花言葉 オリヴィエ百合夢
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ピンポーン
『はーい』
「私だ」
『え?』
ある日。
セントラルシティへと訪れた。
私に非番というものはないんだが、マイルズに“たまには休んでください”と言われたから。
休むと言っても要塞の居住区に部屋がある。
だから“セイフォード少将のところにでも”と言われたため、セントラルシティに来たというわけだ。
で、中央司令部に行ってもアイリは居らず。
珍しく非番かと思い自宅へと向かう。
アイリの自宅へ向かう際、セントラルシティの街並みを眺めながら歩く。
アイリがここにいるから、わりと多めに訪れる街。
見慣れた風景にも関わらず少し新鮮味を感じるのは、私がセントラルシティの住民ではないからだろう。
なんて思いつつ、アイリが住むマンションに着く。
将官のくせにマンション住まいとはな。
と言っても、家賃いくらなんだというくらい立派な建物。
そんな立派なマンションに、着替えと寝るためにしかほぼ帰宅していないのだから、家賃が勿体無い。
まぁ、こいつの忙しさを考えたら仕方ないのだが。
チャイムを鳴らせば返事があり、私であることを告げれば驚いた声が聞こえた。
「オリヴィエ?どうしたの?」
ドアが開き、アイリが顔を覗かせる。
「マイルズに無理やり休暇にさせられてな。私は要塞住まいだから、お前のところに行けと言われた」
「要塞住まいなら休暇でも休んだ気にならないからってことね」
アイリはクスクス笑って、ドアを大きく開いた。
「でもごめんね、シャワーと着替えに帰っただけだからまた中央司令部に行かなきゃなの」
見せてきたのは軍服姿。
「ほう」
「だからー、行かないとなんだってばー」
そんなアイリの肩を押し、中に入る。
なんだかんだ言いつつも。
「もー。コーヒーでもいい?」
「あぁ、構わない」
相手をしてくれる。
ソファーに座り、背もたれに背中を預けて室内を見回す。
何度も来たことがあるのに、なぜか初めて入ったような感覚があった。
緊張している?
なぜ?
「どうしたの?キョロキョロして」
コーヒーをテーブルに置き、私の隣に座るアイリ。
「いや、大した理由ではないんだが」
「ん?」
そのコーヒーを手に取って。
「なぜか初めて来た感覚があって、それが不思議だったというだけだ」
素直に話すと。
「休暇中に来ることがほぼないからじゃない?」
アイリがクスクス笑ってそう言うと。
「ああ、そうかもしれないな」
納得した。
「あなたはサボって来ることはあれど、休暇をもらうってことがないから」
「サボりではない、休憩だ」
「随分長い休憩をもらうわよね」
「うちは中央の連中よりも優秀な奴らが多いからな」
「確かに」
ふっ、とアイリと笑う。
「私は司令部戻るけど、あなたはどうする?うちにいる?」
「私も手伝おうか」
「あなたの部下たちの計らいなんだから、ちゃんと休まないとダメよ」
「む」
私が休暇をもらっても、アイリは休みではない。
アイリが居ないのならここに居てもつまらないな。
「では、街でも見てくるか」
「あ、ご実家に顔を出すのは?」
「阿呆こけ、子供でもあるまいに頻繁に帰るか」
アイリはまたクスクス笑って。
「じゃあ、お昼一緒に食べましょ。中央通りにあるオープンカフェで待ち合わせして」
そう言った。
「あぁ、いいぞ」
断る理由もないため、二つ返事をする。
アイリの頬に手を伸ばせば、アイリはその手に自分の手を重ねて。
「ん」
目を閉じたから、アイリへと顔を近づけてキスをした。
本当は深くしたいが、そうしたら止まらなくなるため触れるだけのキスを。
「………」
「なんだ」
「別にー」
アイリがどこか不満げに立ち上がるから。
私はその手を掴んで引き寄せる。
「あんまり誘ってくれるなよ?アイリ」
顎に手を添え上を向かせてそう言うと。
「誘ってないけどー」
なんて、クスクス笑いながら言われても効果はない。
「…まったくお前は…」
「なん––––」
もう一度、アイリの言葉を遮るようにキスをして。
「ん…ン…」
今度は深く執拗に。
「ふ…っ」
アイリの顎から含み切れなかった唾液が伝う。
ああ、駄目だ。
やはり駄目だ。
だから深くはしないようにしたのに。
「ん…っちょ…っと…っ」
佐官から支給される軍服のスカートの中に手を忍ばせる。
「ばか…っ私は仕事だってば…っ」
「喧しい。誘ったお前が悪い。」
ソファーへ押し倒す。
「や…っン…っ」
ショーツの上からソコに触れれば、アイリはもう何も言えない。
「もう黙れ。抵抗しても無駄だ」
「あ…っぁ…っ」
朝からわりと激しめに抱いてやった。
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ピンポーン
『はーい』
「私だ」
『え?』
ある日。
セントラルシティへと訪れた。
私に非番というものはないんだが、マイルズに“たまには休んでください”と言われたから。
休むと言っても要塞の居住区に部屋がある。
だから“セイフォード少将のところにでも”と言われたため、セントラルシティに来たというわけだ。
で、中央司令部に行ってもアイリは居らず。
珍しく非番かと思い自宅へと向かう。
アイリの自宅へ向かう際、セントラルシティの街並みを眺めながら歩く。
アイリがここにいるから、わりと多めに訪れる街。
見慣れた風景にも関わらず少し新鮮味を感じるのは、私がセントラルシティの住民ではないからだろう。
なんて思いつつ、アイリが住むマンションに着く。
将官のくせにマンション住まいとはな。
と言っても、家賃いくらなんだというくらい立派な建物。
そんな立派なマンションに、着替えと寝るためにしかほぼ帰宅していないのだから、家賃が勿体無い。
まぁ、こいつの忙しさを考えたら仕方ないのだが。
チャイムを鳴らせば返事があり、私であることを告げれば驚いた声が聞こえた。
「オリヴィエ?どうしたの?」
ドアが開き、アイリが顔を覗かせる。
「マイルズに無理やり休暇にさせられてな。私は要塞住まいだから、お前のところに行けと言われた」
「要塞住まいなら休暇でも休んだ気にならないからってことね」
アイリはクスクス笑って、ドアを大きく開いた。
「でもごめんね、シャワーと着替えに帰っただけだからまた中央司令部に行かなきゃなの」
見せてきたのは軍服姿。
「ほう」
「だからー、行かないとなんだってばー」
そんなアイリの肩を押し、中に入る。
なんだかんだ言いつつも。
「もー。コーヒーでもいい?」
「あぁ、構わない」
相手をしてくれる。
ソファーに座り、背もたれに背中を預けて室内を見回す。
何度も来たことがあるのに、なぜか初めて入ったような感覚があった。
緊張している?
なぜ?
「どうしたの?キョロキョロして」
コーヒーをテーブルに置き、私の隣に座るアイリ。
「いや、大した理由ではないんだが」
「ん?」
そのコーヒーを手に取って。
「なぜか初めて来た感覚があって、それが不思議だったというだけだ」
素直に話すと。
「休暇中に来ることがほぼないからじゃない?」
アイリがクスクス笑ってそう言うと。
「ああ、そうかもしれないな」
納得した。
「あなたはサボって来ることはあれど、休暇をもらうってことがないから」
「サボりではない、休憩だ」
「随分長い休憩をもらうわよね」
「うちは中央の連中よりも優秀な奴らが多いからな」
「確かに」
ふっ、とアイリと笑う。
「私は司令部戻るけど、あなたはどうする?うちにいる?」
「私も手伝おうか」
「あなたの部下たちの計らいなんだから、ちゃんと休まないとダメよ」
「む」
私が休暇をもらっても、アイリは休みではない。
アイリが居ないのならここに居てもつまらないな。
「では、街でも見てくるか」
「あ、ご実家に顔を出すのは?」
「阿呆こけ、子供でもあるまいに頻繁に帰るか」
アイリはまたクスクス笑って。
「じゃあ、お昼一緒に食べましょ。中央通りにあるオープンカフェで待ち合わせして」
そう言った。
「あぁ、いいぞ」
断る理由もないため、二つ返事をする。
アイリの頬に手を伸ばせば、アイリはその手に自分の手を重ねて。
「ん」
目を閉じたから、アイリへと顔を近づけてキスをした。
本当は深くしたいが、そうしたら止まらなくなるため触れるだけのキスを。
「………」
「なんだ」
「別にー」
アイリがどこか不満げに立ち上がるから。
私はその手を掴んで引き寄せる。
「あんまり誘ってくれるなよ?アイリ」
顎に手を添え上を向かせてそう言うと。
「誘ってないけどー」
なんて、クスクス笑いながら言われても効果はない。
「…まったくお前は…」
「なん––––」
もう一度、アイリの言葉を遮るようにキスをして。
「ん…ン…」
今度は深く執拗に。
「ふ…っ」
アイリの顎から含み切れなかった唾液が伝う。
ああ、駄目だ。
やはり駄目だ。
だから深くはしないようにしたのに。
「ん…っちょ…っと…っ」
佐官から支給される軍服のスカートの中に手を忍ばせる。
「ばか…っ私は仕事だってば…っ」
「喧しい。誘ったお前が悪い。」
ソファーへ押し倒す。
「や…っン…っ」
ショーツの上からソコに触れれば、アイリはもう何も言えない。
「もう黙れ。抵抗しても無駄だ」
「あ…っぁ…っ」
朝からわりと激しめに抱いてやった。
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