コックリさん コナン語り 卯ノ花隊長 男主夢
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「歩美ちゃんが休み?光彦と元太も?」
「えぇ、今朝体調悪そうに電話が来たわ」
「なんでオメーに連絡がいくんだよ」
「今日吉田さんとパズルをやる約束をしてたのよ。それで、行けなくなった、と」
「なるほど。歩美ちゃんはわかったが、光彦と元太はどうしたんだ」
「ねぇ江戸川君」
「あん?」
「学校帰り、銀麗さんのところへ行かない?」
「銀麗さんのところ?なんでだよ」
「あの子たち、昨日コックリさんがどうとかって話してたのよ」
「……まさか…」
「……えぇ。そのまさかだと思うの」
「あいつらぁ…なんでオレたちに言わねぇんだ…」
「止められるからでしょ」
「…まったく…しゃあねぇ、銀麗さんに聞いてみっか…」
ということで。
放課後、銀麗さんの家へと行くことにした。
「あなた、銀麗さんの家わかるの?」
「あぁ、銀麗さんから許可を出されてっからな」
「…許可?」
放課後、灰原と一緒に銀麗さんの家がある山へ向かう。
米花町に山?と思うかもしれねぇが、あるんだよ。
米花町郊外に、それほど高くはねぇがな。
なぜか人間に認識されていない不思議な山。
森が広がり、鹿はもちろん猪や熊までいる。
ただその森の動物たちは一度たりとも山から下りてこない。
食い物が豊富だからというのもあるけど、それ以上に銀麗さんたちの加護の下だからだろう。
それに、たとえ人間に認識されて山へ入れても、銀麗さんの家には辿り着けない。
そういう術?が施されてるらしい。
でもオレは銀麗さんにその術にハマらないようにしてもらってるから、銀麗さんの家に辿り着ける。
「江戸川君、かなりの頻度で銀麗さんの家に行ってるでしょ?」
「そ、そんなことねぇよ」
…まぁ、結構な頻度で行ってるかもしれねぇ。
銀麗さんは人智を超えた存在だから、話を聞いていると楽しい。
普通なら現実味が無さすぎて信用なんて出来ないだろうけど。
オレは実際にこの目で見て、経験してる。
“ガルガンタ”っつー亜空間だって入ったしな!
「お、見えてきた」
「元気かしら、銀麗さんたち」
「あの人が落ち込んでる時は多分烈さんと喧嘩かなんかした時くらいだな」
なんて笑いながら、見えてきた屋敷の敷居を跨ぐと。
空気が変わった。
さわさわと優しい風が頬を撫でて、視界が拓けてすげー明るくなった。
森から出たっつーのもあるだろうけど、多分これも銀麗さんの能力なんだろうな。
「こんにちはー、銀麗さーん」
ひょい、と縁側のほうを覗くと。
「おう、コナン。なんだ、哀も一緒かよ」
久しぶりだな、と。
そよそよと白銀の髪を風に靡かせ、煙管を吹かせた銀麗さんがいた。
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「歩美ちゃんが休み?光彦と元太も?」
「えぇ、今朝体調悪そうに電話が来たわ」
「なんでオメーに連絡がいくんだよ」
「今日吉田さんとパズルをやる約束をしてたのよ。それで、行けなくなった、と」
「なるほど。歩美ちゃんはわかったが、光彦と元太はどうしたんだ」
「ねぇ江戸川君」
「あん?」
「学校帰り、銀麗さんのところへ行かない?」
「銀麗さんのところ?なんでだよ」
「あの子たち、昨日コックリさんがどうとかって話してたのよ」
「……まさか…」
「……えぇ。そのまさかだと思うの」
「あいつらぁ…なんでオレたちに言わねぇんだ…」
「止められるからでしょ」
「…まったく…しゃあねぇ、銀麗さんに聞いてみっか…」
ということで。
放課後、銀麗さんの家へと行くことにした。
「あなた、銀麗さんの家わかるの?」
「あぁ、銀麗さんから許可を出されてっからな」
「…許可?」
放課後、灰原と一緒に銀麗さんの家がある山へ向かう。
米花町に山?と思うかもしれねぇが、あるんだよ。
米花町郊外に、それほど高くはねぇがな。
なぜか人間に認識されていない不思議な山。
森が広がり、鹿はもちろん猪や熊までいる。
ただその森の動物たちは一度たりとも山から下りてこない。
食い物が豊富だからというのもあるけど、それ以上に銀麗さんたちの加護の下だからだろう。
それに、たとえ人間に認識されて山へ入れても、銀麗さんの家には辿り着けない。
そういう術?が施されてるらしい。
でもオレは銀麗さんにその術にハマらないようにしてもらってるから、銀麗さんの家に辿り着ける。
「江戸川君、かなりの頻度で銀麗さんの家に行ってるでしょ?」
「そ、そんなことねぇよ」
…まぁ、結構な頻度で行ってるかもしれねぇ。
銀麗さんは人智を超えた存在だから、話を聞いていると楽しい。
普通なら現実味が無さすぎて信用なんて出来ないだろうけど。
オレは実際にこの目で見て、経験してる。
“ガルガンタ”っつー亜空間だって入ったしな!
「お、見えてきた」
「元気かしら、銀麗さんたち」
「あの人が落ち込んでる時は多分烈さんと喧嘩かなんかした時くらいだな」
なんて笑いながら、見えてきた屋敷の敷居を跨ぐと。
空気が変わった。
さわさわと優しい風が頬を撫でて、視界が拓けてすげー明るくなった。
森から出たっつーのもあるだろうけど、多分これも銀麗さんの能力なんだろうな。
「こんにちはー、銀麗さーん」
ひょい、と縁側のほうを覗くと。
「おう、コナン。なんだ、哀も一緒かよ」
久しぶりだな、と。
そよそよと白銀の髪を風に靡かせ、煙管を吹かせた銀麗さんがいた。
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