このままあなたを アルフォンス語り オリヴィエ百合夢
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
'
きょとんとする僕とアイリさん。
「弟君には家に帰ってもらってさ。」
「俺らと大人の遊びをしようぜ」
所謂ナンパというやつで。
やっぱり僕は弟だと思われたことに内心ショックを受けつつ。
「すみません、今デート中なので」
立ち上がって、アイリさんの前に立つ。
「はぁ?デート?」
「僕ちゃんにはまだ早いんじゃない?」
2人組の男の人はケラケラと笑って、僕の頭を小突く。
捻じ伏せることは出来るけど、せっかくのデートを台無しにしたくない。
「ねぇ、お姉さん。」
「あ」
男一人が僕の間を抜け、アイリさんの手を掴んだ時。
ボトッと嫌な音がしたと思ったら。
「「………」」
アイリさんのソフトクリームが地面に落ちた。
アイリさんは無言で地面に落ちたソフトクリームを見つめて。
「アルフォンス」
「はい」
僕に笑いかけて。
「やっちゃいましょうか」
そう言った瞬間。
「いででででッッ!!」
アイリさんは自分の腕を掴んでいる男の手首を捻り離させて、バババッと組み伏せてしまった。
「いでぇ!!」
僕ともう一人の男も、僕の頭にあった男の手を捻り上げて、バババッとねじ伏せた。
「これ以上邪魔するなら、病院行く?」
アイリさんは男の耳元でそう囁く。
…ちょっとだけ男の人が羨ましかった。
アイリさんの手から、パリッと電気反応が出た。
あ、痺れさせる気だ…。
「病院て…っ」
「お兄さん、その人は“雷鳴の錬金術師”だよ」
僕がそう言うと。
「「“雷鳴の”!?!?」」
2人組は顔を真っ青にさせて、一目散に逃げて行った。
「アルフォンス」
「はい?」
その後ろ姿を見つめたまま。
「“元”をちゃんと付けるように」
って言われて。
「でも効果あったじゃない?」
って、悪戯に笑ってやったんだ。
「あったけど、私はもう国家錬金術師じゃないんだからねー!」
「次からはちゃんと付けまーす!」
なんて、二人で笑った。
.
きょとんとする僕とアイリさん。
「弟君には家に帰ってもらってさ。」
「俺らと大人の遊びをしようぜ」
所謂ナンパというやつで。
やっぱり僕は弟だと思われたことに内心ショックを受けつつ。
「すみません、今デート中なので」
立ち上がって、アイリさんの前に立つ。
「はぁ?デート?」
「僕ちゃんにはまだ早いんじゃない?」
2人組の男の人はケラケラと笑って、僕の頭を小突く。
捻じ伏せることは出来るけど、せっかくのデートを台無しにしたくない。
「ねぇ、お姉さん。」
「あ」
男一人が僕の間を抜け、アイリさんの手を掴んだ時。
ボトッと嫌な音がしたと思ったら。
「「………」」
アイリさんのソフトクリームが地面に落ちた。
アイリさんは無言で地面に落ちたソフトクリームを見つめて。
「アルフォンス」
「はい」
僕に笑いかけて。
「やっちゃいましょうか」
そう言った瞬間。
「いででででッッ!!」
アイリさんは自分の腕を掴んでいる男の手首を捻り離させて、バババッと組み伏せてしまった。
「いでぇ!!」
僕ともう一人の男も、僕の頭にあった男の手を捻り上げて、バババッとねじ伏せた。
「これ以上邪魔するなら、病院行く?」
アイリさんは男の耳元でそう囁く。
…ちょっとだけ男の人が羨ましかった。
アイリさんの手から、パリッと電気反応が出た。
あ、痺れさせる気だ…。
「病院て…っ」
「お兄さん、その人は“雷鳴の錬金術師”だよ」
僕がそう言うと。
「「“雷鳴の”!?!?」」
2人組は顔を真っ青にさせて、一目散に逃げて行った。
「アルフォンス」
「はい?」
その後ろ姿を見つめたまま。
「“元”をちゃんと付けるように」
って言われて。
「でも効果あったじゃない?」
って、悪戯に笑ってやったんだ。
「あったけど、私はもう国家錬金術師じゃないんだからねー!」
「次からはちゃんと付けまーす!」
なんて、二人で笑った。
.