名探偵コナン 旧拍手文置き場
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「……なんでオメーがここにいるんだよ」
「やぁだ、私のほうが先に居たんだけど」
ある日。
とあるカフェでコーヒーを嗜んでいると。
帝丹小学校の少年探偵団たちの姿が見えた。
まぁ別に、隠れる必要なんてないし頬杖を付いて彼らの方を見ていたら、メガネをかけた坊やが近づいてきた。
怪訝な表情を浮かべるこの子は、江戸川コナンと名乗る子で。
何を隠そう、この子はうちの組織が開発した毒薬を飲まされて小さくなった高校生探偵の子。
本名は工藤新一というの。
「シェリーも元気そうね」
シェリーというのは元うちの組織の者で、科学者。
毒薬を飲み死を図ったけど死ねず、小さくなったために組織から脱走してね。
何やかんやで眼鏡の坊やと一緒にいるのよ。
「…まだ狙ってんのか?」
「ベルモットが言っていたんでしょ?“シェリーは諦めてあげる”って。ベルモットは嘘つきだけど、信じてあげて」
「嘘つきだと言われたら信じれねぇだろ!」
優秀だから野放しにするのは惜しいけど、ベルモットが“シェリーは諦めてあげる”なんてコナン君と約束をするものだから手を出せず。
いえ、そんなの関係なく捕まえればいいんだけどね。
ベルモットが何かと煩くなるのが面倒だから野放しにしてるってわけ。
「というか」
「あん?」
私は頬杖をしてる手を変えて。
「ベルモット見てない?」
眼鏡の坊やに問いかけた。
「…なんでオレがベルモットの居場所を知ってるんだよ」
「ここで待ち合わせなのに、一時間も待たせやがるのよ?信じられないわよね」
「……待ち合わせって、何を企んでやがる」
眼鏡の坊やは眉間に皺を寄せた。
「さぁ?何だと思う?」
私はクスクス笑って。
「オレが阻止してみせる」
坊やの言葉に目を細めて。
「あなたは今、誰とここに居るかをよく考えて行動したほうがいいわよ?」
近づいて来る子供たちを見つめながら、警告をした。
「コナン君!」
「おいコナン!なにしてんだよ!?」
「お知り合いの方ですか?」
「ッ!!」
この子はシェリーの他に、三人の子供たちと一緒にここに来ている。
つまり、弱点を曝け出しているということ。
「な、何でもねぇよ!灰原とあっち行ってろ!」
「……行くわよ、みんな」
「なんだよ変な奴だなぁ」
「行きましょう、歩美ちゃん」
「う、うん…早く来てね?コナン君」
シッシッと払うと、シェリーは早々に子供たちを私から遠避けた。
「いい?坊や。私は小さなお花を摘むことに、何の躊躇いも罪悪感もないことを努努忘れないで?」
ニコリと笑い、もう一度警告をすれば。
「待ったかしら?」
やっとベルモットが来た。
「待ちまくったわよ。あなたから誘ったくせに一時間も遅刻ってなに?」
ベルモットは眼鏡の坊やを見て。
「じゃあコレはもらっていくから」
「あ、あぁ」
「コレってなによ。罰としてここの代金あなたが払ってね」
「はいはい、そんな安い罰ならいくらでも」
「ほんとむかつくなぁ」
ベルモットに手を引かれて、カフェを後にした。
「…なに、この甘い匂い。チョコレート?」
私の自宅に帰ってきてすぐにわかる甘い匂い。
「そう。今日バレンタインデーだもの」
「あなたが待ち合わせを予定したんでしょ?それに人の家で勝手に調理しないでよ」
あのカフェで待ち合わせだと言ったのはベルモットなのに、当の本人は私の家でチョコレート作り。
私の一時間はなんだったのかしら。
「座って」
「もう帰って」
「いいから」
腹立つから帰れと言っても、無理やりソファーに座らされて。
「いい?アイリ、ここにGODIVAのチョコレートがあるわ」
「有名店の包装ね」
どこから取り出したのか、GODIVAのチョコレートを見せてきた。
「そして、こちらには108円で購入した溶かしただけのチョコレートがあるの」
それもどこから取り出したのか、溶けたチョコレートか入ってるボウルを見せてきて。
「GODIVAと108円のチョコレート、どちらを食べたい?」
どちらって。
「そんなのGODIVAに決まってるでしょ」
GODIVAのチョコレートを奪うと。
「そう?じゃあ…」
そう言って、ベルモットはプチプチと片手でブラウスのボタンを外して。
「………」
露わになったのは、下着を着けていない身体で。
ボウルの中にある溶けたチョコレートを指で掬い、自分の身体に塗って。
そして。
「もう一度聞くわね?GODIVAと108円のチョコレート、どちらを食べたい?」
目を細め、同じことを聞いてきた。
「………ねぇ、自分がヤバいことしてるってわかってる?」
私はGODIVAを持ってる手とは逆の手で目元を隠す。
「もちろん。私にかかればあなたの理性なんて最も簡単に崩せるってことよ」
この女優、事あるごとに誘って来て参るわ本当…。
「腹が立つなぁ」
私はGODIVAを放って、ベルモットをソファーへ押し倒す。
「でも、そのGODIVAチョコ…ッん…っぅ…っ」
身体にかかってるチョコレートを指で伸ばして胸の先に塗ると、ベルモットはビクッと身体を震わせた。
「GODIVAのチョコがなに?」
「あっあ…っ高か…っああっ」
胸の先に舌を這わせ、チョコレートを舐めるつつ胸の先も舐め上げて。
ズボンとショーツを脱がせ、床にあるボウルに入ったチョコレートを指で掬って秘部に塗る。
「…っあっあっあ…っあ…っんんん゙ッッ」
ベルモットはまたビクンッと身体を震わせた。
「もしかしてイッた?」
「ぁ…ぁ…」
ピクピクと僅かに痙攣してる。
「本当、けしからん感度よね」
「…煩いわね。あなたがそういう身体にしたんでしょ…」
熱に浮かされながら睨まれても怖くないし、寧ろ誘われてるかのよう。
「ほら、指挿れるわよ」
「ぁ…っあ…っまだ…っ」
秘部にチョコレートを塗り、腹に舌を這わせて。
「は…っあぁあっあ…っああっ」
小さな突起を舐めれば、ベルモットの背中が浮いた。
まぁ、それからはね。
もうね。
「バ…ッか…ッ!アイリ…っ!もう無理だってば…っああっあんっあっあっあっ」
「誘ったのはあなたなんだから責任取ってね」
失神するまで抱いてやったわ。
ソファーで眠るベルモットの身体を拭いて、風邪を引かないようにタオルケットと毛布を掛ける。
「…ホワイトデー何にしようかな」
私はベルモットの足元に座り、スゥスゥと無防備な寝息を立てるベルモットを見つめて。
「このハリウッド女優に買えないものなんてないだろうし、何を贈ったら喜ぶかしら」
なんて。
誰が喜ぶかとか考えたことないのに。
ベルモットとこういう関係になってから。
こういう関係が続けば続くほど。
愛しいという感情が芽生えてきてしまう。
愛しい人を作ることは、最大の弱点だと思っていた私には衝撃的な感情の変化に戸惑いすら覚える。
「………面倒だなぁもう」
こんな感情、面倒臭いだけってわかってるけど。
私は眠るベルモットを見つめて、足を組み頬杖を付いて。
「…これが惚れた弱みってやつか」
そう呟き、小さく笑みを浮かべた。
END
「……なんでオメーがここにいるんだよ」
「やぁだ、私のほうが先に居たんだけど」
ある日。
とあるカフェでコーヒーを嗜んでいると。
帝丹小学校の少年探偵団たちの姿が見えた。
まぁ別に、隠れる必要なんてないし頬杖を付いて彼らの方を見ていたら、メガネをかけた坊やが近づいてきた。
怪訝な表情を浮かべるこの子は、江戸川コナンと名乗る子で。
何を隠そう、この子はうちの組織が開発した毒薬を飲まされて小さくなった高校生探偵の子。
本名は工藤新一というの。
「シェリーも元気そうね」
シェリーというのは元うちの組織の者で、科学者。
毒薬を飲み死を図ったけど死ねず、小さくなったために組織から脱走してね。
何やかんやで眼鏡の坊やと一緒にいるのよ。
「…まだ狙ってんのか?」
「ベルモットが言っていたんでしょ?“シェリーは諦めてあげる”って。ベルモットは嘘つきだけど、信じてあげて」
「嘘つきだと言われたら信じれねぇだろ!」
優秀だから野放しにするのは惜しいけど、ベルモットが“シェリーは諦めてあげる”なんてコナン君と約束をするものだから手を出せず。
いえ、そんなの関係なく捕まえればいいんだけどね。
ベルモットが何かと煩くなるのが面倒だから野放しにしてるってわけ。
「というか」
「あん?」
私は頬杖をしてる手を変えて。
「ベルモット見てない?」
眼鏡の坊やに問いかけた。
「…なんでオレがベルモットの居場所を知ってるんだよ」
「ここで待ち合わせなのに、一時間も待たせやがるのよ?信じられないわよね」
「……待ち合わせって、何を企んでやがる」
眼鏡の坊やは眉間に皺を寄せた。
「さぁ?何だと思う?」
私はクスクス笑って。
「オレが阻止してみせる」
坊やの言葉に目を細めて。
「あなたは今、誰とここに居るかをよく考えて行動したほうがいいわよ?」
近づいて来る子供たちを見つめながら、警告をした。
「コナン君!」
「おいコナン!なにしてんだよ!?」
「お知り合いの方ですか?」
「ッ!!」
この子はシェリーの他に、三人の子供たちと一緒にここに来ている。
つまり、弱点を曝け出しているということ。
「な、何でもねぇよ!灰原とあっち行ってろ!」
「……行くわよ、みんな」
「なんだよ変な奴だなぁ」
「行きましょう、歩美ちゃん」
「う、うん…早く来てね?コナン君」
シッシッと払うと、シェリーは早々に子供たちを私から遠避けた。
「いい?坊や。私は小さなお花を摘むことに、何の躊躇いも罪悪感もないことを努努忘れないで?」
ニコリと笑い、もう一度警告をすれば。
「待ったかしら?」
やっとベルモットが来た。
「待ちまくったわよ。あなたから誘ったくせに一時間も遅刻ってなに?」
ベルモットは眼鏡の坊やを見て。
「じゃあコレはもらっていくから」
「あ、あぁ」
「コレってなによ。罰としてここの代金あなたが払ってね」
「はいはい、そんな安い罰ならいくらでも」
「ほんとむかつくなぁ」
ベルモットに手を引かれて、カフェを後にした。
「…なに、この甘い匂い。チョコレート?」
私の自宅に帰ってきてすぐにわかる甘い匂い。
「そう。今日バレンタインデーだもの」
「あなたが待ち合わせを予定したんでしょ?それに人の家で勝手に調理しないでよ」
あのカフェで待ち合わせだと言ったのはベルモットなのに、当の本人は私の家でチョコレート作り。
私の一時間はなんだったのかしら。
「座って」
「もう帰って」
「いいから」
腹立つから帰れと言っても、無理やりソファーに座らされて。
「いい?アイリ、ここにGODIVAのチョコレートがあるわ」
「有名店の包装ね」
どこから取り出したのか、GODIVAのチョコレートを見せてきた。
「そして、こちらには108円で購入した溶かしただけのチョコレートがあるの」
それもどこから取り出したのか、溶けたチョコレートか入ってるボウルを見せてきて。
「GODIVAと108円のチョコレート、どちらを食べたい?」
どちらって。
「そんなのGODIVAに決まってるでしょ」
GODIVAのチョコレートを奪うと。
「そう?じゃあ…」
そう言って、ベルモットはプチプチと片手でブラウスのボタンを外して。
「………」
露わになったのは、下着を着けていない身体で。
ボウルの中にある溶けたチョコレートを指で掬い、自分の身体に塗って。
そして。
「もう一度聞くわね?GODIVAと108円のチョコレート、どちらを食べたい?」
目を細め、同じことを聞いてきた。
「………ねぇ、自分がヤバいことしてるってわかってる?」
私はGODIVAを持ってる手とは逆の手で目元を隠す。
「もちろん。私にかかればあなたの理性なんて最も簡単に崩せるってことよ」
この女優、事あるごとに誘って来て参るわ本当…。
「腹が立つなぁ」
私はGODIVAを放って、ベルモットをソファーへ押し倒す。
「でも、そのGODIVAチョコ…ッん…っぅ…っ」
身体にかかってるチョコレートを指で伸ばして胸の先に塗ると、ベルモットはビクッと身体を震わせた。
「GODIVAのチョコがなに?」
「あっあ…っ高か…っああっ」
胸の先に舌を這わせ、チョコレートを舐めるつつ胸の先も舐め上げて。
ズボンとショーツを脱がせ、床にあるボウルに入ったチョコレートを指で掬って秘部に塗る。
「…っあっあっあ…っあ…っんんん゙ッッ」
ベルモットはまたビクンッと身体を震わせた。
「もしかしてイッた?」
「ぁ…ぁ…」
ピクピクと僅かに痙攣してる。
「本当、けしからん感度よね」
「…煩いわね。あなたがそういう身体にしたんでしょ…」
熱に浮かされながら睨まれても怖くないし、寧ろ誘われてるかのよう。
「ほら、指挿れるわよ」
「ぁ…っあ…っまだ…っ」
秘部にチョコレートを塗り、腹に舌を這わせて。
「は…っあぁあっあ…っああっ」
小さな突起を舐めれば、ベルモットの背中が浮いた。
まぁ、それからはね。
もうね。
「バ…ッか…ッ!アイリ…っ!もう無理だってば…っああっあんっあっあっあっ」
「誘ったのはあなたなんだから責任取ってね」
失神するまで抱いてやったわ。
ソファーで眠るベルモットの身体を拭いて、風邪を引かないようにタオルケットと毛布を掛ける。
「…ホワイトデー何にしようかな」
私はベルモットの足元に座り、スゥスゥと無防備な寝息を立てるベルモットを見つめて。
「このハリウッド女優に買えないものなんてないだろうし、何を贈ったら喜ぶかしら」
なんて。
誰が喜ぶかとか考えたことないのに。
ベルモットとこういう関係になってから。
こういう関係が続けば続くほど。
愛しいという感情が芽生えてきてしまう。
愛しい人を作ることは、最大の弱点だと思っていた私には衝撃的な感情の変化に戸惑いすら覚える。
「………面倒だなぁもう」
こんな感情、面倒臭いだけってわかってるけど。
私は眠るベルモットを見つめて、足を組み頬杖を付いて。
「…これが惚れた弱みってやつか」
そう呟き、小さく笑みを浮かべた。
END