戦闘査定 オリヴィエ百合夢
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「なるほど…セイフォード少将に1ヶ月も休まれるのは辛いと」
「1ヶ月も休まれたら中央司令部が崩壊するぞ!いいのかお前!」
ロイの執務室にて、リザはヒューズにコーヒーを出すと少し落ち着いた様子だ。
「あの方なしで機能しないなら、いっそ崩壊したほうがいいと思うがな」
回転椅子に座るロイがコーヒーを嗜みなが言う。
「ああ。少しは休んでいただいたほうがいいと思うぞ」
恐らくは国軍一忙しい人物だろうアイリを、ロイもクロノも労る。
「いやわかる、わかるんだよそれは。俺だって少し休んでいただきたいって思ってるんだよ」
ヒューズはため息を溢して。
「だけど、1ヶ月はダメだろ…。中央にいる将官たちが1ヶ月もまともに仕事すると思うか?溜まりに溜まって、休む前より忙しくなるに決まってる…」
そうならないためにも、1か月の有給休暇は阻止したい。
ヒューズは言う。
ロイとクロノは顔を見合わせる。
「ふむ。よし、ではクロノ。君がエントリーしたまえ」
「はぁ!?」
「お!!クロノやってくれるか!!」
ロイがそう言うと、クロノはコーヒーを吐き出してヒューズは立ち上がる。
「待て待て。なんで俺だよ。お前でもいいだろ、ロイ」
「私は女性を傷つけたくないからな。」
「俺だって一緒だよそんなの!」
ぎゃあぎゃあと3人で言い合っているのを黙って見てるリザ。
「(セイフォード少将とアルバート少佐の試合、見てみたいわね)」
なんて心の中で思っていたり。
実はリザはクロノに想いを寄せていた。
だからこそ、天剣の錬金術を駆使して戦う姿を見てみたいと。
「ロイの焔よりお前の天剣のほうが勝機あるだろ!」
「それは私に失礼だと思わないのかヒューズ!」
「なぁ頼むよクロノ!!お前だけが頼みの綱だ!!」
再びクロノにしがみ付き、オイオイと泣き出す。
クロノはため息を零して。
「……わかったよ」
両手を上げて降参ポーズをした。
「よっしゃああ!!さすがは友!!持つべきものは親友だよな!!よしエントリーは俺に任せとけ!!お前は勝つことだけを考えろ!いいな!頼んだぞクロノ!」
クロノが了承した途端まくし立てるように喋り出し、はははははと去って行ったヒューズに3人はきょとん顔。
「嵐のように来て嵐のように去ったな…」
クロノは再度ため息を零し、時計を見る。
「図書館まだ開いてるよな。今日はもう上がるよ」
「しばらくは缶詰か?」
「ああ。あの人の錬金術は厄介だからな。対策を練らんと」
じゃあお疲れさん、と執務室を出て行った。
「勝機はあるんでしょうか…」
「ん?まぁ、“雷鳴”にさえ気をつければ負けはないだろう」
悠長に構えている彼らだが。
後に知ることになる。
アイリの錬金術の恐ろしさを……。
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「なるほど…セイフォード少将に1ヶ月も休まれるのは辛いと」
「1ヶ月も休まれたら中央司令部が崩壊するぞ!いいのかお前!」
ロイの執務室にて、リザはヒューズにコーヒーを出すと少し落ち着いた様子だ。
「あの方なしで機能しないなら、いっそ崩壊したほうがいいと思うがな」
回転椅子に座るロイがコーヒーを嗜みなが言う。
「ああ。少しは休んでいただいたほうがいいと思うぞ」
恐らくは国軍一忙しい人物だろうアイリを、ロイもクロノも労る。
「いやわかる、わかるんだよそれは。俺だって少し休んでいただきたいって思ってるんだよ」
ヒューズはため息を溢して。
「だけど、1ヶ月はダメだろ…。中央にいる将官たちが1ヶ月もまともに仕事すると思うか?溜まりに溜まって、休む前より忙しくなるに決まってる…」
そうならないためにも、1か月の有給休暇は阻止したい。
ヒューズは言う。
ロイとクロノは顔を見合わせる。
「ふむ。よし、ではクロノ。君がエントリーしたまえ」
「はぁ!?」
「お!!クロノやってくれるか!!」
ロイがそう言うと、クロノはコーヒーを吐き出してヒューズは立ち上がる。
「待て待て。なんで俺だよ。お前でもいいだろ、ロイ」
「私は女性を傷つけたくないからな。」
「俺だって一緒だよそんなの!」
ぎゃあぎゃあと3人で言い合っているのを黙って見てるリザ。
「(セイフォード少将とアルバート少佐の試合、見てみたいわね)」
なんて心の中で思っていたり。
実はリザはクロノに想いを寄せていた。
だからこそ、天剣の錬金術を駆使して戦う姿を見てみたいと。
「ロイの焔よりお前の天剣のほうが勝機あるだろ!」
「それは私に失礼だと思わないのかヒューズ!」
「なぁ頼むよクロノ!!お前だけが頼みの綱だ!!」
再びクロノにしがみ付き、オイオイと泣き出す。
クロノはため息を零して。
「……わかったよ」
両手を上げて降参ポーズをした。
「よっしゃああ!!さすがは友!!持つべきものは親友だよな!!よしエントリーは俺に任せとけ!!お前は勝つことだけを考えろ!いいな!頼んだぞクロノ!」
クロノが了承した途端まくし立てるように喋り出し、はははははと去って行ったヒューズに3人はきょとん顔。
「嵐のように来て嵐のように去ったな…」
クロノは再度ため息を零し、時計を見る。
「図書館まだ開いてるよな。今日はもう上がるよ」
「しばらくは缶詰か?」
「ああ。あの人の錬金術は厄介だからな。対策を練らんと」
じゃあお疲れさん、と執務室を出て行った。
「勝機はあるんでしょうか…」
「ん?まぁ、“雷鳴”にさえ気をつければ負けはないだろう」
悠長に構えている彼らだが。
後に知ることになる。
アイリの錬金術の恐ろしさを……。
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