”ロードオブthe勘違い”(玄弥夢)
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「…………くわねえの?」
不審な顔をする不死川。
無理もない。
お上品にサラダだけつまんでお食事オワリ、なんて時期はとうに通り越した我々には、行こうと言われたら立ち食いラーメンさえ付き合える年季がある。
いや、あたしのキャラのせいもある。
が、ゆえに。
焼肉屋でめいいっぱい彼氏の不死川と食べ放題で、にんにく臭にまみれても恥ずかしいとかないあたしが。
ほぼお茶だけ。
しょうがなく頼んだサラダさえレタスやベビーリーフの合間に見えるハムやベーコンの臭いまでが、あたしの胃をひっくり返しそうになる。
つまり、二日酔い。
食事中の人すいません。リバりそうです。
ていうか、まさに食事ing形の彼氏よ、ごめん。
おまえの彼女は未成年のくせに立派に二日酔いで一ヶ月ぶりにようやく作ったデートの時間に吐き気こらえてます。
あんな無茶呑みしなきゃよかった。
しかし、後悔とは後で悔やむと書く。
よって、ひたすら今後悔するしかないのだけれど。
「……冬野?」
「ごめん、不死川。ちょっと……」
こみ上げる反省と吐き気、そして胃液。
ハンドタオルで口元を必死に押さえながらトイレに、ダッシュ。
したいが、揺れるとなお危険なのでひょろひょろ歩き。
ああ、お腹っていうか胃だけど主に、を押さえてないとヤバすぎる。
しかも、いつもの生理不順によって体中メカニズム狂いまくり。
トイレでひそかに胃薬を飲むと落ち着いてきた。