ブラックタイフーン
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[田中]
「やっほやっほー!みんなアオハルしてるかーい?!」
もはや聞き慣れた声なのに、思わず背中がビクッとしてしまった。
おそらくこの先の人生でも、こんな人とは出会うことはないだろう……。
烏野バレー部の超ミステリアスブラックホール、またの名を冬野雪姫と言う。
一応、先輩にあたる3年生なのだが……中学3年生の方がまだしっくりくる顔立ち。むしろバレー部の中だけでいると小学生にすら見える。
背の低さだけなら、1年マネジのやっちゃんとそう大差のない低さなんだけどな……小学低学年のような性格のせいかもっと小さい錯覚が。
同じ3年生の旭さんは、4回は親だと勘違いされていて、大地さんもスガさんも試合会場とかで歳の離れた妹かと誤解されていた。勿論、年下の俺たちですら体験済みだ。
ノヤっさんに関しては、あの男前度量と自分でもかなり見下ろせる女子として、妹感覚だが、リアルな話、俺らより年上なのだ。
どう見ても考えても、その現実は2年かけても理解し難いままだが。
「雪姫先輩……アオハルって何か知ってて言ってます?」
「うーーん、カロリーの高い食べ物??」
「なんで」
せめて、イメージだけでも青春に近くあって欲しかった……!!毎度のことだが、何からツッコめばいいんだ!!
「まぁまぁ、そう落ち込むなよ、マイキー。そのうちいい事あるよ!!」
雪姫先輩に絡まれてる現時点で、そんなもん無いと思う。あと、中の人ネタ止めてぇぇ!!
同じジャンプ枠だけども!!
「そんでなー、アオハルことだけど」
「ナチュラルに続けんでください!」
「美味しく揚がったら届けてくれないかなぁ」
「だから、食えませんて」
唐揚げのごとく言わんで欲しい。
珍妙なものを見る目付きヤメテ!!おかしいのは俺じゃねぇッス!
やいのやいのしているうちに、雪姫先輩は俺のクラスへ。
3年生が何故2年のクラスにいるのか……という疑問は生徒も教師ももはやない。突っ込んだら負けだというオーラの圧!
雪姫先輩は毎日好きなクラスを学生スルーして乱入する為に一所に落ち着いていた事がない。それで3年間生きてきてる、生きるミラクルだ。
「やっほやっほー!みんなアオハルしてるかーい?!」
もはや聞き慣れた声なのに、思わず背中がビクッとしてしまった。
おそらくこの先の人生でも、こんな人とは出会うことはないだろう……。
烏野バレー部の超ミステリアスブラックホール、またの名を冬野雪姫と言う。
一応、先輩にあたる3年生なのだが……中学3年生の方がまだしっくりくる顔立ち。むしろバレー部の中だけでいると小学生にすら見える。
背の低さだけなら、1年マネジのやっちゃんとそう大差のない低さなんだけどな……小学低学年のような性格のせいかもっと小さい錯覚が。
同じ3年生の旭さんは、4回は親だと勘違いされていて、大地さんもスガさんも試合会場とかで歳の離れた妹かと誤解されていた。勿論、年下の俺たちですら体験済みだ。
ノヤっさんに関しては、あの男前度量と自分でもかなり見下ろせる女子として、妹感覚だが、リアルな話、俺らより年上なのだ。
どう見ても考えても、その現実は2年かけても理解し難いままだが。
「雪姫先輩……アオハルって何か知ってて言ってます?」
「うーーん、カロリーの高い食べ物??」
「なんで」
せめて、イメージだけでも青春に近くあって欲しかった……!!毎度のことだが、何からツッコめばいいんだ!!
「まぁまぁ、そう落ち込むなよ、マイキー。そのうちいい事あるよ!!」
雪姫先輩に絡まれてる現時点で、そんなもん無いと思う。あと、中の人ネタ止めてぇぇ!!
同じジャンプ枠だけども!!
「そんでなー、アオハルことだけど」
「ナチュラルに続けんでください!」
「美味しく揚がったら届けてくれないかなぁ」
「だから、食えませんて」
唐揚げのごとく言わんで欲しい。
珍妙なものを見る目付きヤメテ!!おかしいのは俺じゃねぇッス!
やいのやいのしているうちに、雪姫先輩は俺のクラスへ。
3年生が何故2年のクラスにいるのか……という疑問は生徒も教師ももはやない。突っ込んだら負けだというオーラの圧!
雪姫先輩は毎日好きなクラスを学生スルーして乱入する為に一所に落ち着いていた事がない。それで3年間生きてきてる、生きるミラクルだ。
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