苦労人 カナエさん百合夢
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「白麗?」
白麗のお屋敷、白麗のお部屋。
小さく呼びかけてみるけど、返事はない。
「入るわね」
音を立てないように静かにお部屋に入る。
「…白麗」
目の前には、つらそうに眠る白麗がいた。
そっと傍に座り、額に手を当てる。
すごく熱い。
「…ん」
ゆっくりと白麗の目が開いた。
「…カナエ…?」
「ん、起こしちゃったわね」
体を起こそうとするから、それを手伝って。
「…銀麗ね。カナエには言わないでって言ったのに…あの子はもう…」
「銀麗君を怒らないで?医療に携わる私を頼って来てくれたの」
私はクスクス笑って、傍にあったタオルで白麗の額の汗を拭う。
「薬を飲む前に軽い食事を食べないと」
いえ、その前に着替えかしら。
「水を汲んで来るわね」
「んー…」
ちゅ、と白麗の額に口付けをして、寝室を出る。
「……ちょっとまずいなぁ」
額に浮かぶ汗と荒い吐息はどこか艶やかで。
熱った身体は色香を醸し出していた。
いつもは私が白麗に抱いてもらうのだけど、今だけは白麗を押し倒してしまいそう。
「…本当どうしよう…」
昂る熱を抑えたいのだけど、なかなか治らない。
水桶にはぬるま湯を入れ、手拭いを縁にかける。
「…ふぅ…平常心…」
零さないように歩き、寝室に戻る。
枕元に水桶を置いて。
「…白麗、箪笥を開けるわね」
「んー…」
箪笥から着替えの寝巻きを取り出す。
振り返ると、白麗は身体を起こしていて。
「…っ」
着替えるために寝巻きを脱ぎ始めていた。
露出する肩。
汗ばむ肌。
–––ああ。
–––まずい。
「……カナエ?」
後ろから白麗の肩に手を置いて、額を付ける。
「…どうしよう白麗…」
興奮して、真っ直ぐ白麗を見ることが出来ない。
「ふふっ、さっきから様子が変だなぁと思ってたらやっぱり?」
白麗も察していたようで、クスクス笑う。
「…信じられないくらい興奮してるみたい…」
白麗は風邪を引いて体調が悪いのに。
無理をさせちゃダメなのに。
それなのに。
「ね、カナエ」
白麗は自分の肩にある私の手に触れて。
横目で私を見つめ、そして。
「悪化したらカナエのせいにするからね」
なんて、言われちゃったらもう。
「っ悪化させないように努力はします…!」
白麗を押し倒すしかなかった。
それからは…。
「ぅ…ん…っぁ…っ」
初めて見る白麗の熱に溺れた表情と。
「あっあ…っま…っ待って…っ」
「待てない…」
初めて聞く色を帯びた嬌声に。
「ああっも…っイ…っ」
私の熱はさらに昂りました…。
.
「白麗?」
白麗のお屋敷、白麗のお部屋。
小さく呼びかけてみるけど、返事はない。
「入るわね」
音を立てないように静かにお部屋に入る。
「…白麗」
目の前には、つらそうに眠る白麗がいた。
そっと傍に座り、額に手を当てる。
すごく熱い。
「…ん」
ゆっくりと白麗の目が開いた。
「…カナエ…?」
「ん、起こしちゃったわね」
体を起こそうとするから、それを手伝って。
「…銀麗ね。カナエには言わないでって言ったのに…あの子はもう…」
「銀麗君を怒らないで?医療に携わる私を頼って来てくれたの」
私はクスクス笑って、傍にあったタオルで白麗の額の汗を拭う。
「薬を飲む前に軽い食事を食べないと」
いえ、その前に着替えかしら。
「水を汲んで来るわね」
「んー…」
ちゅ、と白麗の額に口付けをして、寝室を出る。
「……ちょっとまずいなぁ」
額に浮かぶ汗と荒い吐息はどこか艶やかで。
熱った身体は色香を醸し出していた。
いつもは私が白麗に抱いてもらうのだけど、今だけは白麗を押し倒してしまいそう。
「…本当どうしよう…」
昂る熱を抑えたいのだけど、なかなか治らない。
水桶にはぬるま湯を入れ、手拭いを縁にかける。
「…ふぅ…平常心…」
零さないように歩き、寝室に戻る。
枕元に水桶を置いて。
「…白麗、箪笥を開けるわね」
「んー…」
箪笥から着替えの寝巻きを取り出す。
振り返ると、白麗は身体を起こしていて。
「…っ」
着替えるために寝巻きを脱ぎ始めていた。
露出する肩。
汗ばむ肌。
–––ああ。
–––まずい。
「……カナエ?」
後ろから白麗の肩に手を置いて、額を付ける。
「…どうしよう白麗…」
興奮して、真っ直ぐ白麗を見ることが出来ない。
「ふふっ、さっきから様子が変だなぁと思ってたらやっぱり?」
白麗も察していたようで、クスクス笑う。
「…信じられないくらい興奮してるみたい…」
白麗は風邪を引いて体調が悪いのに。
無理をさせちゃダメなのに。
それなのに。
「ね、カナエ」
白麗は自分の肩にある私の手に触れて。
横目で私を見つめ、そして。
「悪化したらカナエのせいにするからね」
なんて、言われちゃったらもう。
「っ悪化させないように努力はします…!」
白麗を押し倒すしかなかった。
それからは…。
「ぅ…ん…っぁ…っ」
初めて見る白麗の熱に溺れた表情と。
「あっあ…っま…っ待って…っ」
「待てない…」
初めて聞く色を帯びた嬌声に。
「ああっも…っイ…っ」
私の熱はさらに昂りました…。
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