軍人 時々 教師 オリヴィエ百合夢
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「じゃあ最後は小テストです」
「「「えーー!!」」
「そんな難しくないからー」
滞りなく授業が進み、残り15分。
「はい頑張って」
小テストを配り、生徒たちはテストに集中する。
今日の授業。
気になる生徒が二人。
一人は後ろの扉側の席の子。
名前はライラ・ジョーンズ。
オドオドしてて、当てられないように存在を消していて。
黒板に書いたものをノートに写すだけで精一杯といったところかしら。
もう一人は窓際の席の子。
名前はミリア・スカーレット。
いつもつまらなさそうに窓の外を見ている。
あの子はきっと頭の良い子。
高校生の授業では物足りなさそう。
だからあの子だけ大学生が学ぶだろう問題を出してみた。
どんな答えが返ってくるか楽しみね。
まずライラを観察する。
テスト用紙を見て、冷や汗を掻いてる。
ペンは動いてるけど、正解かどうか自信がなくて不安…と言った感じかしら。
次にミリアを見る。
テスト用紙を見て、私を見る。
「「………」」
だからミリアにニコリと笑いかけると、視線を戻した。
何か企んでそう。
何かを書いて、ペンを置いて、また窓の外を見た。
早いわね。
まだ5分も経ってない。
どんな回答なのか楽しみね。
キーンコーンカーンコーン
「はーい終わりー。後ろから伏せて集めてー」
チャイムが鳴り、授業が終わる。
ガヤガヤとたちまち賑やかになる教室。
「じゃあ今日出した課題もそんなに難しくないから、明日までにちゃんとやってくること」
「「「はーい」」」
教室を出て、職員室に戻るまでに。
「あ、せんせー。次うちのクラスだよね?」
「そうよ。課題やってきた?」
「やってきましたー。やらなかったら先生泣いちゃうっしょ?」
「えー?泣きはしないけど、単位に響くかも?」
「「やだー!!」」
結構声をかけられるから、冗談を言いながら笑いながら職員室へ戻る。
「ふぅ…」
椅子に座れば。
「お疲れ様です、アルバート先生」
レキバン先生にも声をかけられる。
「お疲れ様です」
ミリアとライラの小テストを確認したいけど、次の授業の準備がある。
帰ってからゆっくり確認しようかな。
「そういえば、今週末にアルバート先生の歓迎会をやろうって話なんですがどうです?」
「今週末、ですか」
特に予定はないけど、行きたくないなぁ…。
でも私の歓迎会なら行かないと始まらないわよね。
「わかりました、空けておきます」
「ありがとうございます!みんなも楽しみにしてるんですよ!」
レキバン先生は鼻歌を歌いながら授業の準備をしている。
色々探るには、まず馴染まないといけない。
楽しすぎて忘れてたけど、そろそろ諜報活動しないとね。
なんて思いながら。
「じゃあ次の授業行きますね」
「頑張ってください」
次の授業へと向かった。
.
「じゃあ最後は小テストです」
「「「えーー!!」」
「そんな難しくないからー」
滞りなく授業が進み、残り15分。
「はい頑張って」
小テストを配り、生徒たちはテストに集中する。
今日の授業。
気になる生徒が二人。
一人は後ろの扉側の席の子。
名前はライラ・ジョーンズ。
オドオドしてて、当てられないように存在を消していて。
黒板に書いたものをノートに写すだけで精一杯といったところかしら。
もう一人は窓際の席の子。
名前はミリア・スカーレット。
いつもつまらなさそうに窓の外を見ている。
あの子はきっと頭の良い子。
高校生の授業では物足りなさそう。
だからあの子だけ大学生が学ぶだろう問題を出してみた。
どんな答えが返ってくるか楽しみね。
まずライラを観察する。
テスト用紙を見て、冷や汗を掻いてる。
ペンは動いてるけど、正解かどうか自信がなくて不安…と言った感じかしら。
次にミリアを見る。
テスト用紙を見て、私を見る。
「「………」」
だからミリアにニコリと笑いかけると、視線を戻した。
何か企んでそう。
何かを書いて、ペンを置いて、また窓の外を見た。
早いわね。
まだ5分も経ってない。
どんな回答なのか楽しみね。
キーンコーンカーンコーン
「はーい終わりー。後ろから伏せて集めてー」
チャイムが鳴り、授業が終わる。
ガヤガヤとたちまち賑やかになる教室。
「じゃあ今日出した課題もそんなに難しくないから、明日までにちゃんとやってくること」
「「「はーい」」」
教室を出て、職員室に戻るまでに。
「あ、せんせー。次うちのクラスだよね?」
「そうよ。課題やってきた?」
「やってきましたー。やらなかったら先生泣いちゃうっしょ?」
「えー?泣きはしないけど、単位に響くかも?」
「「やだー!!」」
結構声をかけられるから、冗談を言いながら笑いながら職員室へ戻る。
「ふぅ…」
椅子に座れば。
「お疲れ様です、アルバート先生」
レキバン先生にも声をかけられる。
「お疲れ様です」
ミリアとライラの小テストを確認したいけど、次の授業の準備がある。
帰ってからゆっくり確認しようかな。
「そういえば、今週末にアルバート先生の歓迎会をやろうって話なんですがどうです?」
「今週末、ですか」
特に予定はないけど、行きたくないなぁ…。
でも私の歓迎会なら行かないと始まらないわよね。
「わかりました、空けておきます」
「ありがとうございます!みんなも楽しみにしてるんですよ!」
レキバン先生は鼻歌を歌いながら授業の準備をしている。
色々探るには、まず馴染まないといけない。
楽しすぎて忘れてたけど、そろそろ諜報活動しないとね。
なんて思いながら。
「じゃあ次の授業行きますね」
「頑張ってください」
次の授業へと向かった。
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