雷鳴と鷹 リザさん百合夢
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「だから、何回も、言ってるわよね?」
『こちらも困るんですよ、あなたが居ないと』
「どうして困るの?どうしてそんなことも出来ないの?出来ないなら他の将官にでも頼めばいいでしょ?」
オフィスにて。
「……またセイフォード少将がブチギレてる…」
「逆にセイフォード少将を怒らせることが出来る中央の将官もすごいわね…」
私宛にかかってきた電話を取る。
クレミン准将からの電話なんだけどね。
正直、仕事が出来なさすぎてイライラして来るの。
よくこんなんで准将になれたものだわ。
『レイブン中将は今は不在なんです!』
「知らないわよそんなの。そちらに将官はあなたとレイブン中将しか居ないの?違うでしょ?もうそんな下らないことで電話して来ないで」
ガチャンッと強めに受話器を置いて。
「…はぁ…イライラする…」
深いため息を吐く。
「まぁまぁセイフォード少将、お茶でも飲んで落ち着いてくださいよ」
「ありがと…ハボック少尉…」
ハボック少尉がお茶を煎れてくれた。
ジャンって呼んだらリザが怒るのよね。
「東部のお茶不味いなぁ」
「そうなんですよ。何とかしてもらえないっスかね?」
「ん、愛する恋人がいるから何とか考えておくわ」
「セイフォード少将、公私混同はよろしくないですよ」
「あらぁなに!?昨夜は「セイフォード少将!!」
「………ホークアイ中尉もセイフォード少将には敵わないんスね…」
オフィスにいたハボック少尉とリザと話をする。
「はぁもう…中央の将官はポンコツすぎて参るわ、本当に」
「セイフォード少将、発言が不穏当ですので気を付けてください」
「…リザのそのギャップは罪深いわよね…」
「なんですか?」
「なんでもありませーん」
リザはさっきまでは甘えん坊で萌え殺人鬼だったのに、今はビシッととリザ・ホークアイ中尉になってる。
このギャップを見せてあげたいわ…。
「さて、と。そろそろ北へ行って来るわね」
「あ…」
時計を見て、カップを置いて歩き出そうとすれば。
「「「…………」」」
咄嗟にリザに腕を掴まれた。
「リザ?」
多分、無意識ねこれ。
「……埃が付いてましたよ」
「苦しいっスよ…さすがに…」
ああもう可愛すぎる…。
「なんだ、ホークアイも来たのか」
「えぇ、行くって利かなくて」
「駄々っ子ですか。セイフォード少将が補佐官としてと仰ったんですよ」
国境を守るブリッグズ地方、ブリッグズ要塞。
リザを補佐官として、一緒にやってきた。
「もうリザは私が好きすぎてしょうがないのよ」
「セイフォード少将!仕事中ですよ!」
「…貴様も大変だな、ホークアイ」
なんて、キリッとしてるところしか見たことないから、みんな知らないのよ。
私の前でのリザの豹変ぶりを。
キリッとした表情じゃなくて、甘えるような眼差しと笑みを浮かべて誘って来るんだから。
みんなに見せてあげたいけど、見せたくないわ。
「ホークアイが来たのなら好都合だ。うちの連中に射撃の手本を見せてやってくれないか?」
リザの射撃のスペシャリストだからね。
ブリッグズの男たちへとお手本を見せて欲しいとオリヴィエが言う。
「わかりました。ではセイフォード少将、失礼します」
「えぇ」
ビシッと敬礼をし、執務室を出て行った。
「マイルズ、みんなを射撃場に集めろ」
内線でマイルズ少佐を呼び、北の連中はリザの射撃レッスンを受けることに。
「ホークアイはそんな変わるのか?」
リザが居なくなってから、オリヴィエがそう聞いて来たから。
「え、別人?ってくらい変わるわ」
「ほう。あのホークアイを見ていると俄には信じられんが…」
「でしょうね。私の前だけだから」
あんな別人になるリザを、誰かに見せたいけど見せたくないこのモヤモヤ。
わかるかしら?
本当、私を萌え殺そうとしてるとしか思えないのよね…。
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「だから、何回も、言ってるわよね?」
『こちらも困るんですよ、あなたが居ないと』
「どうして困るの?どうしてそんなことも出来ないの?出来ないなら他の将官にでも頼めばいいでしょ?」
オフィスにて。
「……またセイフォード少将がブチギレてる…」
「逆にセイフォード少将を怒らせることが出来る中央の将官もすごいわね…」
私宛にかかってきた電話を取る。
クレミン准将からの電話なんだけどね。
正直、仕事が出来なさすぎてイライラして来るの。
よくこんなんで准将になれたものだわ。
『レイブン中将は今は不在なんです!』
「知らないわよそんなの。そちらに将官はあなたとレイブン中将しか居ないの?違うでしょ?もうそんな下らないことで電話して来ないで」
ガチャンッと強めに受話器を置いて。
「…はぁ…イライラする…」
深いため息を吐く。
「まぁまぁセイフォード少将、お茶でも飲んで落ち着いてくださいよ」
「ありがと…ハボック少尉…」
ハボック少尉がお茶を煎れてくれた。
ジャンって呼んだらリザが怒るのよね。
「東部のお茶不味いなぁ」
「そうなんですよ。何とかしてもらえないっスかね?」
「ん、愛する恋人がいるから何とか考えておくわ」
「セイフォード少将、公私混同はよろしくないですよ」
「あらぁなに!?昨夜は「セイフォード少将!!」
「………ホークアイ中尉もセイフォード少将には敵わないんスね…」
オフィスにいたハボック少尉とリザと話をする。
「はぁもう…中央の将官はポンコツすぎて参るわ、本当に」
「セイフォード少将、発言が不穏当ですので気を付けてください」
「…リザのそのギャップは罪深いわよね…」
「なんですか?」
「なんでもありませーん」
リザはさっきまでは甘えん坊で萌え殺人鬼だったのに、今はビシッととリザ・ホークアイ中尉になってる。
このギャップを見せてあげたいわ…。
「さて、と。そろそろ北へ行って来るわね」
「あ…」
時計を見て、カップを置いて歩き出そうとすれば。
「「「…………」」」
咄嗟にリザに腕を掴まれた。
「リザ?」
多分、無意識ねこれ。
「……埃が付いてましたよ」
「苦しいっスよ…さすがに…」
ああもう可愛すぎる…。
「なんだ、ホークアイも来たのか」
「えぇ、行くって利かなくて」
「駄々っ子ですか。セイフォード少将が補佐官としてと仰ったんですよ」
国境を守るブリッグズ地方、ブリッグズ要塞。
リザを補佐官として、一緒にやってきた。
「もうリザは私が好きすぎてしょうがないのよ」
「セイフォード少将!仕事中ですよ!」
「…貴様も大変だな、ホークアイ」
なんて、キリッとしてるところしか見たことないから、みんな知らないのよ。
私の前でのリザの豹変ぶりを。
キリッとした表情じゃなくて、甘えるような眼差しと笑みを浮かべて誘って来るんだから。
みんなに見せてあげたいけど、見せたくないわ。
「ホークアイが来たのなら好都合だ。うちの連中に射撃の手本を見せてやってくれないか?」
リザの射撃のスペシャリストだからね。
ブリッグズの男たちへとお手本を見せて欲しいとオリヴィエが言う。
「わかりました。ではセイフォード少将、失礼します」
「えぇ」
ビシッと敬礼をし、執務室を出て行った。
「マイルズ、みんなを射撃場に集めろ」
内線でマイルズ少佐を呼び、北の連中はリザの射撃レッスンを受けることに。
「ホークアイはそんな変わるのか?」
リザが居なくなってから、オリヴィエがそう聞いて来たから。
「え、別人?ってくらい変わるわ」
「ほう。あのホークアイを見ていると俄には信じられんが…」
「でしょうね。私の前だけだから」
あんな別人になるリザを、誰かに見せたいけど見せたくないこのモヤモヤ。
わかるかしら?
本当、私を萌え殺そうとしてるとしか思えないのよね…。
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