”ロードオブthe勘違い”(玄弥夢)
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いや、しかし、不死川の目の前で吐くわけにはいかんだろう。
いくらあたしでも、それは無理だ。
しかも理由が理由……まさか二日酔いだなんていえないし。
「どうした!?……って、全部もってくなぁぁぁ!!!/////」
さすがに素っ裸でトイレにいけないので、上にかけてた掛け布団一枚を根こそぎ体に巻いて、不死川の抗議はシカトしたまま口元を押さえて部屋を脱出。
共働きの両親が間違っても帰宅されたら、色々終わるがしょうがない。
気持ち悪い分、トイレで吐き出し、二日酔いには何が効くんだっけ……確か、うめぼしとか……?
そのまま台所へ行き、冷蔵庫の梅干を一個口に放り込んで部屋に戻ると、不死川は下だけズボンまで履き終わった状態でせっせと”痕跡”を消していたが、あたしを見て気遣わしげな顔をする。
「どーした?おれ、あの、なんか無理させた……?もしかしてさっきの……」
「ちがふし」
梅干をかみながらしゃべったせいで、発音不明瞭。
しかし彼氏には充分通じた。
すげえ不死川。
「え……てか、今なに、食ってんの?」
「うめぼひ。ひなふわわもたべふ?」
「は?……いや、いらねえけど…」
とりあえず不死川は二日酔いじゃないのは確かだ。
あたしが口の中で種つき梅干をごりごりしている間、不死川は「お前は寝とけ!」と優しくも体調不良かなんかだと判断して処理済みティッシュさえも綺麗に片付けてシーツまで換えてくれた。