同期会 オリヴィエ百合夢
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同期会が始まり、一層賑やかになる。
アイリは私の隣に座り、私に食事を取り分けてくれたり飲み物を気にしたりしてくれて。
それを揶揄われて笑ったり。
とにかく楽しそうだ。
現役時代にはなかったから余計に楽しいのだろう。
私はそんなアイリを見つめ、同期たちを見つめ、小さく笑いつつ酒を飲む。
「つーかお前ら本当にくっ付いたんだなぁ!」
同期会の一人が私たちのことを言う。
私の階級を気にせず、友として接してくれるのはありがたいな。
「プロポーズの言葉はなんだったの!?」
「オリヴィエに限って気の利いた台詞吐けるかぁ!?」
などなど、私たちに興味を示し出した。
「えー、プロポーズの言葉ー?」
チラリとこちらを見てくるアイリ。
「それは私たちだけの秘密ー!」
「そうだな。お前だけに贈った言葉だからな」
程良く酔っているアイリに小さく笑むと、アイリはきょとん顔から次第に…。
「あれあれー?アイリ顔赤くなって来てるけど!」
「は!?酔ってるだけよ!」
「オリヴィエという甘美な酒に酔ってるってことだな」
「なにそれ私も飲みたい!」
「ダメに決まってるでしょ!」
ぎゃいぎゃいと騒ぎ散らして。
はしゃいでいるアイリを珍しく思う。
「あなたの嫁、すごく酔ってるんじゃない?」
「ん?飲みまくると言っていたからな」
サクラが私の隣に来た。
「忙しさが極まっていたからね、アイリは」
「あぁ。酔いに任せて大騒ぎだ」
私がそう言うと、サクラはアイリを見つめて。
「そう?アイリ、今も私たちのこと見てるよきっと」
と言った。
「なに?」
その言葉に私もアイリを見つめる。
「何を話してるのか、何をしているのか、手を出すか出さないか。そこら辺を気にしてると思う」
サクラはクスクスと笑って、私へ顔を近づけて。
「でもまぁ、油断してると食われちゃうわよ?アイリ」
耳元に唇を寄せて来て。
「ちゃんと守ってあげてね?アイリを」
アイリの嫉妬心を煽るかのように、私にしか聞こえない声でそう言った。
「当たり前だ。というか近い離れろ」
グイッと両頬を掴み顔を押し退ける。
「私の扱いひどくなーい?!」
アイリのほうへ泣き付いた。
「人妻が人の旦那に手を出さないでよね!」
アイリはサクラの背中を摩りながらもそう言った。
まったく…酔っ払いの相手は疲れるな…。
.
同期会が始まり、一層賑やかになる。
アイリは私の隣に座り、私に食事を取り分けてくれたり飲み物を気にしたりしてくれて。
それを揶揄われて笑ったり。
とにかく楽しそうだ。
現役時代にはなかったから余計に楽しいのだろう。
私はそんなアイリを見つめ、同期たちを見つめ、小さく笑いつつ酒を飲む。
「つーかお前ら本当にくっ付いたんだなぁ!」
同期会の一人が私たちのことを言う。
私の階級を気にせず、友として接してくれるのはありがたいな。
「プロポーズの言葉はなんだったの!?」
「オリヴィエに限って気の利いた台詞吐けるかぁ!?」
などなど、私たちに興味を示し出した。
「えー、プロポーズの言葉ー?」
チラリとこちらを見てくるアイリ。
「それは私たちだけの秘密ー!」
「そうだな。お前だけに贈った言葉だからな」
程良く酔っているアイリに小さく笑むと、アイリはきょとん顔から次第に…。
「あれあれー?アイリ顔赤くなって来てるけど!」
「は!?酔ってるだけよ!」
「オリヴィエという甘美な酒に酔ってるってことだな」
「なにそれ私も飲みたい!」
「ダメに決まってるでしょ!」
ぎゃいぎゃいと騒ぎ散らして。
はしゃいでいるアイリを珍しく思う。
「あなたの嫁、すごく酔ってるんじゃない?」
「ん?飲みまくると言っていたからな」
サクラが私の隣に来た。
「忙しさが極まっていたからね、アイリは」
「あぁ。酔いに任せて大騒ぎだ」
私がそう言うと、サクラはアイリを見つめて。
「そう?アイリ、今も私たちのこと見てるよきっと」
と言った。
「なに?」
その言葉に私もアイリを見つめる。
「何を話してるのか、何をしているのか、手を出すか出さないか。そこら辺を気にしてると思う」
サクラはクスクスと笑って、私へ顔を近づけて。
「でもまぁ、油断してると食われちゃうわよ?アイリ」
耳元に唇を寄せて来て。
「ちゃんと守ってあげてね?アイリを」
アイリの嫉妬心を煽るかのように、私にしか聞こえない声でそう言った。
「当たり前だ。というか近い離れろ」
グイッと両頬を掴み顔を押し退ける。
「私の扱いひどくなーい?!」
アイリのほうへ泣き付いた。
「人妻が人の旦那に手を出さないでよね!」
アイリはサクラの背中を摩りながらもそう言った。
まったく…酔っ払いの相手は疲れるな…。
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