NOoooooooo way!!! 黒尾Ver.
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「ただの古い知り合い??テツこそ、なに。あたしってなんだと思ってたの??」
え、なんでこいつ崩れ落ちて頭抱えてんの?!
演技?ドッキリだと言ってくれ!!!!
えーーーーーっと、なにか。
インプリンティングによって、この男はすでにいいなずけだと私を認知済み!?
そんでもってうちの親が言うの忘れてたのか勘違いしてたのか、あのテツママが先走ってしまったのかで、こんなタイムラグ!?
「俺は、同じ進路、学校一緒になったら婚約決定ねって聞いてたから、雪姫が音駒にしたって聞いて、その件は完全YESなのかと思ってたんですけど?」
「偶然だよ……ていうか、親がやたらプッシュするし友達も音駒にいたし、都合よかったから入っただけで、編入受かったら突然知らされたんだってば!」
「っつーことは、その。俺のことは特に何も配慮とか1ミリもなく……?」
しっかりして!!!うちの親!そしてあんた!!!!
どいつもこいつも、気概とゆーものがないんかい!!!
あたしは反逆する気満々ですよ??!!
ギアスよ、今こそここに来い!!
「そこだよ!!テツ、あんたこのまま親のいいなりでいいの!?」
「別にいいなりじゃねェけど、俺は自分の意志でそれでいいって思ってきたし。ずっとそのつもりで接してたけど?」
………………はい?
あの、それは……まさか、告白じゃあないですよね??
パードン?
10年以上の付き合いのある、この親戚のごとく近い上に、しゃっきりしてるところは一切見たことない男が、いつになく……というか初めて見るマジ顔。
が、近いんですけど〜〜〜?!!
ええええ、テツの身長が否応なく圧与えてくるし!!!
「俺は、親に言われる前から雪姫のこと好きだったよ。だから、許嫁でいいって思ってたし、そのつもりでいたよ。雪姫は俺のこと嫌いなの?俺って結婚する価値も感情もそんなに感じられない?」
…………なんてこと。まったく予想だにしないところから黒尾ルートが発覚。
好き!?
なにそれ、友達的なLIKEじゃなくて??
あたしにそんな女としての魅力とか、今も昔も存在したことありませんけど???
だって、もう従兄弟っていってもいいような付き合いの長さじゃないの。まあ会うのはランダムで、幼馴染っていうのは衛輔でしょ……。
あのー恋ってなんですか。
喰えませんよね??
そりゃあ、なんかむかついてどうしても泣きたいときに子供の時から、テツを便利なハンカチ代わりに使ってはきたよ。
だって、こいつの前で気を張ることなんかないし。それだけ意識してないってことじゃないですか?? なにを今更、恋だの愛だの、いいなずけだの……。馬鹿じゃないの??
それが、ずーーっとテツの中ではあたしはいいなずけとしてそういう対象だったってこと!?
え、マジでやばない??
性癖大丈夫???
「…………テツ、それ、自分の趣味のヤバさは自覚してる?」
「なんですか、その言い方。まるで僕が悪趣味みたいな言い方やめてくれませんか――まぁ少しはしてるけども!でも、しょうがないでしょ。雪姫のこと守りたい、ずっと側に居たいって思っちゃうんだから」
「あんたに守られるほど、あたしがか弱いわけあるか!!」
なぜ、またその絶望のポージング!!
つか、こいつ今身長何センチなんだ……最後に見た時よりまたデカくなってんな……。
そして、このしょぼくれた顔も子供のとき以来だな!!
「あーーそう……じゃあ、雪姫は約束、ないほうがいいのかよ……」
「これが、あって欲しいように見えるんかお前」
いやだから、なんで凹んでんの、こいつ。
あんたのだって、所詮親からのインプリンティングだって。産まれたときに最初に見たものを母親だと思い込んでしまうアレのごとく、親が言い続けただけで、本気であたしが好きなわけじゃないんでしょ。
ただの哀れな気のせいだってば。
「あったって、困るし!あたしは親に自分の人生あれこれ指図されたくないの!」
「わかった――じゃあ、親からの許嫁の約束はナシにしてもいいけど。でも俺は雪姫に関してはぜーったい気持ち変える気ない、ってことは忘れるなよ」
「えー……と、その悪趣味は治らない、と?」
なんて可哀想な病気!!寝癖ひどいと、親の刷り込みが直らない体質になんの??大変だね。
「だから別に悪趣味じゃ……はぁ……。それでさっきから知らない人のフリでシカトこいてんのね……あ〜〜……マジかこれ……」
いや、マジかこれはこっちのセリフです!!!
おまえにそのままそっくり、それをぶつけてやりたい。
あと親とか親とか親!!!!
「ともかく、小学校一緒は事実としても、その親の勝手に決めたあたおか設定、絶対誰にも言わないでね!!」
「あー……まぁ研磨が既に知ってるけども」
「はあ?!研磨に可哀想なことするな!!!」
ちっ……まさか研磨がこんな誤解のる渦に巻き込まれていたとは……。
だがしかし、我が悪友やこれからの知り合いには知られてはならぬ!!
もう絶対バカにされる。笑われる。爆笑必須!!
そらそーでしょ、あたしでもそうするもんな!!!逆の立場なら!!!!
「けど、どうせ雪姫は俺が親のいいなりになってただ言われるままになってただけで気のせいだとか思ってるだろうけど!そういう性格なのわかってる上で、俺は本気だからな。いきなりずっと好きだったのやめろとか無理な話だから。それは覚えておけよ?俺の長年の気持ちナメないで頂きたいねぇ。簡単に諦めるような気持ちなら、とっくに諦めてるわ」
み、見抜かれてる……!!さすが付き合いだけは長い男……!!!
ていうか、気のせいじゃないのー?
言いなりでしょー……長年の。
でも……あの割にあたしには甘いし、言い出したら大抵引いてくれるテツが、こんだけはっきり物を言って意見引かないのは珍しいわけで。
「……まあ、わかった。いちお覚えてはおく」
あたしにしてはレアケースだが、こっちがとりま引き下がるしかないじゃん。
まあ、ありえないし、そんなことはないし、絶対好みじゃないけど。
これ以上ここでモメても、しょうがないしね……?
けして奴のタッパとかガチの眼光とかにビビったとかではない!!!!
とにかく人前でいいなずけだとかバレる心配はなくなったんだし。
✄-------------------‐✄
ここからやっと話がスタートです。
黒尾さんごめんよ……話がすっと通じない夢主なんです……
書き手はフェロモン駄々洩れのイケメンだと承知してます!!
え、なんでこいつ崩れ落ちて頭抱えてんの?!
演技?ドッキリだと言ってくれ!!!!
えーーーーーっと、なにか。
インプリンティングによって、この男はすでにいいなずけだと私を認知済み!?
そんでもってうちの親が言うの忘れてたのか勘違いしてたのか、あのテツママが先走ってしまったのかで、こんなタイムラグ!?
「俺は、同じ進路、学校一緒になったら婚約決定ねって聞いてたから、雪姫が音駒にしたって聞いて、その件は完全YESなのかと思ってたんですけど?」
「偶然だよ……ていうか、親がやたらプッシュするし友達も音駒にいたし、都合よかったから入っただけで、編入受かったら突然知らされたんだってば!」
「っつーことは、その。俺のことは特に何も配慮とか1ミリもなく……?」
しっかりして!!!うちの親!そしてあんた!!!!
どいつもこいつも、気概とゆーものがないんかい!!!
あたしは反逆する気満々ですよ??!!
ギアスよ、今こそここに来い!!
「そこだよ!!テツ、あんたこのまま親のいいなりでいいの!?」
「別にいいなりじゃねェけど、俺は自分の意志でそれでいいって思ってきたし。ずっとそのつもりで接してたけど?」
………………はい?
あの、それは……まさか、告白じゃあないですよね??
パードン?
10年以上の付き合いのある、この親戚のごとく近い上に、しゃっきりしてるところは一切見たことない男が、いつになく……というか初めて見るマジ顔。
が、近いんですけど〜〜〜?!!
ええええ、テツの身長が否応なく圧与えてくるし!!!
「俺は、親に言われる前から雪姫のこと好きだったよ。だから、許嫁でいいって思ってたし、そのつもりでいたよ。雪姫は俺のこと嫌いなの?俺って結婚する価値も感情もそんなに感じられない?」
…………なんてこと。まったく予想だにしないところから黒尾ルートが発覚。
好き!?
なにそれ、友達的なLIKEじゃなくて??
あたしにそんな女としての魅力とか、今も昔も存在したことありませんけど???
だって、もう従兄弟っていってもいいような付き合いの長さじゃないの。まあ会うのはランダムで、幼馴染っていうのは衛輔でしょ……。
あのー恋ってなんですか。
喰えませんよね??
そりゃあ、なんかむかついてどうしても泣きたいときに子供の時から、テツを便利なハンカチ代わりに使ってはきたよ。
だって、こいつの前で気を張ることなんかないし。それだけ意識してないってことじゃないですか?? なにを今更、恋だの愛だの、いいなずけだの……。馬鹿じゃないの??
それが、ずーーっとテツの中ではあたしはいいなずけとしてそういう対象だったってこと!?
え、マジでやばない??
性癖大丈夫???
「…………テツ、それ、自分の趣味のヤバさは自覚してる?」
「なんですか、その言い方。まるで僕が悪趣味みたいな言い方やめてくれませんか――まぁ少しはしてるけども!でも、しょうがないでしょ。雪姫のこと守りたい、ずっと側に居たいって思っちゃうんだから」
「あんたに守られるほど、あたしがか弱いわけあるか!!」
なぜ、またその絶望のポージング!!
つか、こいつ今身長何センチなんだ……最後に見た時よりまたデカくなってんな……。
そして、このしょぼくれた顔も子供のとき以来だな!!
「あーーそう……じゃあ、雪姫は約束、ないほうがいいのかよ……」
「これが、あって欲しいように見えるんかお前」
いやだから、なんで凹んでんの、こいつ。
あんたのだって、所詮親からのインプリンティングだって。産まれたときに最初に見たものを母親だと思い込んでしまうアレのごとく、親が言い続けただけで、本気であたしが好きなわけじゃないんでしょ。
ただの哀れな気のせいだってば。
「あったって、困るし!あたしは親に自分の人生あれこれ指図されたくないの!」
「わかった――じゃあ、親からの許嫁の約束はナシにしてもいいけど。でも俺は雪姫に関してはぜーったい気持ち変える気ない、ってことは忘れるなよ」
「えー……と、その悪趣味は治らない、と?」
なんて可哀想な病気!!寝癖ひどいと、親の刷り込みが直らない体質になんの??大変だね。
「だから別に悪趣味じゃ……はぁ……。それでさっきから知らない人のフリでシカトこいてんのね……あ〜〜……マジかこれ……」
いや、マジかこれはこっちのセリフです!!!
おまえにそのままそっくり、それをぶつけてやりたい。
あと親とか親とか親!!!!
「ともかく、小学校一緒は事実としても、その親の勝手に決めたあたおか設定、絶対誰にも言わないでね!!」
「あー……まぁ研磨が既に知ってるけども」
「はあ?!研磨に可哀想なことするな!!!」
ちっ……まさか研磨がこんな誤解のる渦に巻き込まれていたとは……。
だがしかし、我が悪友やこれからの知り合いには知られてはならぬ!!
もう絶対バカにされる。笑われる。爆笑必須!!
そらそーでしょ、あたしでもそうするもんな!!!逆の立場なら!!!!
「けど、どうせ雪姫は俺が親のいいなりになってただ言われるままになってただけで気のせいだとか思ってるだろうけど!そういう性格なのわかってる上で、俺は本気だからな。いきなりずっと好きだったのやめろとか無理な話だから。それは覚えておけよ?俺の長年の気持ちナメないで頂きたいねぇ。簡単に諦めるような気持ちなら、とっくに諦めてるわ」
み、見抜かれてる……!!さすが付き合いだけは長い男……!!!
ていうか、気のせいじゃないのー?
言いなりでしょー……長年の。
でも……あの割にあたしには甘いし、言い出したら大抵引いてくれるテツが、こんだけはっきり物を言って意見引かないのは珍しいわけで。
「……まあ、わかった。いちお覚えてはおく」
あたしにしてはレアケースだが、こっちがとりま引き下がるしかないじゃん。
まあ、ありえないし、そんなことはないし、絶対好みじゃないけど。
これ以上ここでモメても、しょうがないしね……?
けして奴のタッパとかガチの眼光とかにビビったとかではない!!!!
とにかく人前でいいなずけだとかバレる心配はなくなったんだし。
✄-------------------‐✄
ここからやっと話がスタートです。
黒尾さんごめんよ……話がすっと通じない夢主なんです……
書き手はフェロモン駄々洩れのイケメンだと承知してます!!