてくのツラソーねー。
「お、冬野じゃん。ひさー!なーこのクラスに岩泉っているー?なんか先生から頼まれてさー」
ドアに近いせいか、人がやたらに出入りすると見つかるなー。
中学同じで最後クラスも同じだった男子があたしを見るなりなんかノートみたいなのを振ってきた。
「おー山田じゃん、おひさー。岩泉ねー、いるいる。なにそれ、渡せばいいの?さっそく一人課題?」
「いや、しんねー、部活の絡み?とか。俺も通りすがりだしさー、頼むわー。またなー」
「はいよー、じゃあ渡しとく。おつかれさん」
ああーやっぱこっちのがフツーだわ。
曽祢美にゴメンと断って、寝ている岩泉の元にいく。
あーあ、うつ伏せで熟睡しとる……顔に跡残るのに。まあ、運動部の男なんかよだれたらして寝てるもんだわ。
「岩泉ーー!起きろー!なんか預かったー」
机からはみ出てるノートから、岩泉一という表記が見える
「岩泉はじめーー!起きろーーー!」
預かったノートを丸めてメガフォンのようにして怒鳴ると、高圧的なつり目マンは起きた。
「……うっせーな……っと……雪姫だっけ、なに?」
「なんでいきなり名前よび!?うざ!!」
「はあ!?黒尾がそー呼んでるのしかしらねーからおまえの苗字しらねーし、他に呼びようがねーし。で、なに?」
「山田が先生から岩泉へ渡せってぶーたれながらなんか持ってきた。部活のとか言って。通りすがりの運搬屋から中継頼まれた。起こした文句なら先生に言ってよね」
そもそも、やつも先生から押し付けられたなら自分で奴を起こして渡してよ。わざわざ起こしてあげる私が、嫌がらせしてるみたいじゃん。
「おー。ああ、これか。サンキューな、雪姫」
「だーから、うざ!冬野だよ、冬野雪姫!!そんなん言ってるといわはじって呼ぶよ」
「おまえもウザいんだけど。なにそれセンス最低だわ」
「文句が多いなー、なんだっていいじゃん」
「じゃーおまえも名前でいいじゃん。なんで俺がおまえのフルネーム暗記しなきゃなんねーんだよ、最初に聞いたの以上にお前の情報いらねーよ」
「ああっそ、勝手に呼びやがれいわはじめ!」
岩泉め、やっぱりあたしと同じめんどくさがり毒舌派じゃん!
あたしだって多少仲良く?ていうか、知り合ってから毒吐くけど、初っ端からここまでガツガツ言ったの久々だよ。
しかも、衛輔と、うわーバカー、おまえこそバカーみたいな単調なノリじゃなく、なんかがっつりケンカ腰だしね。
ついつい向こうのノリにエキサイトしてしまった。
「うっわ、派手にやったな雪姫……」
「テツ!だってあの岩泉、超俺様じゃない?なんだっていきなり呼び捨てにされんのさ。大体あたしを名前で呼ぶのはテツと衛輔と研磨ぐらいで、あとはみんな苗字で呼ぶのにさー」
バレー部がなんだか知らんが、ほんとにいいのか。
研磨ホントに虐められてないの?あれがいて??
まあ、その辺は衛輔いるからいいのか……。あとのメンバーが強いことを祈ろう。
3年生に絞られろ!!!
「私も名前で呼ぶのあつかましかった……?」
しまった!あー、めんどく((ry
「そ、そんなことないってば!!あれは男子についてだから、曽祢美は気にしないでね!女子は全然構わないから!」
なんて、めちゃくちゃ嘘。凄い慣れてませんけど。
女子にも苗字呼びが基本だったけど、流れ上さすがに「いきなりよく名前言えたね」とか、こんだけシャイな女子には毒は吐けんわな……。
「ありがとう!!雪姫大好き!!」
女子ってーーぇ、めんどくさいわーー……。
あれこれ気をつけないといけないし、普段のテンションで毒舌だしたら、ヒットポイント削りそうだし……。
でも、なんかこんだけ慕われていきなり大好きとか言われたら、相手は衛輔やテツじゃなし、「あ、そうなんだ。あたしは別に」とか言えないじゃんさー。
まあ、女子のお友達もね、高校でもいても困らないよねー。
多少めんどいが、頑張ろうか。
あーーー苦しいーーー。酸素が薄くなりましたね?女子力という高山がそびえ立っておる。
横目でテツが、「ああ、雪姫が頑張って会話してるわー」って顔が見える~~~~!
あたしが気遣うとかありえないわけじゃないけど、言葉を選んで必死なのは丸分かりだよね……テツからしたら。
ふ、テツに同情されている……!
それも空しい……。
「うん……なんか、私ってあんまり体が丈夫じゃないし、緊張してたら意識が遠のいちゃって……。前の中学の友達、みんな違うクラスで固まってて心細くて」
わーーーお、女の子って感じィ。
いや、バカにしてるんじゃなく、あたしにはこういう要素ねえなーって感心しちゃっただけですわ。
あたしは別に、テツっていう知り合いがたまたまいたし、衛輔は違うクラスとはいえ、別に一人だとしてもどうしようなんてカケラも思わないこと間違いない。
別に馴れ合うためにきてるんじゃないし、クラスでなかよしこよししてないと生きてけないってわけじゃないもんねー。
「そ、そっかぁ。まあ、あたしでよけりゃいつでも頼ってね」
「ありがとう!あと……あの、黒尾、くん……迷惑かけちゃってごめんなさい……運んでくれてありがとう……」
「いいって、そんな。俺もすぐ気が付かなくってごめんな」
わあ、この子あたしとテツがしゃべってなかったらお礼もいえないくらい話しかけられなかったんかい。
こんなにシャイだと、またあたしとは違う意味で生きてくのツラソーねー。
「お、冬野じゃん。ひさー!なーこのクラスに岩泉っているー?なんか先生から頼まれてさー」
ドアに近いせいか、人がやたらに出入りすると見つかるなー。
中学同じで最後クラスも同じだった男子があたしを見るなりなんかノートみたいなのを振ってきた。
「おー山田じゃん、おひさー。岩泉ねー、いるいる。なにそれ、渡せばいいの?さっそく一人課題?」
「いや、しんねー、部活の絡み?とか。俺も通りすがりだしさー、頼むわー。またなー」
「はいよー、じゃあ渡しとく。おつかれさん」
ああーやっぱこっちのがフツーだわ。
曽祢美にゴメンと断って、寝ている岩泉の元にいく。
あーあ、うつ伏せで熟睡しとる……顔に跡残るのに。まあ、運動部の男なんかよだれたらして寝てるもんだわ。
「岩泉ーー!起きろー!なんか預かったー」
机からはみ出てるノートから、岩泉一という表記が見える
「岩泉はじめーー!起きろーーー!」
預かったノートを丸めてメガフォンのようにして怒鳴ると、高圧的なつり目マンは起きた。
「……うっせーな……っと……雪姫だっけ、なに?」
「なんでいきなり名前よび!?うざ!!」
「はあ!?黒尾がそー呼んでるのしかしらねーからおまえの苗字しらねーし、他に呼びようがねーし。で、なに?」
「山田が先生から岩泉へ渡せってぶーたれながらなんか持ってきた。部活のとか言って。通りすがりの運搬屋から中継頼まれた。起こした文句なら先生に言ってよね」
そもそも、やつも先生から押し付けられたなら自分で奴を起こして渡してよ。わざわざ起こしてあげる私が、嫌がらせしてるみたいじゃん。
「おー。ああ、これか。サンキューな、雪姫」
「だーから、うざ!冬野だよ、冬野雪姫!!そんなん言ってるといわはじって呼ぶよ」
「おまえもウザいんだけど。なにそれセンス最低だわ」
「文句が多いなー、なんだっていいじゃん」
「じゃーおまえも名前でいいじゃん。なんで俺がおまえのフルネーム暗記しなきゃなんねーんだよ、最初に聞いたの以上にお前の情報いらねーよ」
「ああっそ、勝手に呼びやがれいわはじめ!」
岩泉め、やっぱりあたしと同じめんどくさがり毒舌派じゃん!
あたしだって多少仲良く?ていうか、知り合ってから毒吐くけど、初っ端からここまでガツガツ言ったの久々だよ。
しかも、衛輔と、うわーバカー、おまえこそバカーみたいな単調なノリじゃなく、なんかがっつりケンカ腰だしね。
ついつい向こうのノリにエキサイトしてしまった。
「うっわ、派手にやったな雪姫……」
「テツ!だってあの岩泉、超俺様じゃない?なんだっていきなり呼び捨てにされんのさ。大体あたしを名前で呼ぶのはテツと衛輔と研磨ぐらいで、あとはみんな苗字で呼ぶのにさー」
バレー部がなんだか知らんが、ほんとにいいのか。
研磨ホントに虐められてないの?あれがいて??
まあ、その辺は衛輔いるからいいのか……。あとのメンバーが強いことを祈ろう。
3年生に絞られろ!!!
「私も名前で呼ぶのあつかましかった……?」
しまった!あー、めんどく((ry
「そ、そんなことないってば!!あれは男子についてだから、曽祢美は気にしないでね!女子は全然構わないから!」
なんて、めちゃくちゃ嘘。凄い慣れてませんけど。
女子にも苗字呼びが基本だったけど、流れ上さすがに「いきなりよく名前言えたね」とか、こんだけシャイな女子には毒は吐けんわな……。
「ありがとう!!雪姫大好き!!」
女子ってーーぇ、めんどくさいわーー……。
あれこれ気をつけないといけないし、普段のテンションで毒舌だしたら、ヒットポイント削りそうだし……。
でも、なんかこんだけ慕われていきなり大好きとか言われたら、相手は衛輔やテツじゃなし、「あ、そうなんだ。あたしは別に」とか言えないじゃんさー。
まあ、女子のお友達もね、高校でもいても困らないよねー。
多少めんどいが、頑張ろうか。