戦闘査定 オリヴィエ百合夢
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「…さっき…指鳴らしてないよな…」
小さく呟くクロノ。
再びアイリの分析をする。
氷の刀を錬成し直されたこと。
氷の刀から氷の銃へといつの間にか変わっていたこと。
氷の弾ではなく、水の弾を撃ってきたこと。
様々な事柄を頭の中で整理していく。
クロノは再度氷の刀を錬成し、右手に持つ。
「行きますよ」
「えぇ」
グッと力を込め、その場から動かずに刀を振り上げると。
無数の氷の棘がアイリへと襲い掛かった。
「そんな飛び道具にもなるのね。便利なことだわ」
パチンと指を鳴らし、右手を前に出せば崩れていく氷の棘。
「(また指を鳴らした。)」
やはり錬金術の発動条件は指を鳴らすことか?
先程のはただ聞こえなかっただけ?
思考を止めず、次々と攻撃して分析していく。
「…セイフォード少将、氷の錬成も出来るんですね」
「あいつは阿呆な頭をしているからな。」
クロノとアイリの攻防を見つつリザがそう呟くと、オリヴィエはどこか自慢気にそう答えた。
「……」
しかしロイは顎に手を添え、クロノ同様にアイリの分析をしている。
そもそも、自分やクロノのように錬成陣が描かれている軍手をしているわけでもないのに、なぜ指を鳴らすことで発動出来る?
手の甲に描いてある様子もない。
そしてたまに指を弾かずに錬金術を使っているようにも見える。
さらにクロノの刀を自分のものとしたことや、分解のスピード。
速すぎる。
「まさか…」
「大佐?」
「どうした?マスタング」
ロイはバッと立ち上がって。
「クロノ!!!気を付けろ!!!ノーモーションで錬金術を使ってくるぞ!!!」
そう叫んだ。
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「…さっき…指鳴らしてないよな…」
小さく呟くクロノ。
再びアイリの分析をする。
氷の刀を錬成し直されたこと。
氷の刀から氷の銃へといつの間にか変わっていたこと。
氷の弾ではなく、水の弾を撃ってきたこと。
様々な事柄を頭の中で整理していく。
クロノは再度氷の刀を錬成し、右手に持つ。
「行きますよ」
「えぇ」
グッと力を込め、その場から動かずに刀を振り上げると。
無数の氷の棘がアイリへと襲い掛かった。
「そんな飛び道具にもなるのね。便利なことだわ」
パチンと指を鳴らし、右手を前に出せば崩れていく氷の棘。
「(また指を鳴らした。)」
やはり錬金術の発動条件は指を鳴らすことか?
先程のはただ聞こえなかっただけ?
思考を止めず、次々と攻撃して分析していく。
「…セイフォード少将、氷の錬成も出来るんですね」
「あいつは阿呆な頭をしているからな。」
クロノとアイリの攻防を見つつリザがそう呟くと、オリヴィエはどこか自慢気にそう答えた。
「……」
しかしロイは顎に手を添え、クロノ同様にアイリの分析をしている。
そもそも、自分やクロノのように錬成陣が描かれている軍手をしているわけでもないのに、なぜ指を鳴らすことで発動出来る?
手の甲に描いてある様子もない。
そしてたまに指を弾かずに錬金術を使っているようにも見える。
さらにクロノの刀を自分のものとしたことや、分解のスピード。
速すぎる。
「まさか…」
「大佐?」
「どうした?マスタング」
ロイはバッと立ち上がって。
「クロノ!!!気を付けろ!!!ノーモーションで錬金術を使ってくるぞ!!!」
そう叫んだ。
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