軍人 時々 教師 オリヴィエ百合夢
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「アルバート先生ー、おはよー」
「おはよう“ございます”ね。先生には敬語を使いましょう」
「えー?いいじゃーん、うちらの仲じゃん!」
「ね!先生今日もお昼一緒に食べよ!」
「自由よねぇ本当…」
私は今、セントラル高校に居る。
ここで“ クレア・アルバート”という名で教師をしている。
なぜかというと。
一月前、軍法会議で。
『なんか裏切り者が居るかもしれないからセイフォード君潜入捜査頼むね』
と、いきなり大総統にそう命令されたから。
…まぁ色々省略したけど、隣国に我が国の情報を密告している者がいるようで。
それを調べてくれということね。
それならなぜ高校教師なのかというと。
『高校教師かも』
らしい…。
色々簡単に話すけど、そんな感じで潜入捜査官として派遣された。
物凄い断ったのよ?
忙しいから無理って。
それなのに。
『でも、高校生に勉強を教えてあげられるのは君くらいしか居ないから』
だって。
『こちらの仕事はこちらで何とかするから、頼めないかな?』
それならまぁ…ということで引き受けました。
軍人以外の職業をやったことがないから、ちょっとだけワクワクしたのは誰にも言わない。
『本当に大丈夫なのか?』
オリヴィエも、私に教師なんて出来るのか疑問みたいだけど。
『ほら、これでも科学者だから。ただ、教科書は丸暗記しないと』
『…万能だな、貴様は』
なんて驚いていたわ。
潜入捜査中の家は軍が用意してくれて。
『へー!なんだか狭……新鮮ー!』
『今狭いとほざこうとしただろう』
家具一式は揃えてくれたみたい。
『しかし』
『どうしたの?』
オリヴィエは寝室の壁に触れて。
『薄いな』
壁の薄さを気にしていた。
『別にいいわよ。騒ぐわけでもあるまいし』
なんでそんなとこ気になるのかなって思えば。
『良くない。こんなに薄ければ声が聞こえてしまうだろうが』
『声?』
声が聞こえてしまう、と。
何の心配をしているのかと思えば。
『お前の』
『私の』
『嬌声』
『きょ………』
言われた瞬間、顔から火が出そうになったわよ…。
『はぁ!?バ、バカじゃないの!?私は潜入捜査中なんだからね!?』
『潜入捜査官としてあるまじき声のデカさだな』
『うるっさい!』
本当、頻繁に来るつもりみたい。
まぁ軍人の時は私はほぼ自宅に居ないから、オリヴィエも自宅に居る私に新鮮さを感じているのかもしれないわね。
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「アルバート先生ー、おはよー」
「おはよう“ございます”ね。先生には敬語を使いましょう」
「えー?いいじゃーん、うちらの仲じゃん!」
「ね!先生今日もお昼一緒に食べよ!」
「自由よねぇ本当…」
私は今、セントラル高校に居る。
ここで“ クレア・アルバート”という名で教師をしている。
なぜかというと。
一月前、軍法会議で。
『なんか裏切り者が居るかもしれないからセイフォード君潜入捜査頼むね』
と、いきなり大総統にそう命令されたから。
…まぁ色々省略したけど、隣国に我が国の情報を密告している者がいるようで。
それを調べてくれということね。
それならなぜ高校教師なのかというと。
『高校教師かも』
らしい…。
色々簡単に話すけど、そんな感じで潜入捜査官として派遣された。
物凄い断ったのよ?
忙しいから無理って。
それなのに。
『でも、高校生に勉強を教えてあげられるのは君くらいしか居ないから』
だって。
『こちらの仕事はこちらで何とかするから、頼めないかな?』
それならまぁ…ということで引き受けました。
軍人以外の職業をやったことがないから、ちょっとだけワクワクしたのは誰にも言わない。
『本当に大丈夫なのか?』
オリヴィエも、私に教師なんて出来るのか疑問みたいだけど。
『ほら、これでも科学者だから。ただ、教科書は丸暗記しないと』
『…万能だな、貴様は』
なんて驚いていたわ。
潜入捜査中の家は軍が用意してくれて。
『へー!なんだか狭……新鮮ー!』
『今狭いとほざこうとしただろう』
家具一式は揃えてくれたみたい。
『しかし』
『どうしたの?』
オリヴィエは寝室の壁に触れて。
『薄いな』
壁の薄さを気にしていた。
『別にいいわよ。騒ぐわけでもあるまいし』
なんでそんなとこ気になるのかなって思えば。
『良くない。こんなに薄ければ声が聞こえてしまうだろうが』
『声?』
声が聞こえてしまう、と。
何の心配をしているのかと思えば。
『お前の』
『私の』
『嬌声』
『きょ………』
言われた瞬間、顔から火が出そうになったわよ…。
『はぁ!?バ、バカじゃないの!?私は潜入捜査中なんだからね!?』
『潜入捜査官としてあるまじき声のデカさだな』
『うるっさい!』
本当、頻繁に来るつもりみたい。
まぁ軍人の時は私はほぼ自宅に居ないから、オリヴィエも自宅に居る私に新鮮さを感じているのかもしれないわね。
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