聖夜の奇跡 オリヴィエ百合夢
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「……」
世間は今クリスマスに浮かれているのか、赤と緑の飾り付けや煌びやかなイルミネーションに照らされている。
恋人同士は腕を組み肩を寄せ合い、うふふうふふと幸せそう。
「とりあえずリア充爆ぜてほしいわ」
「不穏当な発言は控えてください」
そんな中、セントラルシティの中央広場にてクリスマスのイベントの最中で。
警備を任されたアイリたちは軍服を纏い、そんなリア充たちを眺めて。
ボソリと囁いたアイリの言葉が、本日副官を務めてくれているリザに届いた。
クリスマスシーズンになると、他のポンコツ将官たちは早々と休暇を取り、お正月すぎまで海外に逃げる。
もちろんアイリも有休取るが。
なぜかアイリだけ受理されない。
アイリに休まれると仕事が片付かないためだ。
アイリはため息を零して。
「リザは?これから何か予定ないの?」
今日はこのイベントが終わればリザの業務は終わり。
だから本日の予定を聞けば。
「少将がまだ執務をこなすのでしたら、私もまだ終われませんよ」
上司が仕事をしているのに部下の自分が働かないわけにはいかない、と。
本当に引き抜こうか考えるアイリ。
「少将こそ、この後のご予定ないんですか?」
リザに問われ、アイリはきょとん顔を綺麗な笑みに変えて。
「仕事という名の予定がてんこ盛りよ」
と告げれば。
「寂しいクリスマスを一緒に過ごしましょう」
リザは苦笑を零しながら、そう言った…。
.
「……」
世間は今クリスマスに浮かれているのか、赤と緑の飾り付けや煌びやかなイルミネーションに照らされている。
恋人同士は腕を組み肩を寄せ合い、うふふうふふと幸せそう。
「とりあえずリア充爆ぜてほしいわ」
「不穏当な発言は控えてください」
そんな中、セントラルシティの中央広場にてクリスマスのイベントの最中で。
警備を任されたアイリたちは軍服を纏い、そんなリア充たちを眺めて。
ボソリと囁いたアイリの言葉が、本日副官を務めてくれているリザに届いた。
クリスマスシーズンになると、他のポンコツ将官たちは早々と休暇を取り、お正月すぎまで海外に逃げる。
もちろんアイリも有休取るが。
なぜかアイリだけ受理されない。
アイリに休まれると仕事が片付かないためだ。
アイリはため息を零して。
「リザは?これから何か予定ないの?」
今日はこのイベントが終わればリザの業務は終わり。
だから本日の予定を聞けば。
「少将がまだ執務をこなすのでしたら、私もまだ終われませんよ」
上司が仕事をしているのに部下の自分が働かないわけにはいかない、と。
本当に引き抜こうか考えるアイリ。
「少将こそ、この後のご予定ないんですか?」
リザに問われ、アイリはきょとん顔を綺麗な笑みに変えて。
「仕事という名の予定がてんこ盛りよ」
と告げれば。
「寂しいクリスマスを一緒に過ごしましょう」
リザは苦笑を零しながら、そう言った…。
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