NOoooooooo way!!! 黒尾Ver.
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ていうか、ほぼテツにやらせましたが(´>ω∂`)☆
あたしが女子の体運べるようなパワー持ててたら、親に反逆して暴力で許嫁トラブルを解決してるわ。
保健室はにぎわっていて、学校初日に緊張してナーバスになる人たちで大賑わいだった。
おお、1年生も多そうだ。
「あら、今度はどうしたの」
今度も何も初めてだっつうの。
ただ、保健のセンセイからしたら、次から次に生徒がきて「頭いたい」とか「おなかイタイ」とか騒ぐのをサバくのが疲れてきていらっしゃるんだろう。
多少おざなりでも、教師も人の子。そんなこともあらーね。
まあ、好きでついた仕事なんだからとりあえず、今度はなによどうせ仮病でしょみたいな顔すんのはやめろ。
「貧血かと思うんですが、先生の挨拶の途中で床に倒れてしまって……ええ、と1-5の嫉見(ねたみ)さんです」
移動途中かろうじて聞けたのは、嫉見曽祢美という名前だということ。
まあ、顔立ちも地味というか取り立てて特徴がない、まあふつーのおんなのこさんですわ。
集団でご飯食べて、集団でトイレ行って、男子に話しかけにいくのにはじらっちゃいそーな、まあ、あたしにはありえない感じの方ですな。
「そう、じゃあ検温して、ここに記入して……あとは」
座らせた丸椅子はいかにも安定が悪そうだった。しかし他の椅子は他の生徒たちが占拠しているから仕方なし。
なんだか予防注射受けるときの義務感のような流れを感じるがこれもまあ、仕方なし。
座らせた、嫉見さんという女子は、あたしが先生に渡された体温計受け取るときに軽く離れたら、テツのほうにふらあっと倒れこんでしまい、テツが慌てて支えていた。
まあ繊細なのであろう。もしくは生理とかね。
あればっかりは女に生まれついたが最後、宿命のごとく背負う運命にあるので、大変なのはわかる。
なんとか検温させて、保健室利用欄の名前なんかを記入して提出して、まあ熱はなかったし、やっぱ貧血か?
あー疲れたわーもうはやく一服してえなーみたいな先生に預けて、あたしとテツはミッションインポシッブたので保健室を出た。
「雪姫、久しぶりなのに俺をシカトプレイとか鬼なことすんね〜!!」
「抱きつくなーーーー!!!!ちょ、あんた、教室でちゃんと他人のフリしてよね!!??」
「はぁ?なんで?」
あ、そうだ……さっき書いたIDと電話番号!!
皺がよっているが、まあ読めればどーでもいい。渡す相手はましてテツ。
しわくちゃの紙を渡して、今のLINEと番号、というとテツはしっかりズボンの中にしまった。
「スマホ変えた時に教えなさいよ、貴方。あの研磨が珍しく黙秘しきってて、こっちはずっと家に直撃しようかと思ってたんですけど〜?」
「うん、まあ、どうせ近いうち会うからって変更送り忘れてたわ、すまん」
「……あいかわらずシビアだよなァ。そういうとこ……」
立ち話で誰かに聞かれてもマズい。
テツの片腕を逃がさないように引っ張って物陰まで連れてくる。まーそれにしても、ほんと、流されるままフラフラついてくる男だ。
なにすんだ!みたいな気概がゼロ。
「で、ね。あんた親から聞いた!?その……いいなずけとかいう狂った話」
「くる……?あぁ、聞いてんよ」
知ってんの!?
じゃあ、さっきの間の抜けたにっこりは何の意味があったのさ……。
この寝癖男、まさか、親に言われて「はあ左様ですか。わかりましたー」ってな具合に唯々諾々と流されてんじゃないでしょうね!?
冗談じゃない、なんだってあんたはそう自己主張ってもんが欠けてんのよ!
俺には俺の人生があるんだよ!とか釘バット持ってバイク盗んで走り回って反発しなさいよ!!
「……あたしはさあ、ああ田舎生活終わった、さあ都内だ、編入だって矢先に知らされて、憤懣やるかたないってのに、なんであんたはもう親のカスタマイズにのっかってんの!?」
「え、話自体は俺はけっこう小さい頃からその約束聞いてたよ?だから…………え、いやマジで?いままで雪姫知らなかったの?」
「え、は?ずっとテツは知ってたの!?」
ちょ……おい、親ァァア!!!!なにこの、すれ違い!?
アンジャッシュでもこんなにすれ違わないよ??
うちの親のあの多分、ってどんだけアテにならないの!?テツはすでにとーの昔から知ってて、あたしだけついこないだ聞いたってのかい!!
「えー……じゃあ雪姫って俺のことなんだと思ってたの……?」
は???
ただの腐れ縁でしょ?なにゆってんだ、こいつ。
幼なじみというなら、どちらかと言うとそれは衛輔だし。
✄-------------------‐✄
やっとこ会話スタート。どんどん黒尾さんが書いてて可哀そう。書き手を濃縮還元して濾さないとこういう残念な子を生み出すのかな、と。
妬みさんは文字通りいやな子のオリジナル。ひねった名前にしなくてもいいや、とそのままの名前にしました。
あたしが女子の体運べるようなパワー持ててたら、親に反逆して暴力で許嫁トラブルを解決してるわ。
保健室はにぎわっていて、学校初日に緊張してナーバスになる人たちで大賑わいだった。
おお、1年生も多そうだ。
「あら、今度はどうしたの」
今度も何も初めてだっつうの。
ただ、保健のセンセイからしたら、次から次に生徒がきて「頭いたい」とか「おなかイタイ」とか騒ぐのをサバくのが疲れてきていらっしゃるんだろう。
多少おざなりでも、教師も人の子。そんなこともあらーね。
まあ、好きでついた仕事なんだからとりあえず、今度はなによどうせ仮病でしょみたいな顔すんのはやめろ。
「貧血かと思うんですが、先生の挨拶の途中で床に倒れてしまって……ええ、と1-5の嫉見(ねたみ)さんです」
移動途中かろうじて聞けたのは、嫉見曽祢美という名前だということ。
まあ、顔立ちも地味というか取り立てて特徴がない、まあふつーのおんなのこさんですわ。
集団でご飯食べて、集団でトイレ行って、男子に話しかけにいくのにはじらっちゃいそーな、まあ、あたしにはありえない感じの方ですな。
「そう、じゃあ検温して、ここに記入して……あとは」
座らせた丸椅子はいかにも安定が悪そうだった。しかし他の椅子は他の生徒たちが占拠しているから仕方なし。
なんだか予防注射受けるときの義務感のような流れを感じるがこれもまあ、仕方なし。
座らせた、嫉見さんという女子は、あたしが先生に渡された体温計受け取るときに軽く離れたら、テツのほうにふらあっと倒れこんでしまい、テツが慌てて支えていた。
まあ繊細なのであろう。もしくは生理とかね。
あればっかりは女に生まれついたが最後、宿命のごとく背負う運命にあるので、大変なのはわかる。
なんとか検温させて、保健室利用欄の名前なんかを記入して提出して、まあ熱はなかったし、やっぱ貧血か?
あー疲れたわーもうはやく一服してえなーみたいな先生に預けて、あたしとテツはミッションインポシッブたので保健室を出た。
「雪姫、久しぶりなのに俺をシカトプレイとか鬼なことすんね〜!!」
「抱きつくなーーーー!!!!ちょ、あんた、教室でちゃんと他人のフリしてよね!!??」
「はぁ?なんで?」
あ、そうだ……さっき書いたIDと電話番号!!
皺がよっているが、まあ読めればどーでもいい。渡す相手はましてテツ。
しわくちゃの紙を渡して、今のLINEと番号、というとテツはしっかりズボンの中にしまった。
「スマホ変えた時に教えなさいよ、貴方。あの研磨が珍しく黙秘しきってて、こっちはずっと家に直撃しようかと思ってたんですけど〜?」
「うん、まあ、どうせ近いうち会うからって変更送り忘れてたわ、すまん」
「……あいかわらずシビアだよなァ。そういうとこ……」
立ち話で誰かに聞かれてもマズい。
テツの片腕を逃がさないように引っ張って物陰まで連れてくる。まーそれにしても、ほんと、流されるままフラフラついてくる男だ。
なにすんだ!みたいな気概がゼロ。
「で、ね。あんた親から聞いた!?その……いいなずけとかいう狂った話」
「くる……?あぁ、聞いてんよ」
知ってんの!?
じゃあ、さっきの間の抜けたにっこりは何の意味があったのさ……。
この寝癖男、まさか、親に言われて「はあ左様ですか。わかりましたー」ってな具合に唯々諾々と流されてんじゃないでしょうね!?
冗談じゃない、なんだってあんたはそう自己主張ってもんが欠けてんのよ!
俺には俺の人生があるんだよ!とか釘バット持ってバイク盗んで走り回って反発しなさいよ!!
「……あたしはさあ、ああ田舎生活終わった、さあ都内だ、編入だって矢先に知らされて、憤懣やるかたないってのに、なんであんたはもう親のカスタマイズにのっかってんの!?」
「え、話自体は俺はけっこう小さい頃からその約束聞いてたよ?だから…………え、いやマジで?いままで雪姫知らなかったの?」
「え、は?ずっとテツは知ってたの!?」
ちょ……おい、親ァァア!!!!なにこの、すれ違い!?
アンジャッシュでもこんなにすれ違わないよ??
うちの親のあの多分、ってどんだけアテにならないの!?テツはすでにとーの昔から知ってて、あたしだけついこないだ聞いたってのかい!!
「えー……じゃあ雪姫って俺のことなんだと思ってたの……?」
は???
ただの腐れ縁でしょ?なにゆってんだ、こいつ。
幼なじみというなら、どちらかと言うとそれは衛輔だし。
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やっとこ会話スタート。どんどん黒尾さんが書いてて可哀そう。書き手を濃縮還元して濾さないとこういう残念な子を生み出すのかな、と。
妬みさんは文字通りいやな子のオリジナル。ひねった名前にしなくてもいいや、とそのままの名前にしました。