背中合わせ ベルモット百合夢
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「…アイリ、顔色悪いわよ?」
「え?」
翌日、近況報告のためジョディさんのファミレスへやってきた。
「何かあった?」
「い、いえ、何も…」
ジョディさんは眉間に皺を寄せ、私を見つめる。
「ベルモットに何かされたの?」
何かされた…というか…。
すでに色々されてるんだけど…。
ジョディさんたちには言えないようなこととか…。
「いえ、嬉しいことに最近ベルモットからの連絡もないの。」
自分の言葉なのに、チクリと胸が痛む。
「そう。やっとストーカーを止めたようね」
ジョディさんはなぜだか嬉しそうに紅茶をたしなむ。
「そう…ね…」
電話が来なくなることは構わない。
むしろ、ストーカーされなくて済むんだから。
でも…。
どうして突然…。
「ベルモットが気になるの?」
ジョディさんからの問いかけに、ジョディさんを見ると真剣な眼差しで私を見ていた。
「……まさか」
私はFBI。
ベルモットはFBIの宿敵。
「そんなわけないじゃない」
昨日も自分に言い聞かせたじゃない。
あいつのことだから、またすぐにひょっこり顔を出すに違いない。
悩むだけ損だと。
「それならいいけど…」
「大丈夫よ。FBIとしての自覚、ちゃんとあるから」
ジョディさんへ笑いかけて、カップへと口付ける。
「どうかしら。聞けば警視庁へも寝坊して遅刻が多いみたいだし?」
「な…っ!誰に聞いて…っ!あのメガネの小僧ねっ!」
なんとか話を逸らすことが出来てホッとした。
でも本当に、このままじゃダメよね。
ベルモットは敵。
だからもう、ベルモットのことを考えるのは止めましょう。
私はFBIなんだから。
敵のことばかり考えてちゃ、ダメなんだから…。
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「…アイリ、顔色悪いわよ?」
「え?」
翌日、近況報告のためジョディさんのファミレスへやってきた。
「何かあった?」
「い、いえ、何も…」
ジョディさんは眉間に皺を寄せ、私を見つめる。
「ベルモットに何かされたの?」
何かされた…というか…。
すでに色々されてるんだけど…。
ジョディさんたちには言えないようなこととか…。
「いえ、嬉しいことに最近ベルモットからの連絡もないの。」
自分の言葉なのに、チクリと胸が痛む。
「そう。やっとストーカーを止めたようね」
ジョディさんはなぜだか嬉しそうに紅茶をたしなむ。
「そう…ね…」
電話が来なくなることは構わない。
むしろ、ストーカーされなくて済むんだから。
でも…。
どうして突然…。
「ベルモットが気になるの?」
ジョディさんからの問いかけに、ジョディさんを見ると真剣な眼差しで私を見ていた。
「……まさか」
私はFBI。
ベルモットはFBIの宿敵。
「そんなわけないじゃない」
昨日も自分に言い聞かせたじゃない。
あいつのことだから、またすぐにひょっこり顔を出すに違いない。
悩むだけ損だと。
「それならいいけど…」
「大丈夫よ。FBIとしての自覚、ちゃんとあるから」
ジョディさんへ笑いかけて、カップへと口付ける。
「どうかしら。聞けば警視庁へも寝坊して遅刻が多いみたいだし?」
「な…っ!誰に聞いて…っ!あのメガネの小僧ねっ!」
なんとか話を逸らすことが出来てホッとした。
でも本当に、このままじゃダメよね。
ベルモットは敵。
だからもう、ベルモットのことを考えるのは止めましょう。
私はFBIなんだから。
敵のことばかり考えてちゃ、ダメなんだから…。
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