終わりと始まり オリヴィエ百合夢
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「いつ…つ…」
「少将?大丈夫ですか?」
「えぇ…大丈夫よ…」
ホムンクルスとの長きに渡る戦いが終わり、壊滅状態の中央司令部の内部にいる私。
私は中央司令部が壊れる前にはすでに一人で地下の敵と戦っていたから、中央司令部の状態は知らなかった。
だからどのくらい崩壊しているのかを知るために。
多くの軍人が死んだ。
つい最近まで笑い合ってた友人も。
この国のために戦い、命を落とした。
でも今はまだ。
悲しんでいる暇はない。
この国を立て直すには、私が必要だと言ってくれたみんなのためにも。
死者・負傷者の把握。
瓦礫撤去の指示。
生き残った裏切り将官たちへの対応。
大総統夫人への説明と、国民への説明。
国民への説明は、ブレダ少尉が担ってくれた。
やる事がいっぱいで、休んでいる暇はない。
それなのに。
身体が痛む。
父が自らの命を賭して救ってくれたけど、怪我は完治ではなく一命を取り留められた程度の治療だったから。
全身が痛い。
それでも私だけ休むなんて出来ない。
「阿呆。お前が倒れたら、それこそ迷惑になるだろうが」
なのに、オリヴィエに手を引かれて、椅子に無理やり座らされた…。
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「いつ…つ…」
「少将?大丈夫ですか?」
「えぇ…大丈夫よ…」
ホムンクルスとの長きに渡る戦いが終わり、壊滅状態の中央司令部の内部にいる私。
私は中央司令部が壊れる前にはすでに一人で地下の敵と戦っていたから、中央司令部の状態は知らなかった。
だからどのくらい崩壊しているのかを知るために。
多くの軍人が死んだ。
つい最近まで笑い合ってた友人も。
この国のために戦い、命を落とした。
でも今はまだ。
悲しんでいる暇はない。
この国を立て直すには、私が必要だと言ってくれたみんなのためにも。
死者・負傷者の把握。
瓦礫撤去の指示。
生き残った裏切り将官たちへの対応。
大総統夫人への説明と、国民への説明。
国民への説明は、ブレダ少尉が担ってくれた。
やる事がいっぱいで、休んでいる暇はない。
それなのに。
身体が痛む。
父が自らの命を賭して救ってくれたけど、怪我は完治ではなく一命を取り留められた程度の治療だったから。
全身が痛い。
それでも私だけ休むなんて出来ない。
「阿呆。お前が倒れたら、それこそ迷惑になるだろうが」
なのに、オリヴィエに手を引かれて、椅子に無理やり座らされた…。
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