雷鳴と鷹 リザさん百合夢
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「……ん」
翌朝、目を覚ますとアイリさんの姿はなく。
「……もう起きたのかしら…」
毛布に身を包み、私も体を起こそうにも…。
「…腰が…」
腰に力が入らない…。
昨夜はその…。
激しすぎて…。
…誘いすぎたと思ったけれど、ずっと電話しているんだもの…。
こちらも見て欲しいじゃない…。
「……アイリさん…」
コロン、と転がってアイリさんが寝ていた場所に身を沈める。
アイリさんが私の家に来て6日目。
ずっとこちら側で寝ているから、ほんのりアイリさんの良い香りがする。
「……はぁ…」
とても安らぐ…。
もう一度目を閉じようとした時。
ガチャ
「リザ?そろそろ起きないと……遅刻……するわ……よ……」
軍服を着たアイリさんが寝室へやってきて。
「………」
私の今の姿と、居る場所を見て固まった。
「…腰が立たないので、手を貸してください…」
私がそう言うと、アイリさんはツカツカと歩いて来て。
「もう一回してもいい?」
「ッダメに決まってるじゃないですか!」
覆い被さって来た…。
「え?誘ってるんでしょ?」
「違いますっ!もう!起こしてください!」
さすがに遅刻したくない。
アイリさんはぶちぶち不満を言いながら手を引いてくれた。
「それと、アイリさん」
「なぁに?」
シャワーを浴びるために浴室へ行きながら。
「私が目覚めるまでリビングに行かないでください。」
起きた時、隣にアイリさんが居ないってどれだけ寂しいかわかりますか?
「………」
「いいですね?」
「…わかったわ」
「よろしい。シャワー浴びてきます」
アイリさんに釘を打って、私はシャワー浴びに浴室へ。
だから、アイリさんの。
「私を萌え殺す気かしら…まったくもう…」
なんて言っていたのは知らない。
「え?北へですか?」
「えぇ。オリヴィエに話があるからね」
「…………わかりました」
「すごい不満そう」
軍服に着替え、髪も整えて。
アイリさんが作ってくれた朝食を食べる私たち。
すると、アイリさんが“今日 北へ行く”と言い出した。
不満なんてないわよ。
仕事なのだし、必要な話だと理解してる。
北にも過激派組織のアジトがあるらしいから、それについての話でしょう。
不満はないけど、面白くない…。
だって…。
アームストロング少将とアイリさんは、元恋人同士だったと聞いたことがあるから…。
誰から?
噂で。
アイリさん本人からは怖くて聞けない…。
「リザって私とオリヴィエとの関係を気にしてるわよね。」
「………気にしてませんよ」
「気にしてるからそんな顔してるんでしょー?」
ツン、と眉間を突かれ、アイリさんはニヤニヤ笑っている…。
「オリヴィエとは同期なだけで何にもないのに」
「…交際はしてないんですか?」
「え?オリヴィエと?してないわよ。なに?誰かそんなこと言ってる人居るの?」
…アームストロング少将と交際してない?
本当に?
二人は元恋人同士ではない?
「…昔から噂にはなってましたよ?アイリさんとアームストロング少将は恋人同士だと」
私がそう言うと、アイリさんはきょとんとして。
「うっそ。誰よそんな噂流したの…。オリヴィエはただの同期で親友?戦友?まぁ、それ以上でもそれ以外でも、それ以下でもないわ」
ピシッと断言してくれて。
「そうなんですね」
ずっと気になっていたことがなくなり、酷く安心した。
北へ行かれる度に、アームストロング少将とよりを戻したいって言われたらどうしようかと不安で仕方なかったから…。
…いつまでこちらに居られるのかしら。
こんな生活を6日間もして、明日中央に戻りますなんて言われたら…寂しすぎて精神おかしくなるかもしれないわね…。
.
「……ん」
翌朝、目を覚ますとアイリさんの姿はなく。
「……もう起きたのかしら…」
毛布に身を包み、私も体を起こそうにも…。
「…腰が…」
腰に力が入らない…。
昨夜はその…。
激しすぎて…。
…誘いすぎたと思ったけれど、ずっと電話しているんだもの…。
こちらも見て欲しいじゃない…。
「……アイリさん…」
コロン、と転がってアイリさんが寝ていた場所に身を沈める。
アイリさんが私の家に来て6日目。
ずっとこちら側で寝ているから、ほんのりアイリさんの良い香りがする。
「……はぁ…」
とても安らぐ…。
もう一度目を閉じようとした時。
ガチャ
「リザ?そろそろ起きないと……遅刻……するわ……よ……」
軍服を着たアイリさんが寝室へやってきて。
「………」
私の今の姿と、居る場所を見て固まった。
「…腰が立たないので、手を貸してください…」
私がそう言うと、アイリさんはツカツカと歩いて来て。
「もう一回してもいい?」
「ッダメに決まってるじゃないですか!」
覆い被さって来た…。
「え?誘ってるんでしょ?」
「違いますっ!もう!起こしてください!」
さすがに遅刻したくない。
アイリさんはぶちぶち不満を言いながら手を引いてくれた。
「それと、アイリさん」
「なぁに?」
シャワーを浴びるために浴室へ行きながら。
「私が目覚めるまでリビングに行かないでください。」
起きた時、隣にアイリさんが居ないってどれだけ寂しいかわかりますか?
「………」
「いいですね?」
「…わかったわ」
「よろしい。シャワー浴びてきます」
アイリさんに釘を打って、私はシャワー浴びに浴室へ。
だから、アイリさんの。
「私を萌え殺す気かしら…まったくもう…」
なんて言っていたのは知らない。
「え?北へですか?」
「えぇ。オリヴィエに話があるからね」
「…………わかりました」
「すごい不満そう」
軍服に着替え、髪も整えて。
アイリさんが作ってくれた朝食を食べる私たち。
すると、アイリさんが“今日 北へ行く”と言い出した。
不満なんてないわよ。
仕事なのだし、必要な話だと理解してる。
北にも過激派組織のアジトがあるらしいから、それについての話でしょう。
不満はないけど、面白くない…。
だって…。
アームストロング少将とアイリさんは、元恋人同士だったと聞いたことがあるから…。
誰から?
噂で。
アイリさん本人からは怖くて聞けない…。
「リザって私とオリヴィエとの関係を気にしてるわよね。」
「………気にしてませんよ」
「気にしてるからそんな顔してるんでしょー?」
ツン、と眉間を突かれ、アイリさんはニヤニヤ笑っている…。
「オリヴィエとは同期なだけで何にもないのに」
「…交際はしてないんですか?」
「え?オリヴィエと?してないわよ。なに?誰かそんなこと言ってる人居るの?」
…アームストロング少将と交際してない?
本当に?
二人は元恋人同士ではない?
「…昔から噂にはなってましたよ?アイリさんとアームストロング少将は恋人同士だと」
私がそう言うと、アイリさんはきょとんとして。
「うっそ。誰よそんな噂流したの…。オリヴィエはただの同期で親友?戦友?まぁ、それ以上でもそれ以外でも、それ以下でもないわ」
ピシッと断言してくれて。
「そうなんですね」
ずっと気になっていたことがなくなり、酷く安心した。
北へ行かれる度に、アームストロング少将とよりを戻したいって言われたらどうしようかと不安で仕方なかったから…。
…いつまでこちらに居られるのかしら。
こんな生活を6日間もして、明日中央に戻りますなんて言われたら…寂しすぎて精神おかしくなるかもしれないわね…。
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