”ロードオブthe勘違い”(玄弥夢)
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「だぁーーてぇ、不死川は名前で呼ぶな!っていうし、あたしだけ苗字呼びしてると変じゃん」
「まさか、シテるときすら苗字なのか、あんたら」
「うん」
もう、慣れたし。悲しいことに。
まあ、せめて不死川くらいあたしを名前で呼べばいいとは思うが、中一で知り合って中二まで友達で途中から微妙な空気になって。
中三で「おんなじ高校行こう」という告白から高校一年の冬。
あれですよ、友達期間と半々?
名前呼びを切り替えるタイミングは受験で失ったらしい不死川。
いや、いま思えば呼びかけてくるときに口ごもったり、なんかいいたそうにしている不死川はいた。
確実にいた。
それを、できる教科が偏っていたため、つうかもう高校なんざあたしは入れねえよ、と思ってたのを不死川の告白OKと共に受験の道へ強制執行されたあたしが、ヒスって騒いで不死川が言うタイミングを消していた。
よって、自業自得もあいまって付き合って2年、知り合って4年、「なんであたしを名前で呼ばないのー!」とか糾弾できないのだ。
「はーーーーーーーーーー、キャラじゃないのはわかってるけどさー自分より不死川と一緒にいる時間長いのって家族とかじゃん。ってアノ恐怖の数学教師なんかに焼もちやくオノレが怖いよ……」
「なんでそこで兄に当たるかな」
「友達の竈門にやったら悪人っぽいから」
脱力した親友は、惨めなあたしの肩を叩いた。
「雪姫、あんた今日うち泊まっていきな。飲むぞ」
「おおーーーー!!!!」
と、いう未成年の禁酒法という法律を親友とひっちゃぶいて、着替えもって自棄酒を呷った翌日。
久々の待ち焦がれたはずのデート中の現在。