風邪 リザさん百合夢
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「……コホッ」
退勤して、その足で病院へ。
時期的に風邪が流行していて、みんな咳をして具合が悪そう。
「ホークアイさん、どうぞ」
「はい」
少しして呼ばれ、診察室へ入る。
「珍しいですね、中尉が風邪なんて」
アイリさん繋がりでこの病院の先生と顔馴染みになった。
アイリさんは東部でも有名だから。
そんな有名な方の恋人ということで、必然的にね。
「特に寒かったなどはなかったんですが…なぜか引いてしまいました」
「疲れから来ることもありますからね。インフルエンザの検査もしておきましょう」
「はい、お願いします」
インフルエンザの検査もしたけれど、結果はただの風邪。
五日分の薬を処方してもらい、お会計を済ませる。
「……ふぅ」
体が辛くなってきたから、早く帰って薬を飲まないと。
こんなに体が辛くなるのはいつぶりだろう。
風邪を引くことは滅多にないから、前に引いたのはいつだったすら覚えていない。
「…こんな年末に何をしてるのよ…私は…」
寝正月決定じゃない…もう…。
「……ただいま」
「ワン!」
帰宅した頃には節々の痛みが出て来て。
ソファーに座ってしまえばもう怠くて動けない。
いえ、何か軽くでも食べて薬を飲まないと。
でも動きたくない。
少し横になりたい…。
「……クーン…」
様子のおかしい私に気づいたのか、ハヤテ号が心配そうに私に鼻を寄せてくる。
「…大丈夫よ」
ハヤテ号の頭を撫でて。
「…何か食べるものあったかしら…」
パンがあれば最高なんだけど、最近買った記憶がないから…。
「…あるわけないわよね…」
…こういう時、一人暮らしって不便だと感じてしまう。
「……アイリさんが居てくれれば…」
ご飯を作ってとお願い出来るし、眠るまで傍に居てと甘えられるのに。
会いたい。
すごく会いたい。
でも忙しさの極みだろうから会えない。
でも。
でも…。
「……寂しいです…アイリさん…」
弱っている時って本当に人肌が恋しくなるのね。
…いえ、弱っていなくても。
弱っていなくても。
会いたいです…アイリさん…。
.
「……コホッ」
退勤して、その足で病院へ。
時期的に風邪が流行していて、みんな咳をして具合が悪そう。
「ホークアイさん、どうぞ」
「はい」
少しして呼ばれ、診察室へ入る。
「珍しいですね、中尉が風邪なんて」
アイリさん繋がりでこの病院の先生と顔馴染みになった。
アイリさんは東部でも有名だから。
そんな有名な方の恋人ということで、必然的にね。
「特に寒かったなどはなかったんですが…なぜか引いてしまいました」
「疲れから来ることもありますからね。インフルエンザの検査もしておきましょう」
「はい、お願いします」
インフルエンザの検査もしたけれど、結果はただの風邪。
五日分の薬を処方してもらい、お会計を済ませる。
「……ふぅ」
体が辛くなってきたから、早く帰って薬を飲まないと。
こんなに体が辛くなるのはいつぶりだろう。
風邪を引くことは滅多にないから、前に引いたのはいつだったすら覚えていない。
「…こんな年末に何をしてるのよ…私は…」
寝正月決定じゃない…もう…。
「……ただいま」
「ワン!」
帰宅した頃には節々の痛みが出て来て。
ソファーに座ってしまえばもう怠くて動けない。
いえ、何か軽くでも食べて薬を飲まないと。
でも動きたくない。
少し横になりたい…。
「……クーン…」
様子のおかしい私に気づいたのか、ハヤテ号が心配そうに私に鼻を寄せてくる。
「…大丈夫よ」
ハヤテ号の頭を撫でて。
「…何か食べるものあったかしら…」
パンがあれば最高なんだけど、最近買った記憶がないから…。
「…あるわけないわよね…」
…こういう時、一人暮らしって不便だと感じてしまう。
「……アイリさんが居てくれれば…」
ご飯を作ってとお願い出来るし、眠るまで傍に居てと甘えられるのに。
会いたい。
すごく会いたい。
でも忙しさの極みだろうから会えない。
でも。
でも…。
「……寂しいです…アイリさん…」
弱っている時って本当に人肌が恋しくなるのね。
…いえ、弱っていなくても。
弱っていなくても。
会いたいです…アイリさん…。
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