祈り しのぶさん百合夢
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「ふぅ…」
白麗さんをお館様のところへお送りした。
本来なら全ての柱で警戒しなければならないのに、お館様はそれを断り白麗さんとあまね様の3人でお茶を楽しんでいる。
私はというと、いつまでもお館様のお屋敷にいるわけにはいかないから蝶屋敷へと戻る。
…顔には出さないけれど。
私も少し疲れている。
なぜなら…その…。
あれの…後…だから…。
気怠さを抱えたまま本部へと戻って来たから、少し休まないと…。
と思っていたら。
「しのぶさん!こんにちは!」
炭治郎君、善逸君、伊之助君がやってきた。
「こんにちは、今日も傷だらけですね」
「す、すみません…鬼がなかなか強くて…」
「はぁん!?んな怪我舐めときゃ治るんだよ!」
「お前もう黙っとけよ伊之助!」
相変わらずの3人にクスクス笑う私。
「手当てをしますので、こちらへ」
休めなくなりましたが、怪我人ならば仕方がない。
手当てをするべく、蝶屋敷のほうへと歩くと。
「?しのぶさん、魅月さんといたんですか?」
炭治郎君がそう言った。
「え?あ、はい。お館様から魅月さんを連れて来るよう仰せつかったので、本部までご一緒してましたよ。それがなにか?」
「魅月さんて、炭治郎が前に言ってた綺麗なお姉さん!?いるの!?ここに!?どこ!?」
善逸君が興奮気味に炭治郎君に詰め寄っていて。
「いや、なんというか。しのぶさんから強く魅月さんの匂いがして。鍛錬か何かなのかな」
炭治郎君は善逸君を引き剥がして私に近づいて。
「密着してました?」
スン、と匂いを嗅いだ。
「………」
………絶句。
「え?なに?どういうこと?」
善逸君は首を傾げて。
「確かになんか甘い匂いすんな。なんだこの匂い。食い物か?俺にも食わせろ!」
伊之助君は詰め寄って来た。
「いや、しのぶさんの隊服から「炭治郎君」
私はニコリと笑み、炭治郎君の言葉を遮って。
「手当てをしますので、こちらへ来てくださいね」
「あ、はい!失礼します!」
スタスタと足早に蝶屋敷へ入った。
『ねぇ炭治郎、さっきのどういうこと!?ねぇ!すごく気になるんだけど!!』
『しのぶの奴、何か食い物隠してやがるってことだよな!』
『ほら2人とも!急がないとしのぶさんを待たせてしまうぞ!』
「…ッ」
聞こえて来る3人の話し声に、ドッと汗が出る。
炭治郎君が鈍感でよかったと心から思った。
不意打ちの問いかけに、心臓が口から飛び出そうになった…。
それを顔に出さなかった自分を褒めたい。
「しのぶさん!さっきの炭治郎の話だけど「善逸君、口の中が火傷してますので薬塗りますね」口の中に!?口の中に薬塗るの!?」
善逸君がしつこく聞いて来るため、口の中に薬と称した栄養剤を塗りたくってやりました…。
.
「ふぅ…」
白麗さんをお館様のところへお送りした。
本来なら全ての柱で警戒しなければならないのに、お館様はそれを断り白麗さんとあまね様の3人でお茶を楽しんでいる。
私はというと、いつまでもお館様のお屋敷にいるわけにはいかないから蝶屋敷へと戻る。
…顔には出さないけれど。
私も少し疲れている。
なぜなら…その…。
あれの…後…だから…。
気怠さを抱えたまま本部へと戻って来たから、少し休まないと…。
と思っていたら。
「しのぶさん!こんにちは!」
炭治郎君、善逸君、伊之助君がやってきた。
「こんにちは、今日も傷だらけですね」
「す、すみません…鬼がなかなか強くて…」
「はぁん!?んな怪我舐めときゃ治るんだよ!」
「お前もう黙っとけよ伊之助!」
相変わらずの3人にクスクス笑う私。
「手当てをしますので、こちらへ」
休めなくなりましたが、怪我人ならば仕方がない。
手当てをするべく、蝶屋敷のほうへと歩くと。
「?しのぶさん、魅月さんといたんですか?」
炭治郎君がそう言った。
「え?あ、はい。お館様から魅月さんを連れて来るよう仰せつかったので、本部までご一緒してましたよ。それがなにか?」
「魅月さんて、炭治郎が前に言ってた綺麗なお姉さん!?いるの!?ここに!?どこ!?」
善逸君が興奮気味に炭治郎君に詰め寄っていて。
「いや、なんというか。しのぶさんから強く魅月さんの匂いがして。鍛錬か何かなのかな」
炭治郎君は善逸君を引き剥がして私に近づいて。
「密着してました?」
スン、と匂いを嗅いだ。
「………」
………絶句。
「え?なに?どういうこと?」
善逸君は首を傾げて。
「確かになんか甘い匂いすんな。なんだこの匂い。食い物か?俺にも食わせろ!」
伊之助君は詰め寄って来た。
「いや、しのぶさんの隊服から「炭治郎君」
私はニコリと笑み、炭治郎君の言葉を遮って。
「手当てをしますので、こちらへ来てくださいね」
「あ、はい!失礼します!」
スタスタと足早に蝶屋敷へ入った。
『ねぇ炭治郎、さっきのどういうこと!?ねぇ!すごく気になるんだけど!!』
『しのぶの奴、何か食い物隠してやがるってことだよな!』
『ほら2人とも!急がないとしのぶさんを待たせてしまうぞ!』
「…ッ」
聞こえて来る3人の話し声に、ドッと汗が出る。
炭治郎君が鈍感でよかったと心から思った。
不意打ちの問いかけに、心臓が口から飛び出そうになった…。
それを顔に出さなかった自分を褒めたい。
「しのぶさん!さっきの炭治郎の話だけど「善逸君、口の中が火傷してますので薬塗りますね」口の中に!?口の中に薬塗るの!?」
善逸君がしつこく聞いて来るため、口の中に薬と称した栄養剤を塗りたくってやりました…。
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