終わりと始まり オリヴィエ百合夢
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中央司令部再構築が終わり、みんな歓喜して中に入って行く。
私は左目を押さえ、用意してくれたパイプ椅子に座る。
「クロノ!!」
「リザ」
リザが走ってクロノ君に抱きついた。
あのリザが。
あのリザが、場所も考えずに。
「目が覚めたのね…っ」
「あぁ。心配かけたな」
クロノ君もリザを抱き締めた。
1ヶ月以上も寝ていたんだもの。
リザの反応は当たり前よね。
「よかったわね、リザ」
「そうだな」
隣に立つオリヴィエに言うと、オリヴィエも小さな笑みを浮かべていた。
「お前はまた病院だな」
「ですよねー…」
わかってたけどね…。
そっと左目から手を外し、ゆっくり開けてると。
「あ、大丈夫みたい」
痛みもなく、目が開いた。
「だがまた痛むかもしれん」
「えぇ。病院にはちゃんと行くわよ」
無理はしない約束だしね。
「とりあえず中を見たいわ」
「あぁ」
私たちも中に入る。
「ん、ちゃんと錬成されてる」
体力もまだ戻っていないから、中央司令部内全てを見て回ることは出来ないため、おかしなところがあったらすぐに報告するようみんなに告げた。
「私の執務室ー」
私の執務室に入って、回転椅子に座る。
「見事なものだ」
「錬金術ってすごいわよね」
自分で使っていてあれだけど、改めて思った。
「これからがまた大変だな」
オリヴィエは窓の外を見つめる。
「そうね。でもきっと大丈夫」
そう、大丈夫。
みんながいるから。
働かない将官たちはもういない。
だからきっと働いてくれる者が将官として来てくれるはず。
「さて、と!ロイ君たち、今日東部に戻るようだから見送ってあげないと」
まぁクロノ君は病院抜け出して来てるし、みんなより遅れて帰宅になりそうだけどね。
「………」
「オリヴィエ?どうしたの?」
オリヴィエは何も言わず、ただ私を見て。
「いや、何でもない。行くぞ」
「?えぇ。」
先に執務室を出た。
何か考え事かしら…。
何かあったのかな…。
.
中央司令部再構築が終わり、みんな歓喜して中に入って行く。
私は左目を押さえ、用意してくれたパイプ椅子に座る。
「クロノ!!」
「リザ」
リザが走ってクロノ君に抱きついた。
あのリザが。
あのリザが、場所も考えずに。
「目が覚めたのね…っ」
「あぁ。心配かけたな」
クロノ君もリザを抱き締めた。
1ヶ月以上も寝ていたんだもの。
リザの反応は当たり前よね。
「よかったわね、リザ」
「そうだな」
隣に立つオリヴィエに言うと、オリヴィエも小さな笑みを浮かべていた。
「お前はまた病院だな」
「ですよねー…」
わかってたけどね…。
そっと左目から手を外し、ゆっくり開けてると。
「あ、大丈夫みたい」
痛みもなく、目が開いた。
「だがまた痛むかもしれん」
「えぇ。病院にはちゃんと行くわよ」
無理はしない約束だしね。
「とりあえず中を見たいわ」
「あぁ」
私たちも中に入る。
「ん、ちゃんと錬成されてる」
体力もまだ戻っていないから、中央司令部内全てを見て回ることは出来ないため、おかしなところがあったらすぐに報告するようみんなに告げた。
「私の執務室ー」
私の執務室に入って、回転椅子に座る。
「見事なものだ」
「錬金術ってすごいわよね」
自分で使っていてあれだけど、改めて思った。
「これからがまた大変だな」
オリヴィエは窓の外を見つめる。
「そうね。でもきっと大丈夫」
そう、大丈夫。
みんながいるから。
働かない将官たちはもういない。
だからきっと働いてくれる者が将官として来てくれるはず。
「さて、と!ロイ君たち、今日東部に戻るようだから見送ってあげないと」
まぁクロノ君は病院抜け出して来てるし、みんなより遅れて帰宅になりそうだけどね。
「………」
「オリヴィエ?どうしたの?」
オリヴィエは何も言わず、ただ私を見て。
「いや、何でもない。行くぞ」
「?えぇ。」
先に執務室を出た。
何か考え事かしら…。
何かあったのかな…。
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