月光に散らす[宇髄天元夢連載]
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論点のズレた会話をしつつ、雪姫が選んだメガネケースと、伊達メガネを出して実弥が眼鏡姿になったので、雪姫が透かさず浅葱色の緩んだネクタイを上に直す。
雪姫には実弥の胸元の傷が辛い。
鬼になった母に襲われた雪姫をかばった時に付いた、古傷だった。
なのでスキあらば兄の胸元を隠そうとしている。
「っていうか、いくら世間の目があるからって学校の非常勤なんて、義勇もお兄も元気だよねー」
「雪姫だって一応学生だろうが」
実弥がエンジンをかけている間に、雪姫が大手スーパーへナビを打ち込む。
どこへ寄ったのか、任務のあともデータ記録を出すのは稀血体質の二人に必須義務に成っている。
引き寄せられる鬼がいないかどうか、統計データを情報班が計算するシステムだ。
「表向きだもん、正直大学には行ってないないし、日中は移動とか結界術教えるのとか、寝たりとか」
「ンで、素質のあるやつァいそうか?」
「ぜーんぜん。最低限の子はいるけど……玄弥と同期で試験突破したメンバーに結界がうまい子が二人いたって報告があったけど」
「一人は胡蝶のとこの継子だろォ?」
実弥の返事が即レスだったあたりで、玄弥の事は知らないとブチギレていたものの、やはり気にしてはいるのだとバレバレだ。
ウインカーを出してスーツのポケットを探っている実弥に、雪姫が察した。
「煙草吸えばいいのに。家でもいっつもベランダで」
「お前の前では吸わねぇンだよ」
「そういう理屈ばっか!!」
「兄貴の命令だ!いいンだよ!」
ナビが不毛な言い争いの二人に、目的地周辺を告げる。
実弥がバック駐車をすると、雪姫がすかさず助手席から降りた。
制服のスーツの下は短めのスーツスカートにヒール。
この姿であれだけのジャンプと走りをするのだから、さすが最年少で星柱になった記録保持者である。
ストッキングも黒地に星柄なのは、単純に本人の好みだ。
--------キリトリ線-----------------------
この連載、ドシリアスにやっていくはずなのに、誰も云うこときかない!みんな暴走してて、書き手は混乱しております。
雪姫には実弥の胸元の傷が辛い。
鬼になった母に襲われた雪姫をかばった時に付いた、古傷だった。
なのでスキあらば兄の胸元を隠そうとしている。
「っていうか、いくら世間の目があるからって学校の非常勤なんて、義勇もお兄も元気だよねー」
「雪姫だって一応学生だろうが」
実弥がエンジンをかけている間に、雪姫が大手スーパーへナビを打ち込む。
どこへ寄ったのか、任務のあともデータ記録を出すのは稀血体質の二人に必須義務に成っている。
引き寄せられる鬼がいないかどうか、統計データを情報班が計算するシステムだ。
「表向きだもん、正直大学には行ってないないし、日中は移動とか結界術教えるのとか、寝たりとか」
「ンで、素質のあるやつァいそうか?」
「ぜーんぜん。最低限の子はいるけど……玄弥と同期で試験突破したメンバーに結界がうまい子が二人いたって報告があったけど」
「一人は胡蝶のとこの継子だろォ?」
実弥の返事が即レスだったあたりで、玄弥の事は知らないとブチギレていたものの、やはり気にしてはいるのだとバレバレだ。
ウインカーを出してスーツのポケットを探っている実弥に、雪姫が察した。
「煙草吸えばいいのに。家でもいっつもベランダで」
「お前の前では吸わねぇンだよ」
「そういう理屈ばっか!!」
「兄貴の命令だ!いいンだよ!」
ナビが不毛な言い争いの二人に、目的地周辺を告げる。
実弥がバック駐車をすると、雪姫がすかさず助手席から降りた。
制服のスーツの下は短めのスーツスカートにヒール。
この姿であれだけのジャンプと走りをするのだから、さすが最年少で星柱になった記録保持者である。
ストッキングも黒地に星柄なのは、単純に本人の好みだ。
--------キリトリ線-----------------------
この連載、ドシリアスにやっていくはずなのに、誰も云うこときかない!みんな暴走してて、書き手は混乱しております。