軍人 時々 教師 オリヴィエ百合夢
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「先生の授業まじでわかりやすいから、なんか数学が楽しくなってきてるんだよね」
で、今に戻るけど、今はお手洗いから職員室に戻る際、生徒と出会して朝の挨拶をしたの。
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない」
「しかも他の教科のことも教えてくれるしさ」
「それ本当は教科担当の先生に聞いてほしいんだけどねー」
少しだけ他愛のない会話をしていると。
「せんせー、おはよーございまー」
「はいおはよう。挨拶はキチンとしましょう」
「はーい、せんせー付き合って」
「お断りでーす」
他の生徒にも声をかけられた時。
「こらこら、アルバート先生に迷惑をかけるんじゃない」
歴史が担当教科のアメル・レキバン先生が来た。
「げっ、レキバン先生…」
レキバン先生は私と生徒の間に入って。
「早く教室に行きなさい」
「はーい…」
手を払い、生徒を追い払った。
「まったく。アルバート先生、大丈夫ですか?」
で、振り返って手を握られた。
「大丈夫です」
私はニコリと笑み、手を離させて職員室へ戻る。
この人には赴任した時から好意を抱かれてるのよね。
「それならよかったです」
レキバン先生もニコリと笑い、私の隣のデスクに付いた。
そう。
隣なのよ、この人。
生徒たちみたいに席替え出来ないかしらね。
まぁそんなことより。
今日の授業の準備をしないと。
「アルバート先生、今日仕事終わったら食事でもどうですか?」
「ごめんなさい、忙しいので」
昨日の課題をチェックしたり、明日の小テストを準備したり、生徒がわからない問題をわかるまで教えてあげたり。
軍にいる時よりは楽かと思ったけど、それなりに忙しい。
…今のところ調査は出来てない。
「俺手伝いますよ!先生は赴任してきたばかりだからわからないことがたくさんあると思うし!」
しつこいなぁ。
「とりあえずわからないことはないので大丈夫ですから、仕事してくださいね」
またニコリと笑って言ってやれば。
「そ、そうですか…でも何かあればいつでも言ってくださいね!」
「ありがとうございます」
ようやく自分の仕事と向き合ってくれた。
今日は授業の最後に小テストをする。
この小テストで生徒たちがどこを苦手としているのかわかる。
それがわかれば授業の仕方もわかるから、私にとって重要なテスト。
「ふふっ」
まだ一ヶ月しか経ってないのに、教師を満喫しちゃってる。
デスクワークも多いけど、軍にいる時に比べれば全然楽よ。
というか楽しい。
問題作ったりとか、採点もそう。
やったことがない仕事だからだろうけど。
「どうしました?」
「あ、いえ、何でもないです」
トントンと教科書と出席簿を整えて。
「よし、と。授業行ってきまーす」
「あ、行ってらっしゃいです」
私は職員室を出た。
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「先生の授業まじでわかりやすいから、なんか数学が楽しくなってきてるんだよね」
で、今に戻るけど、今はお手洗いから職員室に戻る際、生徒と出会して朝の挨拶をしたの。
「あら、嬉しいこと言ってくれるじゃない」
「しかも他の教科のことも教えてくれるしさ」
「それ本当は教科担当の先生に聞いてほしいんだけどねー」
少しだけ他愛のない会話をしていると。
「せんせー、おはよーございまー」
「はいおはよう。挨拶はキチンとしましょう」
「はーい、せんせー付き合って」
「お断りでーす」
他の生徒にも声をかけられた時。
「こらこら、アルバート先生に迷惑をかけるんじゃない」
歴史が担当教科のアメル・レキバン先生が来た。
「げっ、レキバン先生…」
レキバン先生は私と生徒の間に入って。
「早く教室に行きなさい」
「はーい…」
手を払い、生徒を追い払った。
「まったく。アルバート先生、大丈夫ですか?」
で、振り返って手を握られた。
「大丈夫です」
私はニコリと笑み、手を離させて職員室へ戻る。
この人には赴任した時から好意を抱かれてるのよね。
「それならよかったです」
レキバン先生もニコリと笑い、私の隣のデスクに付いた。
そう。
隣なのよ、この人。
生徒たちみたいに席替え出来ないかしらね。
まぁそんなことより。
今日の授業の準備をしないと。
「アルバート先生、今日仕事終わったら食事でもどうですか?」
「ごめんなさい、忙しいので」
昨日の課題をチェックしたり、明日の小テストを準備したり、生徒がわからない問題をわかるまで教えてあげたり。
軍にいる時よりは楽かと思ったけど、それなりに忙しい。
…今のところ調査は出来てない。
「俺手伝いますよ!先生は赴任してきたばかりだからわからないことがたくさんあると思うし!」
しつこいなぁ。
「とりあえずわからないことはないので大丈夫ですから、仕事してくださいね」
またニコリと笑って言ってやれば。
「そ、そうですか…でも何かあればいつでも言ってくださいね!」
「ありがとうございます」
ようやく自分の仕事と向き合ってくれた。
今日は授業の最後に小テストをする。
この小テストで生徒たちがどこを苦手としているのかわかる。
それがわかれば授業の仕方もわかるから、私にとって重要なテスト。
「ふふっ」
まだ一ヶ月しか経ってないのに、教師を満喫しちゃってる。
デスクワークも多いけど、軍にいる時に比べれば全然楽よ。
というか楽しい。
問題作ったりとか、採点もそう。
やったことがない仕事だからだろうけど。
「どうしました?」
「あ、いえ、何でもないです」
トントンと教科書と出席簿を整えて。
「よし、と。授業行ってきまーす」
「あ、行ってらっしゃいです」
私は職員室を出た。
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