このままあなたを アルフォンス語り オリヴィエ百合夢
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「アルフォンスー!」
「あ、アイリさん!」
ホムンクルスとの戦いが終わり、僕は兄さんのおかげで肉体を取り戻すことが出来た。
“あちら”に取り残されていた僕の肉体は、骨と皮のガリガリで。
体力を戻すのにかなり時間がかかった。
それはアイリさんも同じだった。
アイリさんの怪我はもう重体レベルを超えていて、生きているのが不思議なくらいだった。
1ヶ月以上入院して、体の痛みが完全に取れるまですごく時間がかかっていた。
で、僕は旅に出る前にアイリさんに約束してたことをお願いすると、アイリさんは二つ返事で受けてくれた。
その約束とは。
「ごめんね!待った?」
「いえ、今来たとこだよ」
肉体を取り戻したら、デートしてもらうこと。
アイリさんは今はもう結婚しちゃったから、あの約束は無効になるのかなって思ってたけど。
ちゃんと果たしてくれた。
駅で待ち合わせをして、こちらに走って来るアイリさんはやっぱり可愛い。
「アイリさん、メガネかけたんだ?」
メガネと、今のアイリさんの服装がすごく合っていて。
今日のために考えてくれたコーディネートなのかなって期待をしてしまう。
「えぇ。左目の調子が良くないから、紫外線を少しカット出来るレンズを使ってるの」
敵の科学者に眼球をくり抜かれたらしく、その時から目がたまに痛むらしい。
「そうかぁ…。痛み出したらすぐ言ってね」
無理はさせたくないからそう言うと、アイリさんは可愛らしく笑って。
「ありがとう、アルフォンス」
お礼の言葉を口にした。
反則なんだよなぁ…その笑顔。
アイリさんは僕より背が高いから、周りから見たら姉弟に見えるかもしれない。
それが少し残念だけど、今はアイリさんとのデートを楽しみたいから気にしないでおこう。
「じゃあ、行こう」
「ん、行きましょうか」
汽車に乗る時、アイリさんは僕の腕に腕を回して。
「ちゃんとエスコートしてね?」
なんて笑うものだから。
「っうん、任せてよ!」
少し動揺しちゃったじゃないか…。
.
「アルフォンスー!」
「あ、アイリさん!」
ホムンクルスとの戦いが終わり、僕は兄さんのおかげで肉体を取り戻すことが出来た。
“あちら”に取り残されていた僕の肉体は、骨と皮のガリガリで。
体力を戻すのにかなり時間がかかった。
それはアイリさんも同じだった。
アイリさんの怪我はもう重体レベルを超えていて、生きているのが不思議なくらいだった。
1ヶ月以上入院して、体の痛みが完全に取れるまですごく時間がかかっていた。
で、僕は旅に出る前にアイリさんに約束してたことをお願いすると、アイリさんは二つ返事で受けてくれた。
その約束とは。
「ごめんね!待った?」
「いえ、今来たとこだよ」
肉体を取り戻したら、デートしてもらうこと。
アイリさんは今はもう結婚しちゃったから、あの約束は無効になるのかなって思ってたけど。
ちゃんと果たしてくれた。
駅で待ち合わせをして、こちらに走って来るアイリさんはやっぱり可愛い。
「アイリさん、メガネかけたんだ?」
メガネと、今のアイリさんの服装がすごく合っていて。
今日のために考えてくれたコーディネートなのかなって期待をしてしまう。
「えぇ。左目の調子が良くないから、紫外線を少しカット出来るレンズを使ってるの」
敵の科学者に眼球をくり抜かれたらしく、その時から目がたまに痛むらしい。
「そうかぁ…。痛み出したらすぐ言ってね」
無理はさせたくないからそう言うと、アイリさんは可愛らしく笑って。
「ありがとう、アルフォンス」
お礼の言葉を口にした。
反則なんだよなぁ…その笑顔。
アイリさんは僕より背が高いから、周りから見たら姉弟に見えるかもしれない。
それが少し残念だけど、今はアイリさんとのデートを楽しみたいから気にしないでおこう。
「じゃあ、行こう」
「ん、行きましょうか」
汽車に乗る時、アイリさんは僕の腕に腕を回して。
「ちゃんとエスコートしてね?」
なんて笑うものだから。
「っうん、任せてよ!」
少し動揺しちゃったじゃないか…。
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